



お寺から程なくして根津家に到着



透明「・・・で、でかい


さすが大地主

想像していたよりとんでもなくでかい家

透明&昴「

車から降りた私達は、すぐに異変に気づく

祖母「あの~


私達は、根津家の大きな家ではなく
家の前に広がる広大な畑に目を向けていた

透明「お母さん


祖母「えっ


農家の方用に建てたものです

今は、使っていないみたいですけど・・・。」
根津「・・・・・・。」
透明「(ネズミが最後に見た世界と重なる・・・。)
・・・あそこ、中見てもいいですか

祖母「は、はぁ、どうぞ

根津「ちょ、ちょっとまってください

透明「

根津「あ、あそこは、ちょっと・・・

昴「・・・あそこは見られちゃマズイ
わけだよね

根津「

祖母「


透明「根津さん

仕事なんですか

根津「


祖母「えっ


根津「・・・すみませんでした


透明さんの言うとおりです・・・。
地主というのも、管理会社みたいなもので、
害獣や害虫などが出た場合、それを駆除
しなければいけないんです・・・

透明「なるほど

ネズミ達を何故あの建物の中に

根津「い、いや



昴「供養もせずに放置か

根津「すみません



まさか、こんなことになるなんて

祖母「あ、明~っ

この後の惨劇は言うまでもないが、お母さん大ギレ

しばらくして・・・。
祖母「本当に、本当に申し訳ありません

透明「お母さん、そこまでにしましょう

今はそんなことより、ネズミ達の無念と
霊を鎮めてあの世に送ってやることが
先決ですから

祖母「は、はい

私は、畑の真ん中にある建物へ入る・・・。
透明「うっ


建物に入った瞬間



透明「・・・・・ひ、ひえ~っ


ここは、想像にお任せします・・・。
透明「苦しかっただろうに・・・

今、楽にしてあげるからね・・・。」
私は、除霊&供養の準備を始める・・・。
続く・・・。
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