さあ5月。
今年も3分の1を過ぎましたなぁ。
恒例によって鯉のぼりがクレーン車に引かれ空に翻る季節となりました。
昨年の4月30日にも鯉のぼりの掲揚場所についても言及しましたが、あれ以来問題は解決しておりません。
農地法で農地に指定された土地が違反転用されていたことを農業委員会が確認したのが2016年。重機会社経営者が存続の土地を重機置場として使用し始めたのが最初だといわれています。この重機会社経営者はその後、市議会議員となりましたが、農業委員会の原状回復の求めに応じず当初2千㎡だった違法転用地が現在では6千㎡に拡大。これに対して宮古島市議会は昨年3月辞職勧告を決議しましたが本人はこれを拒否。本人は「決議は真摯に受け止めるが、法的拘束力があるわけでもなく、議員の責務を任期まで全うする」と開き直っております。議員になってどうにかなると思っていたのでしょうか。
「真摯」の意味をとり違えているままに、今年の3月市議会でも2度目の辞職勧告を拒否。さらに隣接する他人の土地を道路として違反転用していることが発覚。この土地の原状回復を求める地権者に対して「通行権」の仮処分を求める訴えを起こしていることまで判明。本人は「われわれの生活する権利、生きる権利を訴えて司法の判断に委ねる」と語っているそうですが………
これが件の他人の土地の違反転用。今は土地所有者がトンブロックを置いて自らの土地を守っています。
※トンブロックとは沖縄のみにあるコンクリートの塊で、重さが約1トン説やべトン(オランダ語でコンクリート)説などがあり、もともとは余ったコンクリートを枠に入れ固めたもので、台風の多い沖縄では重しや即席の擁壁などすぐできる災害対策にもなっているようです。
今年の秋は市議会議員選挙。楽しみです。
話は変わって先日アップした電線地中化に伴う地上機器のひき逃げ?事件。
いまだに修復されずにおくるみされたまま。
機能に支障はないのでしょうかねぇ。困っている受益者は?
いろいろざわざわさせる島の初夏です。