しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

宮古空港だけのジンベエTUG車

2013-07-31 17:57:07 | オブジェ動物編

2月15日にご紹介した、JTAと美ら海水族館のコラボ「ジンベイジェット」

宮古空港のエプロンで活躍するけん引車(TUG車)もジンベイ模様になりました。

JTA宮古空港所の職員がサビ対策の塗装を青でやってみたところ、意外とかわゆくジンベイっぽくなったということで現在は宮古空港にのみ生息。

運転席の外にはコバンザメもしっかりくっついてなかなか微笑ましい。

DJポリスといい、航空会社スタッフといい、組織の中で自由度を広げていくのを見ると本当にうれしくなります。

みんな頑張れ!!!!


なます

2011-08-10 17:05:50 | オブジェ動物編

 

不戦敗の屈辱からはすぐに脱し、岡山からのお客さんには何とか2日間ダイビングしてもらい、お盆を迎える爺であります。

巷のお店では旧盆準備セールと称して売り出しが始まっておりますが、台風で定期貨物船が欠航した際はものの見事に青物野菜、冷凍食品、乳製品が棚から消え、さらに漁に出られないため魚類も消えて、閉店かと思われる程でした。

島の遠洋漁業といえばカツオとマグロ漁ですが、中でもカツオ漁は意外と遅く1906年に始まりました。

宮古島の北にある池間島は昔からカツオ漁が盛んで、1950年代には14隻の船に450人の漁師が乗り込んでいたといわれます。

450人がどれくらいすごいかといえば、池間島の平成21年12月末の人口が313人だっちゅうぐらいすごいんです。

この池間の漁港のそばの公園に宮古島お馴染みの動物オブジェがあったのを忘れておりました。

      

立派なカツオじゃござんせんか。ここの地のカツオは当然なまで食します。たたきはありません。うまいです。

      

さて、島では魚の刺身のことをナマスという人たちがいます。わさびが手に入らなかったためでしょうか、御刺身は酢で食していたことから名づけられたのでしょう。今でもわさびを使わない人、結構います。

島の民謡に「ナマスのグウ(ナマスヌグウ)」という歌があります。「刺身のつま」という意味です。

内容は、刺身のつまには赤シソが良い、シソを置くには貝の皿、それをつまむにゃ白い箸.........とどんどん、話がそれて卑猥な方面へと雪崩打つという事らしく、そのあとは教えてもらえません。男女同席の宴席などで掛け合いで歌い盛り上がる、ひと昔前ならば「銀恋」最近だと「愛日」のでしょうか。

話がどんどんそれていってしまいましたが、また新しい探究テーマができたようです。


いよいよネタぎれ

2010-07-30 16:29:25 | オブジェ動物編
宮古島のオブジェ動物編もいよいよネタ切れで、いまのところこれが最後のストック。

ところは、農道橋日本最長の来間大橋でつながっている来間島の竜宮展望台。

そのふもとに何の案内もなく、簡単に見過ごしてしまう石垣がありその門に当たるところに鎮座しているのがこれ。

          


        

魚がしっかり 阿吽(あ・うん)しています。

まったくもってこの島は、誰がどんな遊び心で作ったのか守護獣として意味を持っているのか不明のオブジェが多いのでありますよ。

いよいよ8月。皆様夏にご用心。




サシバの展望台

2010-07-21 17:47:06 | オブジェ動物編
お隣の島伊良部島との間には、3年後に「たーけの橋」といわれかねない橋が建設中ですがその橋のすぐ上の島の最高点に「牧山展望台」といわれる場所があります。

     

手前の護岸は伊良部大橋の伊良部側海中道路といわれているところで、ここまでは橋ではなく土を盛って作っています。

この展望台も渡り鳥サシバの巨大なオブジェになっていて、我が家からも白い建造物がはっきりわかります。

     

この2枚の写真を見てわかるように、展望台の下には断層があり、ほぼ垂直に落ち込んでいます。この断層は南東に宮古島まで伸び、我が家の前を通っているのです。

さらに、伊良部大橋はこの断層の縁に並行し、宮古島側取り付け部では横切っています。

宮古島にはこの断層帯のほかもう1本の断層帯があり、先日は、この断層に沿って地震の起きる可能性が指摘されM7.2程度の地震の発生が推定されることが発表されました。(地震調査研究推進本部)

東海東南海南海地震からは逃れられたと思ったけどトホホな宮古島であったのだ。

宮古石垣への陸自配備の動きといい、きな臭くなってきたぞの離島暮らしであるのである。

オブジェの話であった。展望台は登り口から見るとこんな形。

     

地に降りた牛

2010-07-16 11:35:54 | オブジェ動物編
久しぶりの宮古島オブジェ。

ここは「インギャーマリンガーデン」なる太平洋を望む入江。

そのそばにある「うがん山」の展望台にあるあずまやの屋根に、かつては牛がのっておりました。

    

この写真は昨年10月に開催された「なりやまあやぐ」というお祭りのための特設ステージの様子。

当日は雨模様で見に行く事を回避したため、今年こそとねらっている祭りのひとつです。

この展望台、この後取り壊され、新しい展望台が建設されました。

    

それで屋根の上の牛はどこへ行ったかというと

    

展望台脇の山上に逃げ出さないよう足をコンクリートで固められて日夜海を眺めています。

この牛も何故ここにいるか不明のもの。とにかく動物のオブジェというよりは大きな置きモノが好きな島であります。

各家にあるシーサーやスイジガイの魔除をおく習慣が、抵抗を薄めさせているかもしれないなぁ。

余聞ですが
この牛の立つ「うがん山」から採取された岩「トラバーチン」が国会議事堂の内装に使用されていることを知ったのはつい最近のことであります。ここだけではなく、八重山や本島からも集められたようですが。

「トラバーチン」とは「石灰質化学沈殿岩」というそうで詳しく知りたい方は自分で調べてくださいね。

2月22日のブログで石灰華段探訪をお知らせしましたが、その石灰華段こそがトラバーチンでできた小型段丘地形なのでした。

展望台から眺める晴れた日の海は言葉では表せない絶景です。是非是非自分の眼で確かめに来てください。

天候は保証できませんけど。