しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

辣韭と落橋

2022-01-27 17:17:19 | しらべもの

辣韭と落橋

この共通点は?

読み方が らっきょう というだけです。

まず 辣韭

この作物の生産高日本一は言わずと知れた 鳥取県

4位には沖縄県が入っています

2018年農水省「作物統計」によると鳥取県は年間約2,000トン。沖縄県は約500トンで4分の1ですね。

沖縄県の主な生産地は、伊江村、糸満市、宮古島市。

ただ、らっきょうが違うんです。

         

知っている人は聞き流してください。そう、島ラッキョウといわれる沖縄だけ(たぶん)で生産される作物です。

これの青いところをカットしてさらに皮をむいてエシャロット風(エシャロットよりは癖が強く辛味も強いのですが)にして、塩漬け、酢漬け、てんぷらなどで食するのです。この皮むきが大変。爪の間に皮が入り込みいつまでもにおいが取れません。市場に出ているのは島のオバア達が指先を黒くしておしゃべり(本島では「ゆんたく」宮古島では「むぬゆみゃ」)しながら皮むきしたものです。おいしいです。大好物です。

そして 落橋。

一般的に落橋とは、地震や衝撃で橋を構成している桁がずれたり外れたりすることをいうのですが、橋の架け替え工事に伴って古い橋を取り除くことを落橋工事というのです。

今、伊良部島では伊良部大橋開通から観光客が増加し、老朽化した観光施設の更新が進められつつありますが、(2020年11月2日にはフナウサギパナタのサシバモニュメントの撤去を報告しました)伊良部島の北岸に位置する「白鳥岬」周辺の遊歩道に架かる木橋が撤去されました。

もともと、台風と冬季の北風で痛みが激しく桁がずれていつ落橋してもおかしくない状況になっていたところですが、架け替えの計画が進んでいるらしく現在は取り除かれています。

その様子が下の画像。左が落橋前、右が落橋後というわけです。

 

左の画像で橋の欄干と手前の手すりがずれているのがお分かりいただけるでしょうか。

この反対側を下から見るとこんなことになっています。

      

左側が海。こちらからの強風と波浪によりずれているのがお分かりになるですね。

元々はこんな姿の橋。

      

結構好きでした。架け替えられる橋はどんな姿になるのやら。楽驕は許されないですぞい。

楽驕(らっきょう) は造語です。ちょっと苦しいオチでした。

新型コロナ感染者は昨日33人、前週水曜からは4人減。実行再生産数は0.55人と減少に転じています。

夜の飲食街は休業中が多く閑散としています。昨日発表された2019年全国家計経済調査の2人以上の1世帯あたり平均消費出は、225,320円と14年調査より3.2%減、全国水準比では53,746円も少ないということです。コロナ前の数字ですから今はもっと減っているでしょう。確かに消費していないわ。


新年明けましておめでとうございます

2022-01-04 17:53:41 | 日記

COVID19 が席巻し始めてもう3回目のお正月になりました。

この島でしばらく鳴りを潜めておいた新規感染者数が、年末から新年にかけて急に増加しまた不安な日々になりそうです。

宮古島での新規感染者の職業に公務員が多いのは何故か?。

根拠のない推測はやめることにして正月といえば定番だった「おせち料理」に興味を失ってしまったのは何故か?に話を移そう。

そもそもおせち料理は、正月3が日くらいかまどの神様に休んでもらい、ついでに毎食を用意していただいている女性にも休んでいただこうと保存のきく食材を詰め合わせたものと記憶しております。

この情報は間違っている恐れもあります。また、宗教上の意味もあるかもしれません。そのほか節句や何かと関係あるかもしれません。あまり信じないでください。

南の離島においてはそのような食材はなく、気候的にも四季がはっきりしていて冬には冷え込むのが当たり前のヤマトの習慣が根付く訳もないわけでなんとなく我が家においては離れて行ってしまったのではないかと思われます。

ましてや通販の冷凍おせちはコスパが低く味も調整できず、とても続ける元気は出てきません。

数の子と黒豆ぐらいは口にしておりますが。

という離島の正月事情はありますが、唯一自慢できるのはこの時期(冬至を中心とした前後1ヶ月)の夕焼けであります。

もちろん食べられませんが。

それでは今年もよろしくお願いいたします。