しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

祝 ブログ開設5,000日!

2023-03-29 17:43:28 | ご近所

本日ブログ開設5,000日を迎えました。

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延べ40万以上の方がここにアクセスしていただいたとは身に余る光栄にございます。

更新数はカウントしていませんが、毎日平均80人の方が覗きに来ていただいているなんてことを今知って背中をざわつかせております。

日常のよしなしごとを気ままに伝えているだけですが、アクセスいただいている皆様に感謝申し上げるとともに次のステージ?をめざしたいと思っておりますのでよろしくお付き合いください。

本日は勤務先を中心に100歩以内から見える景色の変化をお知らせしておきます。

画期的な変化は土地利用と都市化と商いの変化です。

      

これは目の前の交差点の南側を見たものですが、3年前まで原野だった土地が開墾整地されステーキハウスとパームタウンという飲食店街が誕生しました。正面駐車場の先が宮古牛を提供する「ユキシオステーキ」のお店。

      

その向こうにはパームタウンと称しているブルーシールアイスクリームなどを販売している飲食街。

      

その向いにある青い建物はその昔「蔵」という島料理を提供していた居酒屋の後にできたカフェ。

「蔵」はここから800mほど離れた自宅で予約客だけを受け入れるお店で営業を続けています。

その他葬儀屋がコロナ禍で閉所し、完全予約制フラワーアトリエに返信したり高級車だけを扱うレンタカー会社ができたり

      

手前からBMW、ベンツ、レクサス、すべて同じナンバー8080を持つレンタカーなのです。

インフラの一番の変化は街路から電柱がなくなったことでしょうか。

     

てなことでこの5, 000日の間に大きな変化を遂げた勤務先周辺ですが、経済的には観光業の収益が島に落ちないため市民の所得は伸びず良い状態とは言えないようです。

     

この景色だけが慰めでしょうか。

これからもよろしくお付き合いくださいませませ。


ついに現る自粛自警団

2021-08-31 13:46:30 | ご近所

今月はコロナ禍にかまけてニュースのアップが本日の一件のみ。

なのに、平均して1日60回もアクセスがあり心苦しくまた、ありがたきことよと天を仰いでおります。

さて、全国ワーストの沖縄県新型コロナ感染者数。

宮古島市の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は、その沖縄県を上回る329.5人。(沖縄県は304.8人)

実際の感染者数は、市の人口5万人ちょいですからだいたい1週間で160人ほどです。

知事や市長の再三にわたる来島自粛のお願いもむなしく、夏休み中の予約を入れキャンセルを拒んだらしい家族連れを中心に、コロナ禍なの?という賑わいを見せておりました。

この週末から月曜日にかけては減少傾向にありますが、自宅療養中、入院調整中が300人ほどおりじわじわとわが身に迫ってきている感が否めません。

そんな中、島内の公共管理の観光施設は海浜を中心に封鎖措置が取られており、チェーンが張られ駐車場利用もできなくなっております。

          

付近の道路も路上駐車規制のコーンがおかれています。

          

さてそんな中、伊良部大橋の宮古島側にはこんな立看が。

   

「協力のお願い」として「島の医療は脆弱です。不要不急の入島自粛」とあります。設置者は「伊良部島守り隊」だそうですが、どんな団体かは不明です。沖縄県管理の道路ですが道路占用許可もとられていないらしく今日の午後にも撤去の憂き目?       

          

駐車規制中のビーチ。さすがに人影は3人だけ。

それでも自然はそのままに、島の生活は続いています。見えない出口をめざして。


我が家を取り巻くNO密な世界

2021-04-01 15:45:54 | ご近所

今日から4月。

県内では昨日、2ヶ月ぶりに100人を超える新型コロナウイルス感染者が確認されました。

この1ヶ月の感染者の特徴は、親戚が集まっての会食、ガールズバー、学生の飲み会などの集団感染の増加ですが、いわゆる「まん防」の適用について知事は慎重に判断するというております。

宮古島では昨日一人の新規感染が確認され、入院中9名、宿泊施設療養中4名、入院調整中1名という状況ですが、LCCの運航再開や本土直行便の再開などで旅行者の増加が目立っております。

そんな中、我が家はひっそりと密を避けて暮らしておりますが、周辺住宅に異変が!

我が家に隣接・近接する古民家4軒の住人が先月までに次々と転居してしまったのでございます。

状況をグーグルアースで説明致します。

      

丸で囲んだ家屋が現在空き家になってしまいました。我が家は扇の要のように見えますが、四面楚歌とも言えます。

このうち2件は市内にある別の住宅への転居。2件は賃貸していた家主からの退去通告を受け、やむなく転居したもの。

何ということでしょう、NO密を通り越して孤立状態になっております。

この4軒いずれもが築年数からいっても、屋内の利用環境からいっても建て替えなければならない状況にあり、放置されても厄介なことになりそうです。

新しい出会いに期待しよっか。


間違い探し

2018-02-28 17:13:01 | ご近所

わーっ、もう2月も終わる。

今月の更新は2回しかできなかった。

寒かったからなぁ。

お話変わって

築12年の住宅。

最近壁の汚れが立ち、コンクリートの躯体にひび割れやサビ汁、LANAIの手すりや床が台風で飛んじまったりして屋上の防水も気になるし

というわけでリフォームします。

目的は「屋上・外壁防水塗装で安心生活の確保」「LANAIの手すりと床板を樹脂木にして耐候性を高め管理に係る労働力の軽減」「南側の雨戸のない窓に雨戸を設置し台風時にサッシに新聞紙を詰めるという昭和な対策からの脱却」

なのです。

その他、浴室や洗面室など細かなところがありますが、概ね上の内容です。

工事の経過は、面白いところを見つけたら報告しますね。

そこでこの二つの画像の違うところを探してみてください。4つあります。

撮影時刻違うのは除きます。

 

現在は、防塵シートがかけられて建物は見えません。現状の最後の姿です。

カラーリングは大幅に変えました。お楽しみに。


宮古島と石垣

2017-06-01 17:42:43 | ご近所

宮古島と石垣島を比べようという企画ではありません。

宮古島(のみならず沖縄県全体ですが)に現存する貴重な石垣の話です。

島には有り余るほどの琉球石灰岩があり、表土を3mも除くとゴロゴロと出てきます。

この琉球石灰岩を活用する石造文化が現れ、主に飲み水の井戸や住宅の周りに「屋敷囲い石垣」として建造される石積み技術が発展しました。

市内大浦という地区には、この屋敷囲い石垣が3種類みられる屋敷が現存しており、保存されています。

その3種類とは

【のずらづみ:野面積み】加工していない野石をそのまま積み上げるもので、石同士がかみ合っていないが適当に積み上げられるので今でも普通にみられる技法であります。これで崩れないのは沖縄には大きな地震がなかったことによるかもしれません。

【あいかたづみ:相方積み】野石の一つ一つを多角形に加工して石同士に隙間がなく積み上げる技法です。多角形の意思の形が亀の甲にも見えるので「亀甲積み」ともよばれます。

この屋敷には、この二つの技法が角を境に両方使われているという珍しい屋敷囲いがあります。

   

この角を境に左側が「野面積み」右側が「相方積み」になっています。右の画像は相方積みです。

これが屋敷の2方を囲み、残る一方には、一部ですが違う積み方の囲いがあります。

    

【ぬのずみ:布積み】野石を方形に整形し、石の上辺を一直線になるように並べた技法です。

何故この3種類を並べたのか、いつ作られたのかは判っていないようです。

特に、最後の布積みは、この屋敷のから15キロも離れている比嘉集落で多く見られる技法で、当時どんな交流があったのか興味深いところです。が、これ以上は突っ込みません。島の人はあまりこういうことに興味がないようで、なぜ知りたいか?と突っ込み返されるのがオチです。

そして最近は、圃場整備の雨水を溜める調整池と呼ばれる池の護岸にも相方積みの技法が使われていますが

   

野面と相方の中間のような別物のような。上の文化とはかけ離れているような。