しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

こんなことあんなこと

2017-01-30 18:14:38 | 日記

那覇には結構な回数で行っています。この3ケ月で月2往復平均。

飛行時間は35分ですから名古屋ー豊橋ぐらいの乗車時間でしょうか。

しかしながら、空路の利用は手荷物検査、搭乗時刻制限などに加え、滑走路が自衛隊と併用で1本しかない那覇空港では遅延が当たり前。

今日も空自F15戦闘機が離陸直前に滑走路上で立ち往生。

午後1時半から3時半までの2時間滑走路閉鎖だったそうな。

そこで帰りにはラウンジで待つことが多くなります。

そこで目にした働く機械。

国内線と国際線が分離しているターミナルビルをくっつけてしまおうという工事でしょうか。

奥の白い建物が国際線ターミナルビル。

さて何基のクレーンが働いているでしょうか。

タワーの数から3基かなと思うでしょうが......

実は6基。微妙な重なり具合でした。

沖縄の賃金安は、本土に比べ、このような働く機械を動かす人や、資格を持つ土木工事関連技師がビックリするような低いレベルです。

宮古島でも求人率が上がっていますが、働く人がいません。

所得格差拡大中の沖縄事情です。

次のあんなこと。

冬の間、我が家から見られていた海への日没としばらくお別れです。

一昨日、ついに西側に建つ家屋の隅に落ちました。お正月の日没は、その先に見える電柱の左でしたから1ヶ月で結構動くものですね。夏至に折り返してここに戻ってくるのは11月に入ってからということになります。

次のこんなこと。

伊良部大橋の供用から明日でちょうど2年。

東大公共政策大学院が供用直前にまとめた「伊良部大橋建設に関する費用便益分析」では、利用者便益分析に使用する交通量として季節調整を考慮した場合、6,300台/日としていたが、その年の夏の調査では6,500台/日の利用があり、離島の橋としては予想外の効果をもたらしているようです。

ちなみに、そのレポートでは工事費などの架橋後のデータを使用し、費用便益比(B/C)を1.50と分析し、1を上回ったとしている。

また、沖縄県の事前分析ではB/Cを3.0と算定している。

倍近い差は、工事費増大と思うことにしても、たーけーの橋にならずに済んだのは何よりであります。

これは、働く機械を撮影したのちに機上から小生が撮影した伊良部大橋なのであります。

 

 


戦いすんで曇り空

2017-01-23 18:08:56 | news

4年前の無投票市長選から一転して現職を含み4氏が立候補した宮古島市長選挙。

本土の毎日新聞では一面に記事がでたという噂もありますが。

結果は現職が辛くも勝利。

元はといえば、現職が無投票で再選された結果、気が緩んだのか

台風警戒警報下での市長室での飲酒事件を発端として

市職員が業者と結託して不法投棄ごみの処理量をごまかした事件

観光プロモーション事業で特定の業者との契約を工作した事件

職員の相次ぐ飲酒運転発覚事件

等の行財政不祥事が続発。

これに対し、市政刷新による行政健全化を訴える新人3氏が立候補。

時に島では陸上自衛隊配備の賛否も絡み、配備容認と建設業と農業振興、20万トン級クルーズ船対応のバース

整備などで経済振興を唱える現職と市政刷新、自衛隊配備反対という同じ公約を掲げる3氏の戦いとなったのだが...

結果、現職9.588票、3氏の得票系19,727票ではあったが、現職が2位に375票差で当選。

不思議ですよね、3氏をまとめれば楽に勝利していたはずの刷新派。

この島では、保守・革新という図式は当てはまらず、目先の利益で動く傾向があるらしく、それに絡んで幼小中高と15年近く一緒に生活していることから、同窓、同期の絆は想像を絶するばかりで、主義主張より個人が問題となるようですのね。

今回の例がそれに当てはまるかどうかは不明ですが、候補擁立の際のごたごたを拝見する限り、え”-----っということがあり続け、うがった見方をすれば票を割るために立候補した刺客が含まれているのではと思うくらいなのでした。

島の首長選挙はこれから4年の飯の種。

これからの人事や離合集散の動きに目が離せません。

現市長が誕生したいきさつも8年前、職員の不祥事で当時の市長が引責辞任した結果。

合併後の行政の体質改善が永遠のテーマになるのでしょうか。

島の自然に反して、心の底にくらーい滓がたまっていくような今日の宮古島でした。

 

 


まもる君の祖父発見

2017-01-10 17:41:33 | オブジェ番外編

一躍全国で有名になった「宮古島まもる君」

16人の弟と一人の妹が島内の要所で日夜立ち番に励んでいるわけですが.....

とある畑の片隅に立っているまもる君もどきを発見。

これは明らかに中国版。

ベルトはダイビングのウェイト装着に使うもの。

手袋と靴は軍手とゴム長。

制服は着古したスーツ。

このお方を私はまもる君の祖父「せめおじい」

と名付けました。

顔は若そうですが実は相当なお年で足の間に見える杖がないと立てないのです。

おじいは孫たちと違って異動がないのでこの場所から決して動きません。

キビ畑からも離れているので作業の邪魔にもなっていません。

じゃーいつのころから、何を守っているのか。

謎です。

一見、かかしのようには見えますが、宮古島にかかしは必要ないのです。

ちょっとした遊び心なのでしょうね。


古酒礼賛

2017-01-04 18:33:37 | グルメ

あけましておめでとうございます。

今年もくだらなくもためになるこのサイトにお付き合いくださいませ。

新年第1号は、2014年5月7日に詰められた5年もの古酒の壺の開封から。        

宮古島産泡盛「菊乃露」5年古酒を3升詰めたこの壺。

2014年5月に開催されたカギマナフラコンペで優勝した、「クプナ」部門と「カネ」部門。

前年にも2部門で優勝して副賞がこの壺入り古酒。

それまで航空機の手荷物で輸送できたのが、セキュリティーの強化で大量のアルコール類は船便となったため持ち帰るのが大変面倒になったとのこと。

なぜか女性部門の副賞がこの泡盛。男性部門のカネの優勝者には副賞なし。

それで自他ともに認める飲んべえの爺が預かることになったのだけど、その後出場なし。

 

これでは酒に申し訳ないとこの正月、涙を呑んで古酒も飲むことを決意。

蓋を開けてみると液面が低い。

その深さ、およそ10.5センチメートル。

これは深いのか浅いのか。

調べもの大好きな爺は、菊乃露酒造広報へ尋ねました。

通常は、「3升を壺に収めると上端から5~6センチメートルが液面の高さ」と優しい声のお姉さん(おばあ?)が教えてくれました。

ということは

この3年と7ケ月の間に天使に5センチ分寄付したということ。

しかししかし、これが泡盛かといううまさ。

バニラフレーバー、40度とは思えない軽さ、深みと幅と高さのある旨さ。

独り占めしたいおいしさが体全体にいきわたりまっせ。

ココで決断しました。

天使に挙げた分を補充して封印し、来年の正月またお会いすることを。

それまでにいらっしゃったお客さんにはおふるまいします。

もちろん、優勝したメンバーは無条件でオーケーです。

最大1年で天使がどのくらい消費するのかを知ってみるのも楽しみでございます。

ということでまた長生きするモチベーションが上がってしまった2017年正月の爺でした。