しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

今年も迫りくる大晦日

2015-03-26 18:16:48 | 天の恵み

公共事業に携わる者の大晦日まであと5日。

40年間続けてきても楽にならない。

もうあきらめてますけどね。

一方、これがなくなる生活も考えられないわけで.....

この時期は実は島野菜がふんだんにある時期でして

カボチャは終わりましたが

今は島さんのジャガイモ、トマト、インゲン、ナスなどなど

意外と安く手に入りますのですよ。

この時期のジャガイモ生産が大東島の所得を押し上げて、県内一の市町村民所得になっていることは依然アップしました。

そんな島野菜はなりふり構わず攻めてきます。

昨日購入したトマトの中にあった一品

 

     

です。


宮古島に白い山

2015-03-23 17:20:21 | news

宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が供用開始して50日。

橋の交通量もそれなりにあるようで、宮古島内の道路も前より混雑しているように見えます。

この橋の供用で営業できなくなった二つのフェリー会社。

そのうちの「はやて」は島周辺でのクルーズ事業で生き残りを図るもようです。

昨日その船が平良港に接岸しました。

 

      

619総トン、乗船定員300名のクルーズ船「モンブラン」

何故モンブランかは謎ですが、白い船体だからでしょうか。

このクルーズ船。船底近くに窓があり、水中を眺められるのが特徴。席も窓側を向いており上等、上等。

 

    

これまでも南部の港から出航する水中展望船はありましたが、港近くを1時間程度巡るだけ。

この船は、平良港から1時間近くかかる八重干瀬(やびじ)まで足を伸ばす予定で、半日から1日のクルーズになりそうです。

そのために船内には豪華なレストランもあり、いいかげん酔っぱらって帰港することになるのでしょうね。

 

    

宮古島に新たなアクティビティが誕生!

お楽しみください。

 

       

 


また一つ

2015-03-16 17:40:17 | 怪談ばなす

今日は、今年初めて半袖出勤となるぽかぽか陽気でした。

もうすぐ真夏日になるのでしょうね。

庭のビッグハイビスカスも、木が大きくなるわけでも枝が広がるわけでもないのに、花だけはビッグに咲き始めました。

 

        

向こうに見えるは、今年から我が家に降り注ぐ強烈な西日を遮ってくれることとなったありがたいおうち。

Lanai Aheahe が楽しみです。

さて、市内では

先日のガングリユマタのオクマ三線理容店に引き続き、また一つ名所といっても良いところが姿を消しかけています。

 

        

このツタやらなんやらで実態の見えない建物。

麻姑山書房というれっきとした本屋でした。

この建物がガングリユマタのおくまさんちと同様、道路拡幅でなくなることになったのですね。

数回、郷土史に関連する書籍を漁りに訪問したことがありますが、「店内は狭いので本を買う人しか入るな」という冷やかしお断りの厳しいルールを課せられての買い物でした。

少しでも触れなば落ちんという古本が店内に積まれ、興味のある書籍にも触れることができないありさまでしたのよ。

その本屋が昨日はどーなっていたかというと

ほれこのとおり、結構まともな建物なのでした。

古本屋だと思っていたのですが、「古本JIGSAW PUZZLE」と「Books麻姑山」とは別物だったようですね。

ちなみに「麻姑山」は「まこさん」と読み、尚巴志が三山を統一し、琉球王府が成立したころに宮古島をさす呼称であったらしい。

とりあえず、森の中の本屋さんがこんな立派なコンクリートの建物であったことを記録に残せたことを良しとしよう。

いやはや


ガングリユマタ消滅の危機

2015-03-05 18:03:56 | 怪談ばなす

忙しさを理由に更新を怠ってきましたです。

最近の建設バブルでまた一つ迷所が消えそうです。

宮古島の餓鬼どもがその怖さに震えたガングリユマタ

2011年にそのいわれをお伝えしましたが

http://blog.goo.ne.jp/umiyako/e/602d2c23dcccb33785c254fc7a6fdb29

そこに位置してきた

左から読むと 三線オクマ

右から読むと 理容オクマ

のこの建物

都市計画道路の拡幅整備に伴って解体されようとしています。

このガングリユマタのいわれを今回はビジュアル系で見てみましょう。

2003年から2005年にかけて発行された4巻のこのコミック

5巻以降の所在は確認されていませんがなかなかのすぐれもの

その中からガングリユマタの一節をご紹介しましょう。

最後の奥付には「禁 無断転載」の記載はありませんでしたので、著者のおおらかさに甘えて転載させていただきます。

暗闇を「ぱごぉぱごぉ」(怖い怖い)とつぶやきながら帰宅途中の少年ひとり。

突然のヤギの泣き声に「おごえっ」(びっくりした時に発する言葉)

するとヤギが空中遊泳

そのヤギは人を見ればジャンプに挑戦する「がんずうピンザ」(じょうぶなヤギ)であった。

 

しかしその日、着地に失敗してねんざしたピンザは「片足ピンザ」と呼ばれるようになり、歩くさまはガングリ、ガングリ。

それで、その四つ辻は(ユマタ)はガングリユマタといわれるようになったとさ。

まあジャンプ好きなヤギというところが、ガセみえみえですが、2011年当時に収集していたように遺体置き場があったことから恐れられていたというところでしょうか。

それにしても、こんな伝説の場所が道路建設でなくなってしまうのは、伝説さえも忘れ去られてしまうことなるのですよね。