しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

浅学薄才

2009-10-27 10:53:16 | 宮古史
先週末、極北の地から旧友が来島し、強風の中貴重な経験を積んで帰りましたが、そのあとを追いかけるようにはルピートは岩手沖を北上中。お疲れ様。


22日のこと、宮古島の歴史を知るべく講演会に行ってきました。

主催は、宮古の人材育成塾「佳川(かせん)みるく塾」みるくは弥勒の意。塾長は泡盛酒造所会長砂川佳一氏。


          

講演者は、琉球放送で”宮古・古陸=蓬莱島”を探し続けて30年。上間信久専務。

          

          しなびたウッス(頭)に水やりをしてきました。

そこでわかったこと。

     1.宮古島には14世紀からしか歴史年表がない。したがって、いったもんがち。
     (2万6千年前と推測される人骨化石はでていますが他の先人とのつながりがわからない)
     
では宮古人はどこから来たか

     2.タカラ貝が通貨であった頃、産地であった琉球諸島と消費地の中国を結び付ける説が一つ(柳田國男「海上の道」
     3.言葉や文化から宮古島とインドネシアを結び付ける説が一つ(K舎:N舎主 他)

そういえば2.に関してはいろいろありますよ。

    チャンプルとチャンプルーとの近さ

    ウチナーとはインドネシア語で「大きな漁場」の意

    宮古にある狩俣という地名とカリマンタ(海峡)との近似性

    神事「パーントゥ」(詳細は検索してちょ)の類似性

    蛇足で間謝海岸と「マジャパヒト国」、古謝そば点と「コジャ」の一致

    バイク運転マナーのインドネシア性  などなど

浅学薄才の身で出すぎた真似を

N舎主、これをご覧になっていたらご指導ご鞭撻のほどを



というわけで、これからも宮古人のルーツ探しで活性化!


ここでウッスへの水やりの後は、島唄ライブ居酒屋でのどとハートに水やりを

テケテケ三線の名手、まさ坊こと「古謝正行」さんの祖先はジャカルタかも

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ルピート去る

2009-10-25 23:46:42 | 台風
迷走台風ルピートが東海上に去りました

被害はまたもや野菜の苗

風除けを作るまでのもんでもないし やっぱり葉物だけにしとこ

その後、次々とやってくる雨雲とその上の太陽とでこんな映像が

まるで雨の中をくだってくる神(UFO?)のごとき 見たことないけど


昨日は強風の中、以前自宅周辺で撮影していた中学生仲村監督の

「島の時間」という映画を見てきたさぁ

なかなか侮れない感性を持っておりましたが、ずっと続けるとか

もっと努力とか言わないところが気に入った

自分が楽しくなければ他人も楽しめない

バオバブ

2009-10-22 00:09:00 | 宮古史
そろそろ宮古の歴史にも手を染めて、ボケ防止の学習の成果をお伝えしましょう。

マダカスカルの木をご存知ですよね。バオバブ。みっけ。

       

と思いきや......近づいてみると

            

だいぶちがう。レンガ造りだし、葉っぱを頭に載せているだけだし。

これ実は昭和17年にサトウキビ生産農家が組合を作って建築した製糖工場の跡。

2回ほど製糖して、敗戦に向かって転げ落ちる日本のため強制接収を余儀なくされ

あえなく廃業。

以来、ずっと立ち尽くしているエントツなのさぁ。

で、頭に載せている葉っぱは  というと、ガジュマルらしい。

そのガジュマルの根は   というと

      

あった。エントツ下部の地面に根を張るガジュマル恐るべし。

ひたすらティダに向かって伸びること幾星霜。いつの日かついにエントツの上部に達し顔を出す執念。

見習いたいものですなあ。

ところでマダカスカルのポップスは聴いたことがありますか。

爺が唯一保有しているのがRAKOTOの「風の詩」1992年なのさ。

Mr.silber fingerご演奏のおしおこうたろー君「風の彼方」ってーのもあったねぇ

さらにご縁は続いて、宮古で初夏(ってあったか)に花開く街路樹「鳳凰木(ほう

おうぼく)」がマダカスカル原産。

このつながりは何だ?

話を戻して、先の大戦の爪あとがこんな離島にもまだまだあるらしく、きれいどこ

ろの景色、人ばかりではないこともお伝えしておかなくてはならないねぇ

と思っておるしょう爺でした。

長くなってしまった


島野菜

2009-10-20 16:23:53 | 島食
今日は、お昼におばァがへちまを届けてくれたので紹介します

それはがまぐち

へちまは、へちま水やへちまたわしで有名ですが、ご当地ではゴーヤと同じくらいのレベルを誇る夏野菜であります。

もちろん、たわしにするのは成熟してから、食用は若い時となっているのですね。

           

この形で普通に売られているわけではないのですが自家用には何の問題もないお姿です。

味噌仕立てが合うそうでさっそく今夜の食材に。

以前報告した島野菜作りの成果の一部をついでに披露します。

           

島ねぎですね。全長30センチほどの小ぶりの青ネギですが、ゆし豆腐の薬味にはベストです。

現在は、水菜・島ねぎ第2段、トマトになす、島唐辛子と台風の被害を乗り越えて挑戦中、少量多品種で飽きるまではやるからね。

フラリさんご注文の「島らっきょう」は着々と地中で育っている  はず

です。


お犬様

2009-10-17 01:05:45 | 日記
宮古の犬は放し飼いである。野犬と飼い犬が一緒に遊んでいる。

特に路上で休憩するのが好きだ。車が近づいても立ち退かなくても良い位置を

キープしている。

大切にされている犬とどーでもよい犬ははっきりわかるし仲が悪い。

我が家の駐車場をアネックスとして使用している犬はチビとよばれているが

どの犬からも嫌われているらしい。

近所のお爺によると「噛み付かないうちはだいじょうぶさぁ」ということだ。

その代わりに山羊と牛は放牧されていない。常に小屋の中で草を食んでいる。

先日には、そんな生活から抜け出して自分探しに出かけようと思った牛が

牛舎から逃げ出し大騒ぎになった。

ヒデと名づけてあげた。