

さてさて、JKさんですが

あれから何やらず~と一人でシャベリたおしている。
正直 う、うざい・・・

彼が言うには

自分はこの世に神の教えを広める為に生まれて来たらしいです・・・
はぁ~

二十歳の時、霊感

「あなたは、神様に守られているから、
神様の教えを沢山の人に伝えていかなくてはならない

と言われたらしく、それから自分の使命に気付いたらしい

いったいどういうつもりで、そんなこと言ったんだか

こんな若者の人生曲げさせて

そして、もう一つ困った事がある


私の仕事場は、看板も出していなければ宣伝もしていないので、
普通に外から見ても占いをしている所には、見えないはず

それなのに彼がここにたどり着いたのは

彼を守っている守護霊さんが

さっきからJKさんと共にシャベリたおしている

・・・う、うるさい


どうやら守護霊さんとしては、そんな使命は無いから、
まともに自分の人生を歩けるように導いてやって欲しい
とのことなのだが

聞き取りづらいから勘弁して欲しい・・・


そんなわけで、前回の冒頭を私のリアルタイムで聞くと

JK「ようするに、世界とは神が与えた幸福の卵で
その上で人は生活をしているんです。」
遅れること、二秒・・・。
守護「どんな根拠でそんな空論を言っているんだ!
いつもこんな事を言っていて、
周りに相手にされないんです

最後の方は、重なっていて聞き取りにくい・・・

透明「う~ん・・・。」
JK「わかって頂けたかな

守護「何を偉そうに

この前なんて動物園の熊の檻の前で、
その話を一人でしていたくせに

透明「う~~~~ん・・・

ね


取り敢ず埒があかないので、守護霊さんに
「まあ、出来る範疇で何とかするから、見ていて下さい

と伝え、黙ってもらった

JK「ところであなたは、僕を守っている人がわかりますか

透明「どきっ

おいおい、タイムリー過ぎだろう

一瞬見えてんのかと思っちゃったよ

透明「一応わかるよ


彼の守護霊は、犬で、もちろん人の言葉を話す

大体の人は自分の先祖なのだが、
まれに守れる先祖がいない時は、
他の動物や先祖と関係のある人が守護をしてくれることもある。
最近では、よく見る光景だ

JK「そ~~~なんです

透明「




JKさん、なにやら紙をカバンから出して、
絵を描いて私に見せてきた

JK「あなたの言う通り、僕の後ろには右手に大日如来

左手には阿修羅がついているんです

いや~



JK「彼らは、僕が神の教えを広める為に後ろで、
その補佐をしているんです

おいおい、ずいぶん偉い所まで行っちゃったな~

それに、大日如来や阿修羅は、
神様じゃなくて仏様だし・・・やれやれ


そんなこんなで、JKさんのマイワールドは続いていくのですが、
さて!どうやって方向転換していくか

次回も飽きずに見て下さいね

続く・・・。