



冴木「・・・・・・なるほど~

透明「・・・・・(苦笑)

さっきもそうだったが、また下見てる・・・。
顔を上げれば、周りをキョロキョロ

一体どうなってるんだ

冴木「貴方は、サラリーマンですか

透明「いいえ


冴木「なるほど


透明「

冴木「もともと貴方は、人に使われるタイプの
人間ではないですから、自立を考えた方が
成功しやすいはずです

透明「そうですか・・・。」
冴木「まあ、貴方の場合は人に使われるのが
苦手というか、上の人が使いにくい
タイプのようですからね

透明「

冴木「貴方は、自我が強すぎるんです

会社に所属するのが合わないのは
その為なんですが、それはそれで
悪いことではないんですよ

そういう人は、独自の考えをもって
行動した方が良い

だからこそ、自分で会社やお店を
開いて自分のやりたいように
仕事をして行ければ、浮き沈みは
あるにせよ、仕事が生き甲斐には
なりますからね

透明「は、はあ・・・。」
冴木「お仕事は、上手くいっていますか

透明「あははっ

のですが、あまり利益を追わないもので
いつもギリギリで・・・


冴木「なるほど~


貴方の場合、あまり商才は
無いですからね~

おいおい


さっき、成功しやすいって言ったじゃないか~


それに、身体は病み気味、人の気持ちに立てず
人には使いにくいと思われ、商才もない

ついでにモテナイって

一体どんなダメ人間っぷりだよ~



透明「どうすれば良いでしょう

冴木「そうですね・・・では、こうしましょう

しばらくの間、私が貴方のお仕事を
バックアップしますよ

先ずはひとつずつ、仕事で利益をしっかり
確保して、次にプライベートを充実させて
行きましょう

透明「ほ、本当ですか


冴木「任せてください

ところで、どうします

透明「

冴木「法人契約にしますか

個人契約にしましょうか

透明「け、契約ですか


冴木「はい

しっかりとした約束ごとを決めて
おかないと、動けないもので・・・。
こちらが詳しい内容です

机の下から紙を渡される・・・。
・・・・法人契約・・・月30万円

た、たけ~っ


冴木「私としては、法人契約の方が
月何回でも視てさしあげられるので
オススメですが

透明「す、少し考えさせてください


はぁ~

し、しかし凄いな~


チャッカリしてるというか

顧客確保をしてるんだ・・・

・・・・・いかん、いかん

感心してる場合じゃない

そろそろ、攻めに転じなければ

次回、いよいよ

偽透明先生と対決です

続く・・・。
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