しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

備えても備えても

2011-05-30 12:19:00 | 台風

宮古島の西10㎞を通過していった台風2号。5月としては記録的な規模で、各地に被害を撒き散らしているようですが、この地方でもこれから収穫期を迎える野菜、果実栽培農家にショックを与えています。

土曜日の朝、どんどん波が高くなってきましたが、リーフに守られて、内側は比較的穏やかでした。

            

午後、急に風が強くなり雨も伴って15時には停電が始まりました。やることがないので8時半には就寝。停電が回復したのは。翌朝5時10分。実に14時間の無計画停電でした。

この間、プロパンガスボンベが風で倒れかけ、安全停止したため復帰ボタンを押しに1度だけ外に出ました。これが風速50mかという超強風にあおられ、地面に伏しながら海水混じりの雨にさらされ、柱につかまり、文字通り「這う這うの体」で帰りつきました。

翌朝の惨状。自宅周辺1キロ以内の様子です。

 トマト全滅。エアコンカバーぼろぼろ。さすがに車は時速180kmまで耐えられます。エアコンカバーは、強風でファンが強制回転のため破損するという情報から用意したものですが無事運転できました。

 マンゴーハウス。屋根が飛び、収穫まであとひと月のマンゴーに傷が。今年のマンゴーは品薄で高値に。

 悲惨な葉タバコ。葉が飛ばされて全滅です。

 屋根の上の給水タンクが落ちかけた集合住宅。落ちなかったのが不思議。

午前8時には急に風がやみ、周りの家々もガサガサと跡かたずけを始め、潮を洗い流すため水道水圧がいつもの半分ぐらいまで落ちました。

我が家の冷蔵庫では、14時間の停電で、アイスバーが液状化。自立しています。

我が家は、大きな被害もなく此度は乗り越えましたがまだ5月。今年はいったいいくつの台風が来るのやら。

 


台風に備える

2011-05-27 16:59:13 | 台風

いよいよ明日15時頃最接近の台風2号ソングダーを迎えます。

島の港には船がいなくなりました。

         

東日本大震災の津波警報が出た時は、船は港外に避難したのですが、今回はすべてが陸にあげられます。

         

1艘この天気の中、ダイビングに出た船があったようですが。通称ピンク船と呼ばれている「グッドフェローズクラブ」の船です。

陸の屋外では、大切なマンゴーハウスのチェックをやっています。屋根の上、人の頭のところで光っているのはUFOではありません。飛行機の着陸灯です。

         

海辺のホテルでは飛散物でガラスが割れないよう、ネットをかけています。

         

民家では、がっちり板の雨戸を閉め切ってもうおうちの中は真っ暗です。

         

おうちの中は、窓枠の内側に新聞紙を置き、サッシの間から吹き込む雨と赤土に備えます。

好奇心旺盛な爺は、島の月別出生数に特別な数値が出ているのではないか?ん?台風の来襲時期6月から10月から数えて10ヶ月後には出生数が異常に多くなっているんでないかい?との仮説を立て住民基本台帳を閲覧したことがありましたが、残念!!!仮説は棄却されました。

というわけで、

大型で強い台風よいつでも来い。覚悟はできているぞ!

 


たーけーの橋になってはいけないけど1年遅れ

2011-05-26 17:21:14 | たーけの橋

建設中の伊良部大橋。2013年3月完成の予定が、突然ですが1年遅れると沖縄県が発表。

昨日の伊良部大橋です。

主航路部橋梁(船を通すため海底から40メートルの高さの橋げたをかける部分のことです)の実施設計が1年遅れたために桁の製作が遅れたのがその理由と説明しております。

実は、この主航路部、当初は「鋼中路式アーチ橋」で設計されていたのですが風洞実験で耐久性に問題アリと判明。平成9年度に実施設計をやり直したのです。その設計提案競争には、当時在籍していたPC社中部支社が参加、他社に敗れていたという因縁があります。

2年前から設計の遅れはわかっていて、工事方法を工夫して何とか追いつこうとしていたらしいのですが、世の中の状況が変わり工事費の増額が難しく隠し通せなくなったというところでしょうか。

主航路部の橋脚が徐々に高くなっているのがわかります。

地元期待の橋ではありますが、関連して計画されていた民間の事業スケジュールも狂うこととなり厄介なことになりそうです。

たーけ―が現実味を帯びてきたという事にならなければよいのですが。

桁下から見上げた橋です。

台風2号(ソングダー:ベトナムの川の名)が1号と同じ経路で北上を続けています。

今度のは強烈そうです。週末は荒れますぞ!

 

 


まもる君退院 即勤務地変更2nd

2011-05-24 17:18:17 | まもる君トーナメント

 

退院したまもる君のもう1体は、来間島とを連絡する橋のたもとの交差点で勤務しておりました。

左が呪縛の痕も痛々しい手術前の「新里まもる君」です。

 

すっかりきれいになりました。が、昨日のまもる君(「久松入口まもる君」と名付けました。この子は「来間まもる君」と名付けています。)にも感じましたがどこか表情が硬く、とぼけたところが無くなっているような。病みあがりだからしょうがないか。

うしろはキビ畑のスプリンクラー。シャワー付き勤務地だね。

体の傷も癒え、前勤務地よりはかなり多くの観光客の眼に触れる新勤務地ですが、風をよけるものもなく、環境条件は厳しいものがありそうです。シャワー付きなのが救いです。

           

早く新勤務地に慣れて、明るい表情を取り戻してもらいたいものです。


まもる君退院 即勤務地変更

2011-05-23 17:36:33 | まもる君トーナメント

2体のまもる君が形成手術のため入院したことは既報のとおりですが、退院したら帰る場所はすでになく、勤務地変更の辞令が出ていました。

そのうちの1体は、我が家から5分の至近距離。以前の勤務地は「宮国」。ちょっと茶髪の兄ちゃんぽく見えてたやつだね。

では事前事後の比較です。左が手術前です。茶髪に見えていたのはヘルメットの縁が壊れていたためらしいのです。

 

 

何故かちょっと日焼けして唇が黒くなりましたねぇ。

今度の勤務地は、中心市街地のはずれ、イオンタウンの近くですが資材置き場のまん前で環境はよくないですねぇ。

        

        

新しい顔と新しい勤務地で頑張ってもらいましょう。

もう一体はどこに行ったかな?