しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

座礁せり

2013-10-31 16:28:23 | 

本日、10月31日は国家資格「技術士」二次試験「筆記試験」合格発表の日。

4年前から進めている「技術士合格支援あーっと宮古島」題して「宮古◇塾」

昨年、一昨年と一人づつ農業部門に合格し、市長自らお祝いに駆けつけたという実績を上げてきましたが今年は.......

             

残念ながらご覧のとおり。

今年から試験内容が変わるとあって、爺も把握のために参戦。

筆記試験を軽く通って、口頭試問を東京で受けるために首都上陸。浅草の電気ブランとスカイツリーで酔いまくるという不純な動機を見透かされたのかあえなく座礁。

あっすが、努力していればなんくるないさぁ。

さて、上の座礁船。

今年の1月14日深夜、宮古島の隣の伊良部島北岸で座礁したモンゴル船籍のタンカー。ミャンマー人乗組員7人のうち5人は救助され、一人は死亡を確認残りは行方不明。

低気圧を避け、崖下の深場に錨をおろしたつもりが、いかんせんここの海底はサンゴのかけら。錨が踊りだし座礁してしまったといわれております。

低気圧とサンゴの海を甘く見た結果ではありますが、爺も専門外の農業部門を甘く見ていたのかも。

共にがんばりましょう。宮古島の土木技術者よ。


宮古島市4年に一度のお祭り

2013-10-28 17:46:27 | news

島に移って2回目の宮古島市議会選挙が昨日行われました。

結果は、野党が2議席を失う与党の圧勝。

少し興味のあるお方はこちらを覗いてください。

http://www.miyakomainichi.com/2013/10/55990/

さてこの選挙、いろいろと特徴がありました。

まず、立候補者。

すべて宮古島出身者で占められ、K産党とK明党以外は殆どが無所属。市長支持派と反支持派に分れているくらいで政党色なし。

地縁、血縁が色濃く、それでも4年前は移住した若者がこの風土を変えるべく立候補しましたが、あえなく撃沈。

爺にとって最大の争点は、下地島にある現在は訓練飛行場として利用されている下地島空港の利活用策。

地元紙が行った記名アンケート調査からその結果を拾ってみると.......

当選者26名のうち、与野党含め16名が「自衛隊利用はありえない」と回答。

「自衛隊誘致すべき」「自衛隊誘致あり得る」との回答が4名。

残りは、「様子見」が2名、「再検討」が1名、「現宮古空港の機能移転」が2名。

ただし、今回「誘致すべき」と声高らかに宣言している新人が当選し、当選の喜びを「これで自衛隊誘致の支持を得た」と勘違い発言をしているのが気になりますのです。

地縁、血縁で固められた選挙戦に勝っただけなのに。

爺はといえば、自衛隊なんぞいらない、宮古空港移転せよ派ですな。

空港の周りは格好のダイビングスポット、離着陸の際に海底地形までうかがえる透明度とグラデーションは立派な観光資源であるぞよ。

自衛隊を誘致して経済効果を期待する声が時々、新聞の投稿欄に載せられるがどれも妄想。

宇宙から見張られ、無人機が飛び交う戦争に離島基地の果たす役割なぞない!島嶼防衛、初動防衛などつかの間に終わった沖縄戦の教訓を忘れたのか!

と大きく手を挙げて本当は、戦争など始まるはずがないと構えているアマちゃんですがね。

というわけで、投票をお願いされると「いくらもらえるか?」という冗談が飛び交うという4年に1度のお祭りも幕を閉じたのでした。


病院食

2013-10-24 17:34:37 | グルメ

足の遅いフランシスコ。宣教しているところでしょうか。

相変わらず強い風が吹きまくっています。

そんな中、某T洲会病院で年に一度の定期健康診断を受けてきました。

体重こそ少し減ったものの、去年とほぼ同じ内容。

メタボ予備軍と要注意の血糖値。視力は確実に衰え、元気なのは呼吸器系のみ。

まあ肝臓、腎臓、消火器系が健全なところが祝杯モノでしょうか。

なお、この病院では、バリウムを押し込めれてから七転八倒するのではなくて、気持ちよく寝ている間に胃カメラで検査するという楽なもの。

さて、8月12日にお知らせした、沖縄県の平均寿命転落の一件。

ご当地では、長寿日本一奪還をめざして、マスコミなどを通じて、これまでにない特定健診受診キャンペーンや生活習慣病提言活動などを始めたようで、本島のNPOは、お芝居まで用意して活動しているそうであります。

爺も最後の問診で、食生活、運動習慣等おご指導を承り、「ごもっともでございます」と引き下がってきたのですが.....

終了後、「夜食、朝飯抜きでの検査お疲れ様でした」と食事が用意されていたのですが、これにはのけぞりました。

              

問診で指導を受けた、「揚げ物は控えましょう」「食事の量はおさえましょう」なんてどこのこと?

明らかに、我が家の夕食より豪華絢爛。

内容は、白身のフライにラフテー、筍とわかめの煮物にモズク酢、大根とにんじんの酢の物にどんぶり飯にアサリの吸い物。

デザートはキウイ2片にマスカット4粒。

居酒屋でもここまでないぞという豪華な定食にありつきました。

これでは、これまで貧しいがゆえに長寿を誇ってきた(と爺は見抜いている)この県の不健康率が高くなるのはムリもないって。

でも、年に一度の豪華な食事にありつけるなんて来年の健康診断が楽しみじゃて。


避難

2013-10-23 17:49:21 | 台風

フランシスコが近づいて北風が強くなってきました。

昨日夕はキビ畑に落ちる夕陽が見られましたが.....

今日の港は、自衛艦らしき船影が停泊。

強風にあおられてぐるぐると回転しています。

この時期、移動は禁物なのですが、どうしても島外への、または島外から移動しなければならない人達は、大変です。

あきらめるにしろ、あきらめないにしろ次の移動に備えて、宿や交通機関の手配などすごい消耗度です。

じっとしているのが最善ですが、また潮風で葉がやられるなあ。


またかよ

2013-10-21 17:17:41 | 台風

台風27号フランシスコ、28号レキマが相次いで26号ウィパーと同じようなルートで北上しています。

それも間に熱帯低気圧をはさみながら。(レキマはベトナムが命名した果実の名で、同類の台風調査愛好者の調べによると、宮古島でも栽培しているカニステル:エッグフルーツのことらしい)

今年沖縄・奄美に接近(300km以内に近づいたと定義)した台風の数はいままで8個。

ところが去年のほうが多くて12個もあったのですね。

本土はといえば、今年はすでに8個。去年の6個を大きく上回ること間違いなし。

因みにここ20年ぐらいでもっとも多かったのは2004年の12個。

2004年といえば新潟中越地震があった年。前の年にはあの14号マエミーが912ヘクトパスカルで宮古島を襲い、翌年は愛知万博が開催されたのでしたね。

これまで最も遅く上陸した台風は、1990年11月30日に和歌山県から入った台風28号。

まだまだ続くのかねぇ。

せっかく海の透明度が上がり、好況に近づいた海中もうねりと風でしばらくお休みの様子。

最近の海中を見てもらいましょうか。