しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

止まらぬ感染広がる不満

2020-08-18 17:37:46 | news

例のGoToキャンペーンが始まった7月連休の2日後、29日宮古島で初めての感染者が確認されて20日間。

17日までに41人の感染者が出ています。

これまで高齢者1人が亡くなり、現在の重症者は1人、中等症は5人、入院者は11人とのことです。

島内では、一時SNSでいろいろなフェイクが流されたりしましたが今は落ち着いています。

しかし、29日からの旧盆を控え、市は「外出自粛の徹底」「親族の旧盆帰省の慎重判断」を呼びかけているところです。

遊興施設の営業自粛と市内の多くの公共施設が閉鎖されており、公園やスポーツ施設の利用もできないことから、じんわりと不満がモーリシャスの流出重油のように広がっているのを感じています。

とはいうものの、日は昇り日はまた沈む毎日は繰り返されるわけで、普通の日常もきっちり横にあります。

そんな中の話題 その1

本土は連日の猛暑で大変でございましょうが、各地の気温を比べるとわかる通り北関東以南では那覇の気温が一番低いわけで、もう何回も言っていますが沖縄は日本の避暑地なのであります。

今年は台風が少なく雨が少ないと思いきや、連日のスコールで渇水の心配はなさそうです。

こちらではこのスコールを「偏り降り」から転じた「カタブイ」と称しております。

これがその「カタブイ」 降雨中の区域がはっきりわかります。これが近づいてくると夕闇のように暗くなり10分から20分程度の豪雨の後何もなかったように去っていきます。

島ではこれがあってもちょっと待てば上がることが分かっているので傘は持ち歩きません。雨中に歩いている人もいません。

その2 島内ではちょっとした書籍ブームです。

それは芥川賞を受賞した高山羽根子さんの「首里の馬」。

小説の舞台は那覇・首里ですがそこに迷いこんだ馬が沖縄在来種の宮古馬。

小説は、意味のない資料をアーカイブすることで知識を希望に変えるというようなことがテーマで、宮古馬がどういう役割かは読んだ人の主観で判断してください。

ン~落としどころがわからないまま今日は終わります。


covid19宮古島上陸

2020-08-05 11:17:36 | news

県は4日、新型コロナウイルスで、宮古島市の飲食店でクラスターが発生したと発表した。同日に宮古島市で感染が分かったのは12人。同店での感染は、合計15人となった。県は、同店の感染経路として島外からの移入によると推定している。4日に感染が判明した12人のうち、7人が宮古島市在住。12人のうち、無症状者は10人。

 

 保健医療部の糸数公保健衛生統括監は、同店での感染者について「多くが従業員で、客も入っていると考えている」と語った。居住地が県外の感染者については、店舗従業員の可能性もあるとした。

 

 県によると、感染が確認されたのは飲食店「ラウンジ美月」(市平良西里)。県は、「感染拡大を防ぐ県の要請に、店側は全面的に協力していただいている。7月28日、29日に同店舗を利用された方は、保健所に連絡してほしい」と呼び掛けている。

(宮古毎日新聞電子版)

7月29日に初めて島内で一人感染が確認されたあと、1日1人、2日には3人と増加してついには上記のクラスター発生へ。

SNSではデマが拡散し、感染不安が広がったことから伊良部島の小中一貫校が今週いっぱい休校になる騒ぎも。

沖縄県全体でも4日時点で過去最多の83人が感染。

宮古島の感染者は40代以下で、上記のクラスター以外は宮古病院、宮古郵便局の職員。

「美月」という店は、この時期に島の住人、特に高齢者がめったに行くところではないとしても島民との接触が怖い島になっちまったぜ。