


「ざば~~~ん

透明「ほへ~っっっ



(はぁ~



こんにちは、透明で~す

今回は、私の入浴シ~ンから~


(見たくね~っ



し、失礼しました

私が今どこに居るかと言うと

京都の嵐山にある旅館に来ていま~す

っと、言っても仕事なんですけどね~


今回は、ここの大女将である時雨(しぐれ)さん
からの依頼で、一泊ご招待なので~す


透明「は~っ


・・・・・・あれっ

風呂から上がり、ホカホカ先生になった私は、
ある異変に気づく

透明「ふ、服が・・・無い

え~っ


落ち着け~



私は、記憶を探りながらもう一度着替えを置いた場所を
確認する

透明「・・・ここだよな~


・・・



間違いなくこの場所に置いておいた服が、何故か
反対側にある・・・。
透明「・・・・・も、もしや

・・・仕事疲れで、呆けたかな~っ


私は何の疑問ももたず、もってきた作務衣に着替え
部屋に向かう


長い廊下を歩いていると、遠くの方で
誰かが走っている・・・。
「どすどすどすどす


透明「・・・・・。」
(で、でかい


私の目の前で、私よりもかなり割腹の良い仲居さんが
走っている・・・


「どすどすどすどす

透明「あれっ

何故か

立ちはだかった


仲居「あんた


もう支度始まってるのよ

早く来なさい

透明「いててっ


仲居さんに腕をムンズッとつかまれた私は、
なかば引きずられるようにして、何処かに連れてゆかれる




な、なんだ~



しばらくして、見慣れない場所に放りこまれた私は、
そこが厨房だと気がつく

仲居「みつけたよ~


透明「・・・新人


板前「おい


早く洗い場にいけ

ぐずぐずするんじゃね~

透明「は、はい


何だか知らないが、洗い場で皿を洗っている私・・・。
も、もしかして


調理場の板前さん達は皆、同じような作務衣を着ている


透明「あ、あの~

板前「口動かす暇があったら、手を動かせ

透明「は、はい


は~っ

本当にあるんだな~


(ちなみに、ノンフィクションです

30分経過・・・。
続く・・・。
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓


にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所

