オフの日・4-10
30分後・・・
タイ「おお~ どうだ 終わったか」
透明「・・・・・。」
六羽「・・・・・。」
タイ「んっ 何だ 終わってね~のか」
透明「とっくに終わってるよ
タイさん アイス食べて来たね」
タイ「えっ・・・何でわかった」
透明「・・・くち」
タイ「クチ」
透明「はぁ~ 口元に白いのついてるよ」
タイ「な、なんでえ~ い、いいだろうが」
透明「いいんじゃない そのまま家に帰れば」
タイ「くっ お、おうそのまま帰ってやら~」
こ、このジジイ 本当に口元拭かないつもりか
坂戸「す、すみません」
透明「坂戸さんは、無理矢理連れて行かれたような
ものですから、気にしないでください」
タイ「っで おわったんかよ」
透明「解読までは終わったけど、誰かさんが来ないと
除去は出来ないから待ってたんですけど」
タイ「なんでい俺がいないと何にも出来ないのか」
透明「・・・坂戸さんマイクを出してもらえますか
出来れば大音量の状態で使いたいんですが」
坂戸「は、はい 用意します」
タイ「・・・・・。」
透明「さてと、六羽 始めるよ」
六羽「ム~ゥ」
タイ「・・・・・。」
妖怪・クチ白ジジイは放っておいて
私は、舞台の真ん中からやや右の方に立つ
坂戸さんがマイクを用意して持ってきてくれた
透明「坂戸さんは、あそこの爺さんを連れて
ロビーで待機しててください
かなり五月蠅いと思うので、出来れば
始まったら耳を塞いでおいた方が良いかも
しれません」
坂戸「は、はい わかりました」
坂戸さんは、タイさんを連れ、ロビーに退避する
透明「六羽 ここからの反射で全て当たる」
六羽「コクコク」
透明「それじゃあ、共鳴し始めたら破壊していってくれるかな」
六羽「ムゥ」
透明「よし 始めようか」
私は思いっ切り息を吸い込む
次の瞬間 マイクの音が割れんばかりに
声を出し始める
透明「おぉぉぉぉぉ~~~~~~
んんんん~~~~
さぁぁぁぁぁ~~~~~~
んんんん~~~~
かかか~~~~~~っ」
六羽「ム~~~~~~~ウ~~~~~
カリカリカリカリガリガリガリガリ」
私の声に合わせて六羽も言霊を除去し始める
大気が震え 劇場自体も震えているようだ
声の反響と共にへばり付いた言霊も徐々に
剥がれはじめる
剥がれゆるんだ言霊を六羽が破壊してゆく
ひとつ・・・ふたつ・・・みっつ・・・よっつ・・・
全ての除去が終了した頃には、私の息も絶え絶えで
座り込んでしまった
透明「はあはあはあはあはあはあはあはあ・・・。」
六羽「ム~ゥ」
透明「はあはあ、六羽、はあはあ、大丈夫だよ
はあはあはあはあ、お疲れ様、はあはあはあ
ありがとうねはあはあはあはあ・・・。」
六羽「ムゥ」
透明「はあはあ、六羽、はあはあはあはあ、疲れたろ~
もう、休んでていいよはあはあはあはあ・・・。」
六羽は一仕事終え、満足そうに私の耳元に帰ってゆく
声が止み、ロビーに退避していた坂戸さんと妖怪・クチ白が
こちらを覗き込んでいる
タイ「お~い 終わったのか~」
私は、右手を挙げて応える
何とか終了である・・・。
さてさて、もう少し時間があるので、
残りのオフの日を楽しんでみようかな
今回の記事の最後に、皆さんに役立つ御守りレシピも
用意してあるので、楽しみにしていてくださいね
それでは、もう少しオフの日にお付き合いください
続く・・・。
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透明「・・・・・。」
六羽「・・・・・。」
タイ「んっ 何だ 終わってね~のか」
透明「とっくに終わってるよ
タイさん アイス食べて来たね」
タイ「えっ・・・何でわかった」
透明「・・・くち」
タイ「クチ」
透明「はぁ~ 口元に白いのついてるよ」
タイ「な、なんでえ~ い、いいだろうが」
透明「いいんじゃない そのまま家に帰れば」
タイ「くっ お、おうそのまま帰ってやら~」
こ、このジジイ 本当に口元拭かないつもりか
坂戸「す、すみません」
透明「坂戸さんは、無理矢理連れて行かれたような
ものですから、気にしないでください」
タイ「っで おわったんかよ」
透明「解読までは終わったけど、誰かさんが来ないと
除去は出来ないから待ってたんですけど」
タイ「なんでい俺がいないと何にも出来ないのか」
透明「・・・坂戸さんマイクを出してもらえますか
出来れば大音量の状態で使いたいんですが」
坂戸「は、はい 用意します」
タイ「・・・・・。」
透明「さてと、六羽 始めるよ」
六羽「ム~ゥ」
タイ「・・・・・。」
妖怪・クチ白ジジイは放っておいて
私は、舞台の真ん中からやや右の方に立つ
坂戸さんがマイクを用意して持ってきてくれた
透明「坂戸さんは、あそこの爺さんを連れて
ロビーで待機しててください
かなり五月蠅いと思うので、出来れば
始まったら耳を塞いでおいた方が良いかも
しれません」
坂戸「は、はい わかりました」
坂戸さんは、タイさんを連れ、ロビーに退避する
透明「六羽 ここからの反射で全て当たる」
六羽「コクコク」
透明「それじゃあ、共鳴し始めたら破壊していってくれるかな」
六羽「ムゥ」
透明「よし 始めようか」
私は思いっ切り息を吸い込む
次の瞬間 マイクの音が割れんばかりに
声を出し始める
透明「おぉぉぉぉぉ~~~~~~
んんんん~~~~
さぁぁぁぁぁ~~~~~~
んんんん~~~~
かかか~~~~~~っ」
六羽「ム~~~~~~~ウ~~~~~
カリカリカリカリガリガリガリガリ」
私の声に合わせて六羽も言霊を除去し始める
大気が震え 劇場自体も震えているようだ
声の反響と共にへばり付いた言霊も徐々に
剥がれはじめる
剥がれゆるんだ言霊を六羽が破壊してゆく
ひとつ・・・ふたつ・・・みっつ・・・よっつ・・・
全ての除去が終了した頃には、私の息も絶え絶えで
座り込んでしまった
透明「はあはあはあはあはあはあはあはあ・・・。」
六羽「ム~ゥ」
透明「はあはあ、六羽、はあはあ、大丈夫だよ
はあはあはあはあ、お疲れ様、はあはあはあ
ありがとうねはあはあはあはあ・・・。」
六羽「ムゥ」
透明「はあはあ、六羽、はあはあはあはあ、疲れたろ~
もう、休んでていいよはあはあはあはあ・・・。」
六羽は一仕事終え、満足そうに私の耳元に帰ってゆく
声が止み、ロビーに退避していた坂戸さんと妖怪・クチ白が
こちらを覗き込んでいる
タイ「お~い 終わったのか~」
私は、右手を挙げて応える
何とか終了である・・・。
さてさて、もう少し時間があるので、
残りのオフの日を楽しんでみようかな
今回の記事の最後に、皆さんに役立つ御守りレシピも
用意してあるので、楽しみにしていてくださいね
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