宮古空港にて

政界、スポーツ界が何かとざわついております昨今、8日に豪雨とともに梅雨入りした宮古島でありますが、それ以来雨模様は2日だけで好天続きなのであります。

こちらの政界、スポーツ界も沖縄県知事がステージ２の膵がんを摘出したことで知事選への影響が懸念され、宮古島市役所の事故隠し疑惑、指定管理者期限忘れなどの事案。先月には体重超過でWBCフライ級王座をはく奪された宮古島工業高校出身のプロボクサー等々話題は尽きません。

このボクサーには、師匠の具志堅用高氏とともに、沖縄県県民栄誉賞の授与が予定されておりましたが自ら辞退し、授賞式は中止。その後の動向は報道されておりません。

これには師匠並みの天然さを物語る後日談があるそうです。

このボクサー、県民栄誉賞を県民栄養賞と思い込んでいたそうでよほどの飢餓ぶりだったのでしょうね。

さて、

この県民栄養賞ではなく栄誉賞、23日に県出身の歌姫安室奈美恵さんに手渡されました。受賞は安室さんで6人目。前の5人はすべてスポーツ選手だったそうです。

時を同じくして（といってもⅠ週間前からですが）就航したのが　AMURO JET

日本トランスオーシャン航空の特別デザイン機で引退が予定されている9月まで主として沖縄離島路線で使用されるとのこと。

　　　

CA姿の安室さんが機体後方にペイントされていますがちょっと地味かなぁ。

　　　

機体底部には　AＭURO JET　のロゴ入りです。

　　　

就航便は当日にならないとわからないそうで、JALの運行状況サイトで着陸予定時刻と風向計で着陸方向を確認してゲットしたものです。ちなみにこれは羽田宮古直行便のJTA021便でした。

結構自由な時間が多いんですよ。

2000キロ旅するチョウ

連休明けの宮古島の今日は穏やかな晴れ。

梅雨入りも間近です。

毎年この時期になると「アサギマダラ」という蝶が飛来します。

この蝶はNHK「ダーウィンが来た」という番組で紹介されたこともある（2015年1月11日放送）、北海道から台湾まで2000キロ以上を移動して冬を越すことが確認された体長10センチほどの蝶です。

何しろこの蝶、海の上で休息をとるらしいが素晴らしい体力ではある。

この島のイジュというツバキ科の白い花が好きなようで、我が家から4キロほど北西にある大野山林で見つけたという記事が当地の新聞に載っていました。

そこでこれは探しに行かねばと好奇心に火が着きかけましたが、もうすぐ69回目の生誕日を迎える身。

めんどくさ～という声に負けてあきらめていましたが天恵か。

我が家の猫の額ほどの庭に咲く「サンダンカ」の花に一対の蝶が。天恵でもなんでもない。

　　　　　

これはお目当ての蝶ではありません。奄美諸島以南に生息する「シロオビアゲハ」という蝶。

左がメスで右がオス。メスには赤い斑点ベニモンがあります。

　　　　　

これがオスで

　　　　　

これがメス。

幼虫は家のシークワーサーを食草としており、油断すると新葉を食べつくしてしまう奴なのです。

葉の上にゴマのような幼虫が現れたらすぐに排除。毎日大変です。

というわけでアサギマダラにはお会いできませんでしたが、ひらひらと舞う蝶を眺めながら雑草引きに明け暮れる日がな1日なのでありました。

ところで、ザギトワ様に送られる秋田犬、やっぱりマサルという名にしたそうで。

こちらのマサルは、生まれ故郷からアサギマダラ級の移動でこの島に上陸したというのに、

かのマサルはもっと長い旅をしてロシアに赴くってか。

いやいやPARISに居住する「こー爺」がいた。

マサルの周りは地球規模で動いているなぁ。