しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

アカガーラ

2013-04-30 17:58:11 | しらべもの

宮古島でガーラといえば

ロウニンアジ 別名 GT ですよね。釣り人に人気の大型回遊魚。

以前もアップしたかな

連休も前半が終わって、宮古島へも大勢の観光客が来たようで、レンタカーはすべて出払ったということです。

そんな宮古空港では、アカガーラの補修工事が行われています。

左の白っぽい方が補修後、右が補修前ですね。

沖縄の瓦はヤマトの瓦とは異なった構造になっていて、台風の雨風対策として、牡瓦、牝瓦と呼ばれる赤い瓦を重ね合わせて白い漆喰で塗り固める独特の工法をとっています。

これが赤瓦と白の鮮やかなコントラストを見せると沖縄らしい景観となるわけです。

ところが我が家の周りのアカガーラは、一見鮮やかなコントラストに偽物が混じっています。

古くなった民家は、雨漏りがひどくなり、屋根全体を防水コーティングして白い屋根にしてしまいます。

ところがこれに物足りなくなった家主さんは、アカガーラよもう一度と、この白い屋根を漆喰に見立て、アカい塗料で再現してしまいます。

まあ 鮮やかといえば言えなくもないですが......

アカガーラには騙されないよう気を付けましょう。


船を下す

2013-04-25 17:37:08 | しらべもの

1日にアップした起重機船ねたにも出てきた滑車のはなす。

身近なところで利用されていたので報告します。

陸に上がったでかい船。

実はこの船、昨年暮れに小生が管理する仕事中に、防波堤下に置かれた消波ブロック(テトラポッド)とキスしてシャフトとプロペラを曲げてしまったもの。

ようやく修理を終え、昨日海に帰って行きました。

結構でかい船。これをどーやって海に出すかというと.....

まずは台車ごとトラックで船揚場と呼ばれる車路の近くまで牽引。

海に向かって10パーセント以上の勾配を持つ斜路のトップでは、陸に固定された係船環につながれた滑車と台車につながれた滑車で2分の一になった台車の重量を支えるレスキュー車が自重で降りていく台車の速度をコントロール。

めでたく進水

という次第です。

ついでに修理の後もお見せしましょう。

お疲れ様でした。

ついでにトライアスロン応援幕3連発の「Dr.GONの女帝」は完走できなかったようです。 

 


応援幕

2013-04-21 16:19:58 | 旅先

29回目を迎えた「全日本トライアスロン宮古島大会」

今年は悪天候のため、スイム競技が中止となり、デュアスロンとなりましたが、先ほどトップのウクライナ選手がゴールしました。

1週間前の石垣島で開催されたトライアスロンでは、スイムで事故死した方がおられたり、ボストンではゴール近くで爆弾テロがあったりで何かと騒がしい昨今でありましたが、今のところ何事もなく進んでいるようです。

このトライアスロン、宮古島では応援幕コンテストが行われるなど、その応援ぶりも熱が入っております。

今年の私の一押しはこれ!

           

およそトライアスロンとかけ離れた着物姿の48歳のおばさん。

連続14回出場のDr.GONの女帝だそうな。

その右も、もう一つ右も同じおばさんへの応援幕。

昨年の記録を超えることが目標だそうで、あと何年女帝の座にいられるのでしょうか。

さて、最北の地北海道からも21名がエントリーしており、こちらにも地味な応援幕が

           

全部で212の応援幕がノミネートされたそうで、城辺中学校生徒会の作品がワイドー大賞に選ばれたそうな。

せっかく準備してきたのですから、できるだけ多くの方が制限時間内にゴールできることを缶ビール片手に祈っております。


たーけーの追っかけ

2013-04-16 17:39:05 | たーけの橋

本日は、朝一で発注者のところへ書類を届け、そのあとは日がな一日、たーけーの橋になってはいけない橋の架設を追っかけておりました。

ではでは、まずはこの日のために出した船の上から

午前10時59分、現場到着。

午前11時11分架設降下開始。

午前11時26分、降下中。

午前11時35分、ほぼ降下。

続いて、午後1時34分、橋上にわたって架設後の様子。

午後5時7分、架設を終えて撤退中。

今日はここまで。

 


いよいよ明日

2013-04-15 17:59:58 | たーけの橋

伊良部大橋の中央径間がいよいよ明日つながる予定です。

ヤードではもうクレーンに接続、吊り上げスタンバイオッケーというところです。

       

そのそばの埠頭には水産庁の漁業取締船「いせはま」が係留されています。

       

これは4月10日に締結された「日台漁業協定」で合意された共同水域での台湾の漁船を取り締まる目的で配備された船なのです。

「日台漁業協定」とは、尖閣問題を棚上げにして、日台双方が主張する水域の真ん中を共同水域として、日台双方の漁業関連法令の適用除外とするもので、日本にとっては屈辱的な協定といえるものです。

一部には関連法令を適用できる特別地域を設けていますが.....

ここで操業する宮古島を中心とする漁船は小型船。対して台湾は100トンクラスの大型船。

資源の枯渇と漁場でのトラブルが懸念されています。

中国はこれに反発しており、尖閣を巡る中台連携を崩す効果が期待されていますがねえ。