

「トントン

タイ「失礼するよ~

坂戸「いや~


タイ「あんたが、電話の人

坂戸「はい


タイ「ふ~ん・・・

坂田「あっ



泰蔵さん


私達は事務所の奥へ通され、話を聞くことに

坂戸「あ、あの~



透明「あっ


タイ「こいつは、助手みたいなもんですから
気にしないでください

じょ、助手

こんな人の助手はゴメンだ

心の底から想う透明です・・・。
タイ「ところで


坂戸「はい・・・実は・・・。」
坂戸さんの話では、去年の2月に行われた公演で、
少し気味の悪い舞台を行ってから事故が多発するように
なったらしい・・・

初日は無事に舞台も終わり、意気揚々としていたらしいのだが、
次の日には、その舞台の役者さんが怪我をして、
代役を立て急場をしのぎ、3日目には、その監督さんが
脳卒中で倒れ、舞台が続けられる状態ではなくなったらしいのだ

その公演も終わり、違う劇団やプロダクションが
この劇場を使う度に、不慮の事故や事件など
様々なことが相次ぎ、中には

舞台中に急死した方もいるとのこと・・・。
タイ「そ、そりゃ~ひで~な~


坂戸「はい・・・スタッフも気味悪がって辞めていく者も相次ぎ

今では半分のスタッフで何とかまわしていっている状態で・・・。」
透明「と言うことは、今でも劇場で公演される方も
いるんですか

坂戸「いえ


講演会やフリーマーケットとか色々です・・・。」
タイ「た、大変だな~


透明「そういう催し物とかは、問題ないんですか

坂戸「はい

喜ばれています

透明「なるほど~・・・。」
・・・・・しかし、何だか引っかかる・・・。
透明「坂戸さん


坂戸「は、はい


私達は坂戸さんの案内で、舞台の方へまわってみる

「カリ・・・カリ・・・カリッ・・・。」
透明「ふ~ん・・・今度はヤケにハッキリ聞こえて
きたじゃないか・・・。」
タイ「

坂戸「

私の耳に響く音、劇場関連の事故、公演された舞台
謎が謎を呼ぶ展開

次回


続く・・・。
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