



透明「青山さん


青山「おおっ

いるはずだよ

透明「了解~っ


青山「ヒソヒソ(透明くん、すまんね

透明「ヒソヒソ(いえいえ、こちらこそです

私と昴は、奥の部屋へ移動する・・・。
昴「・・・透明・・・。」
透明「んっ

昴「・・・ごめん・・・。」
透明「んっ


昴「いや

透明「ああ~っ


昴が言ってくれたおかげで
スッキリしたよ~

昴「お前


透明「全然

力がはいんなくなってきたから、
早く終わらせて
ご飯食べに行こうよ~~~っ


昴「・・・クスッ・・・。」
さて、連夜くんとご対面~~~~っ

私達は、連夜くんの待つ部屋に入る

部屋は薄暗く、障子をあけても光が
入りにくい・・・。
祖父「あっ


何卒よろしくお願いします

透明「ええ


取り敢ずお祖父様は皆さんのところで
待っていてください

祖父「は、はい

透明「さてと・・・。」
連夜くんは・・・っと・・・いたいた

部屋の隅で丸くなっている連夜くんを発見

透明「昴

昴「ああ




狐憑きと聞いて、皆さんは狐に取り憑かれている
ように思ってしまうかもしれませんが

本来、狐憑きというのは、動物霊が憑依
したモノを言い、小型か中型の動物が憑依した
場合に使う表現です

だからといって、簡単には祓えないのが憑依
というもの

ちなみに皆さんは、
取り憑きと憑依の違いわかりますか

これも説明しておきましょうね

本来、取り憑きというものは、本人の意識があり、
霊はあくまでも、その人の体を間借りしている
状態をいいます

しかし、憑依というものは、本人の意識を乗っ取り、
霊が体を得たような状態をいいます

これを聞いてもわかるように、霊が人に干渉した場合

厄介なのは憑依の方で、人から霊を剥がす作業で
本人の意識を覚醒させられるかがポイントとなります

今の状態では、本人の意識は深い位置に追い込まれ
封印されているような状態


無理矢理霊を剥がしてしまうと、本人の意志も
眠ったままの状態が続き、最悪は一生意識を
取り戻せない場合もあります

透明「さてと、どっから手をつけようか

さ~て



続く・・・。


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