爺のお気に入りの場所は、カママ嶺公園展望台であります。
そうあの屋根上に単独緑化している展望台です。
その展望台がついに解体されました。
建設されたのは1976年。今年で35歳。苛酷な風雨と潮風、紫外線にさらされて立ち続けていましたが、1階部分を防災倉庫とした新しい展望台が9975万円をかけて再生されることとなりました。
その在りし日の姿と解体された9月22日の様子です。
実は、この展望台からあるものを今年の初めから定点観測していたのです。
それは公園に隣接する元高校のグラウンドと体育館が県立病院に生まれ変わる様子です。
解体中の体育館（2月）
同じく2月
病院工事着工式典（5月）
基礎工事着手（7月）
解体前展望台から見る最後の工事現場
宮古島に住んでいて前の農林高校に在学していた方にはおおーっという画像ですが、爺にとっても仕事を奪われたようなちょっとさびしい気持ちなのであります。
それにしても、ここに住み始めてからいろんなものが老朽化という事で解体されていくなぁ。
そう思う私は「単なる加齢です」
これは私の目を白内障と診断した名古屋の眼科医の言葉です。
本日よりブログのテンプレートを海中から宇宙に変え、「遺跡調査」のカテゴリーを「宮古史」に変更いたしました。
よろしくお願いいたします。
前回、宮古島史の中で戦う時の武器は何であったのかとつぶやきましたが、このほど開かれた「奄美沖縄文芸学会」で鉄製品の伝来時期について意見交換されました。
これによると、「鉄製農具の使用は13世紀中ごろ。鉄鍛冶技術は14世紀にはいって、久米島から伝えられた。」という事です。
宮古島の戦国時代は、目黒盛と与那覇ばらが戦った1400年前後ですから、この時には鉄製品が武器になっている可能性があることが判りました。
ヤマトの鉄の歴史は、弥生時代の初期（紀元前10世紀頃？）には砂鉄から作った鉄器が用いられれていたとされていますから、実にこれに遅れること2000年以上。このことで、宮古島とヤマトとは交流がなかったことがいえるでしょうね。
新たな疑問。それでは最初の鉄の原料は何だったのかしら。火山のヤマトと違い、隆起石灰岩の宮古島には砂鉄は出ません。
交易によって材料を得たのならば何を基準に交換価値を決めたのかしら。
疑問は尽きませんが、我が家の周りの犬事情にも興味が尽きません。
ついにあのチビが長らく使用していたチビアネックスを追い出され、新たに台頭したトラが君臨しております。
でもこのトラは、小生が帰宅するとすごすごと退散し、外で服従の姿勢をとっております。
いずれチビのようにシカトするようになるのでしょうが。
なお、先日まもる君傷害事件のお知らせの際に、日本百景のひとつ「東平安名崎」とお伝えしましたが、ウソです。
日本百景には登録されておりません。正しくは、「日本の都市公園百選」でございました。
これが日本の都市公園百選「東平安名崎」にございます。
このタイトルを見て1960年代のスウェーデン映画を思い出した人は偉い。
この世にまだ生を受けていなければ凄い映画通。
宮古島にはかつて、国映館・沖映館・琉映館なんて、べたな命名の映画館があったらしいのですが、最後の1館が2002年に閉館してから3年後の2005年の年。「シネマパニック宮古島」という映画館が開館したそうな。
席数は100席とちょっとの小さなシネコン1館程度のコンパクトなものですが、客は少ない。座席はカップホルダーが付いてまあまあ。
先日、凡妻と「ブラックスワン」を見に行ったときは平日の昼間という事もありましたが、観客は我々二人だけの貸切状態でした。
そんなこんなで好奇心の話です。
今月から始まった第1回郷土史講座。金曜日の夜の全8回。オトーリの誘いを断って皆勤を目指します。
宮古島の歴史は前にも書いたように、あまりにも判らないことが多すぎます。
出土した人骨が2万5千年くらいまえのものとわかってから2万年を経て、4千年前くらいの遺跡が見つかり、その時には土器が出土しているが、2800年前といわれる遺跡には土器はなく、貝と骨と石製品ばかり。その後、ヤマトでは室町時代を迎えている1317年に宮古島から中国に漂着したと思われる記録が見つかるまで謎の時代がずーーーーっと続いているわけです。
どんな言葉を話していたのか、どんな武器で戦う事を始めたのか、興味は尽きません。
でもこれまで3回出席して、私の好奇心を満たしてくれるものではない事がわかりちょっとがっかりですが、そのうち私の仮説を披露してみませう。
台風15号がすねちゃって退屈しのぎにバク転までしている間に、島ではどんどん食糧が失われつつあります。
特に、乳製品、生鮮食品の棚は商品がなく、いつ入荷するかの予定も判りません。
南北大東島に至っては、今月4日を最後に船が入港できず大変なことになっています。
我々しなびかけた大人は5～6日の間は我慢できますが、ここでの生活の最大の問題点であります。
この台風が停滞している間に、全国的に有名になった宮古島まもる君に対し、またまた公務執行妨害！なのです。
去年9月28日に一度、喧嘩を売られて赤いスプレーをふきかけられた例の伸助プロデュース民宿「夢来人」の入口で警備にあたっているまもる君が、頭部を激しく強打され、ヘルメットうを損傷、と頬と顎を負傷しました。つくづくここは呪われています。
民宿設立時に石を動かしたとか神様の通り道だったとかだったのでしょうか。
もう一体は、あの日本百景のひとつ、東平安名埼入口で警備に当たるまもる君。
腰の部分を強打され、損傷を受けました。（写真はいずれも宮古毎日新聞）
現在は、治療のため入院中で現場にはいません。入院先は不明です。この前の迷彩服の医者のところではないようです。
何が楽しいのでしょうか。まったく情けない事です。片足ピンザに跳びこされろ！
15号はヤマトを狙って動きはじめました。名古屋では109万人に避難勧告が出たそうですが、ご無事をお祈りしております。
またまた連休に合わせて台風15号（ロウキー）16号（ソンカー）のお出ましです。
15号にいたっては、東へ戻ったり北と見せかけて西に向かうかと思えばやっぱり北へ。最後は西の宮古島をめざす様子。迷走もここまで来たらシャレにならんぞ。
ちなみにロウキーはアメリカの命名で男性の名。アメリカ命名の台風が10個あるうち、人の名がつけられたのは4つ。女性名1つに男性名3つ。何故2つづつじゃあないの？
次！
兄妹で宮古島警察署勤務となったまもる君とまる子ちゃん。初めてまる子ちゃん商品が発売されたのですが.......
それが泡盛！
100ミリリットルの小さなものですが、販売者の思い
「交通事故ゼロの願いから「まる子」と名づけられたまる子ちゃんの泡盛で、少しでも飲酒運転絶滅に寄与できれば」
お酒を売りながら、飲酒運転絶滅に寄与できると想う酒屋の精神立派です。
それを堂々と報道する新聞社もこの販売が飲酒運転絶滅につながると信じているのでしょう。
昔、オトーリはよくない習慣だからもうやめましょうと決議した後、お祝いにオトーリを回したという伝説の島ばんざい！
以前から発売されていたお兄さんのまもる君泡盛と一緒のお酒で良かったね
って言ってる場合じゃないでしょう。
販売者の希望小売価格280円なのに空港売店では350円で販売！
荒れる週末の予感！
