しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

1日二組限定 島料理

2015-02-23 17:37:26 | グルメ

1日二組限定の島の小料理屋「きょうわ」の予約がとれました。

3世帯5人プラス3歳児で堪能してきました。

来島の際は是非とお勧めしたいのですが、何せ人気のお店。

確約はできません。

さっそくそのめにゅーを

まずは前菜  ミミジャーのつや煮・島ラッキョウの梅肉和え・チラジャー・アーサ入りだし巻き卵

 

         

続いて 生トウガンのゴマ酢和え、アカマチ・セーイカ・メバチマグロのお刺身をはさんで

霜降りアイゴとナガジュミーバイとミナミクロダイのマース煮それぞれどーんと一皿

  

生臭さが全くなく素敵な塩加減で「これがマース煮さぁ」という包丁人の声が聞こえました。

次なる料理は 海ブドウのふとんに載せられた宮古牛のステーキ

 

          

さらには、オオタニワタリとミヤコゼンマイの天ぷらと締めのメバチマグロの茶漬け

  

これだけいただいて おひとり様3千円 三歳児には特別ワンディッシュメニューがあり千円也。

爺のばやいは当然、ほぼ同額の命の泉がつくわけで、それでも安すぎ。

さて上記の料理に使われている島の食材の固有名詞たち。

どんなものか妄想してみてください。

ゴチでした。

 


何故ここだけ?

2015-02-20 11:16:32 | たーけの橋

伊良部大橋供用後はたびたび伊良部島に渡り、おかげさまでフェリーの出発時刻を気にせずにうろうろできます。

そんな中見かけた案内板。

 

        

4行ありますが3行目以下は中国語とハングルなのでしょう。

それは良いとして、宮古島への玄関口である宮古空港からここに至るまで一切の中国語、ハングルの案内はなく、ここにだけにある東アジア化。

どーいう意図でしょうか。

さらにヤマトブー大岩はこの案内が最終。

2.9キロ先には何の案内もありゃしない。見つけられなかっただけか。

この島もいろいろ面白いことありそうですな。

昨日は旧正月。

旧暦を大切にする伊良部島佐良浜地区では、大漁旗をたてて航海安全と大漁を祈願し、正月のごちそうを供えます。

佐良浜の漁師は1900年代初めから始まったカツオ漁に端を発し、ボルネオ、セレベス、カロリン諸島、マリアナ諸島まで広がる遠洋漁業で名をはせた人たちを祖先に持つ漁師たちです。

昭和に入ると現地に鰹節、缶詰の製造工場まででき、佐良浜・池間出身の女工さんたちも渡航したそうな。

漁師の家族も同行することもあったそうで、南方生まれの佐良浜人が現存していると聞きました。

佐良浜などの沖縄人の漁師たちだけが何故南方に進出できたかというと、カツオの餌取りにたけていたことが理由だそうです。

閑話休題

佐良浜魚港に停泊する漁船と大漁旗はこんな感じです。

 

       

前方に見える階段住宅は、尾道もしっぽを巻くような細い道で往来しなけれならならないような住宅街でいずれ探訪に行かなければならないところです。

一方、フェリーの運航がなくなった佐良浜港は、宮古フェリーの高速船が寂しく係留されているのみ。

 

       

ここを拠点にするダイビング船は増えるのでしょうか。          

 


伊良部大橋供用後小ネタ集

2015-02-17 18:14:58 | たーけの橋

伊良部大橋が開通して2週間が経過しました。

今のところ強風による通行禁止や事故もなく順調にその役目を果たしているかに見えます。

その陰で集めた小ネタを披露しましょう。

その1 フェリー会社はどうなる?

フェリーと高速船が1日40便近く運航していた岸壁はさびしく次の活躍の機会を待っています。

 

        

この岸壁は、隣の岸壁の耐震化工事に伴ってしばらくは、再利用される様子です。

その横は、海保の巡視船「のばる」の基地として使われています。

 

        

運航していたフェリー会社2社のうち1社は、船底に海中展望ラウンジを装備した定員300人のクルーズ船を購入し、4月以降の開業を目指しているようです。

もう1社は航路事業から撤退し、社員は別の船会社に移行するやに聞いております。

2月9日に発表された2015年度宮古島市予算案の中に興味深い数字を見つけました。

総額343億3千万円で今年度予算より24億2千万ほど減少する内容となっていますが、その中に渡船廃止見舞金交付事業というのがあり、その予算が1億7千6百万計上されています。

どう使われるのかは不明ですが、見舞金ですからお見舞いに使われるのでしょうね。

お疲れ様でした。

その2 公共交通機関はどーなった?

それぞれの島内で運行していた3つのバス会社。(伊良部島1社、宮古島2社)

そのうち伊良部島のバス会社が橋を渡り県立病院などを経由してフェリー埠頭の前に整備された「バス結節点」と名付けられたターミナルに乗り入れます。

 

        

これが完成した「バス結節点」

ここで宮古島内の2社のバス路線六つと乗り継ぐというわけです。

 

        

前が伊良部島のバス、後ろ3台が宮古島のバスです。伊良部島のバスは午前8時台から午後7時台までほぼ1時間に1台の運行を行っています。

これによって伊良部島との連絡が各段に向上し、途中公共施設にも停車するとあって利用者も結構多いようです。

ただ、宮古島島民にとってはあまり効用はないようです。

その3 タクシー異聞

橋の供用前は、タクシーの営業区域は各島内に限られていましたが、供用後は同じ市内になったので営業区域も広がりました。

そこでこんなことが起きたのです。

那覇から宮古空港へ帰ってきたミャークピトゥ(宮古人)。

タクシーに乗り込み、自宅を告げると「行けない」という返答。(自宅は病院でたいていの人は知っている)

ちなみに爺も「久松のしょう爺」と告げるだけで運んでくれるタクシー会社を1社抱えている。

それではと近くの小学校を告げても「行ったことがない」という返答。

「どこの会社か~」と聞くと「佐良浜」(伊良部島のフェリー乗り場があった地区の名)という。

宮古島で初めて客を乗せるのだという。

「あがーい。道を覚えてから客を乗せるさいが!!」

何事もおおらかな宮古島。タクシーでは島の外に出られませんからご安心ください。

宮古島のドライバー。伊良部に行くと同じことをやるのでしょうね。

まだまだ2週間。これからも小ネタのネタは尽きないようで。

 


しれとこ 発見

2015-02-12 17:47:28 | news

平良港の調査で埠頭の間をなめるように移動していると

見慣れない海保の巡視船が

 

        

船名が「しれとこ」

小樽海上保安部所属の巡視船でした

はるばる宮古島まで、さらに尖閣まで行くのでしょうね

お疲れ様です

一昨日の宮古空港には海保の制服を着た人たちを見かけましたし

何か動きがあるのかも

よくわからないままに小樽の海を思い出しながら突然握りずしが食べたくなったのでした

でも宮古の鮨にはだまされないぞと岡山産生食用牡蠣の酢牡蠣でがまんしました

毎年この時期は普段考えもしない食べ物が頭に浮かんできますのです。

 


新橋を渡る

2015-02-07 14:01:47 | たーけの橋

2週間ぶりの好天に誘われて、開通した伊良部大橋の初渡橋を果たしてきました。

     

中国から輸入した石材の立派な表札もでき、待ち合わせも含め約1時間かかっていた島間を10分足らずで結ぶ、無料の日本一長い橋の完成です。

歩行禁止と聞いていたけど堂々と釣り人まで出ています。

     

幅員1.2メートルの路肩をカラー舗装して分けたつもり。ふなら、最初から歩道を設置すればよいものを。

橋上に4ヶ所設けられた停車スペースは観光客で満席。

     

伊良部側の終点には交流施設が予定されていましたが、用地買収に失敗しあれれ!?

     

一方、民間の開発はいち早く進み、アラマンダを擁する南西開発のヴィラは完成間近。

     

島間を移動するのに50分ほどの時間短縮が図られた伊良部大橋。

この短縮された時間をどう生かして便益として計上されるのか。

単にお茶の時間が増えただけに終わるのか。

島の生活の変化が楽しみです  が.....どーでしょう