しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

さあ、これからだ

2011-10-31 15:43:25 | news

先週の金曜日、「宮古島市景観計画ガイドライン(案)策定委員会」の第3回委員会が開かれ、最終案がまとまりました。

       

当初の自分の目標は、宮古島らしさの表現をどう導くかという事でしたが、海岸部の公共事業を市民に伝えるためにこのガイドラインを利用する路線へと途中で乗換えました。

当初の目標は、あまりにも範囲が広すぎて漠として、この柔軟すぎるガイドラインの中で考えてもしょうがないとわかりました。

次の路線は、民間の建物、工作物だけを対象とするのでなく、公共工事においても同様に対象とすべきという路線で、あの「たーけの海中公園」のような公共事業を計画段階から人目に触れさせるという目的をもっています。

結果、海岸部の公共事業建築物はすべて通知対象となり、工作物は一定の規模以上のものが通知対象となる最終案となりました。

次の目標は、景観計画審議会で工作物も計画段階から通知対象とする事です。通知なく、いきなり工事完成図が公表されるよりは進歩です。

その為の次の行動は、景観計画審議会委員になることです。

また、長生きする理由ができた。

この委員会、3千円の謝金をいただけるのですが、委員会後の懇親会(もちろんオトーリつき)が毎回開かれて、その参加費が3千円。真面目に出席すると帰りの交通費がマイナス。2次会に行くとさらにマイナス。

地域振興も辛いものです。


ニガイのよ

2011-10-27 17:00:33 | ウタキのうわさばなす

宮古警察署の前に集合した宮古島まもる君達。

暴行を受けたのは2体だったはずなのに、何故か1体増えて、もともと勤務していた1体と新人まる子ちゃんと合わせて5体も並んでおります。

怪我のリハビリをしながら次の勤務地指示を待っている2体の横にいる1体はどこから来たのでしょうか。

探し出しました。市の北部西原にある西部小学校前に勤務していたまもる君でありました。

        

台座の低いのがそのまもる君です。今度の勤務地が、人の目につきやすく、できるだけたくさんの人に守られている場所であることを祈ります。

まもる君を守りたいまさる君の切なる願いであります。

さて、このまもる君が勤務していた西原という土地にちょっとした問題が起きています。

18世紀末、薩摩の支配下の琉球王朝からやってきた検使は、島のいたるところで行われているウタキ籠りや祝い事、ウタキ掃除と称しての飲み食い等の多さに目を見張り、これらを禁止する規模帳と呼ばれるものを令達しました。

それから400年近くたった今でも年間50以上のニガイ(願い)行事があり、それを執行する人の不足が心配されています。

西原集落では、これに携わる女性は「ニガインマ」と呼ばれ、47歳から56歳までの10年間、50近い行事の準備を入れて年間120日近く関わることになるのです。

大家族時代の家事を皆で分担していた頃に比べ、共働きの増加や晩婚、世代別居等、なり手を減らす要因ばかりが増え、来年になると5人必要なニガイ行事の運営に2人しかいなくなるというのです。

おりしも島では小学校統廃合の問題で揺れています。ここの西部小学校も他の3校と統合の計画があります。

小学校が無くなると地域活動のエネルギーが低下することは事実だと思います。

西部小学校に勤務していたまもる君もそんな地域の実情にいや気がさしたのでしょうか。

島の人口自然増に寄与できないもどかしさをニガイ思いで見るしかないのかねぇ。


やれやれプロジェクトのその後

2011-10-24 16:34:34 | しらべもの

珍しく多忙な日々がこの1週間続き、健康一杯です。

島田紳助引退で9月25日をもって閉鎖した民宿「夢来人」。

以来、1ケ月が経とうとしておりますがどーなっているでしょう。

建物の看板ははずされ、借地だった民宿の土地も持ち主に返されて、畑や進入路はもとのキビ畑に還っています。

        

牛やヤギは引き取られ、今はネームプレートだけが残っている牛舎が名残をとどめています。

        

周辺には、ここに来るナイチャーをあてこんだ飲食施設がまだ営業しています。実際、モノ好きな観光客や爺のような冷やかしジモティーが結構来ています。

        

駐車場の名前だけがここに「民宿 夢来人」があったことを伝えています。

結局は、どんな観光施設も地元ががんばって血と汗と涙を流さないと永くは続かないという事ですね。

でも宮古の人はすぐ飛びついてすぐ飽きるか、じっと見ていて人が成功すると跳びつくかなんですなぁ。

 

素敵なCDを紹介します。あくまで遠慮した三線と沖縄旋律に媚びていないピアノののコラボが新しい沖縄音楽を作り出しています。と思います。

八重山の歌手「新良幸人(あら ゆきと)」とピアニスト「サトウユウ子」の「浄夜」というアルバムです。

           

唄の意味さえわからない島ん中ヌ宝でも感動のアルバムです。是非是非一度。


朝のユンタク

2011-10-18 17:17:51 | 生き物達

ピロリ菌の除菌投薬も終わり、沖縄那覇での頭の保養も済んで、今年もあと2ケ月あまり。

11月11日には撃退結果確認UBT(尿素呼気試験)を受けてピロリ菌育成も終わるはずです。

今回の那覇でのお買い物の目玉はユニクロと村上龍「心はあなたのもとに」購入で、「半島を出よ」以来の龍本でありました。

Amazonで買うのも、御取り寄せも便利ですが、やはり本は本屋で立ち読みして探しながら買うのがベストですよね。

村上君は結構はずすことも多いので、書評だけでの判断はバクチです。

通勤時間が5分となってこの時間に本を読めなくなったのは読書量に結構影響を及ぼしておりますなあ。

 

そんな日々の出勤前、近所のおばァが朝の散歩の途中、我が家の庭の低いブロックに傷ついた羽根を休めておりました。

するとそこへやはり年老いたチビがやってきて、ユンタクしはじめました。

      

「ひまでひまでたまらんわねえ」

「こうやって外を歩いてもすぐ疲れるし。こんだけ疲れてもまだ朝だし。おまえはいいさぁ、あちこち歩けるから。年の割に元気だねぇ」

「いやいや、最近の若犬にはこまったもんさ。別荘にしていたこの駐車場は追い出されるし、お休み処が限られてくるわさね」

「この辺もナイチャーが多くなって夜も騒がしくなってきたねぇ」

「やべー、噂をすればやってきたがよ。トラが。ほな帰るよ」

     

「やれやれ、あんたも若いもんに追われる身かね。ぱんも長いことないからねぇ」

この微妙な距離感は、トラの年長者に対するリスペクトなのか単なるネグレクトなのか。

身につまされる朝のひと時でありました。


この人に乳児をあずけるな!

2011-10-13 09:49:45 | 怪談ばなす

爺はこれから沖縄へ向かいます。

久しぶりにヒールのついた靴をはいているオネーちゃんを見られることや、手の届かないところにまで書棚のある本屋に行ける期待でワクワクしています。

さて、最近変な写真が送られてきました。

何をやってるのアンジェラ・アキさん!

        

というには年輪を巻きすぎていますが、乳児の抱き方おかしくない?

イナバウアー?

この方先日、めでたく入籍された方でどーしても単独でブログ更新に登場したいそうなので涙をのんでアップします。

というわけで行ってきます。