しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

世界遺産

2014-09-29 17:54:52 | 旅先

1週間も更新をさぼってしまいましたが、体調・生活に何の変化もございません。

先週末は、本島北部、世界遺産「今帰仁(なきじん)城跡」を訪問してきました。

美ら海水族館の近くにありますが、ついつい水族館で長居をしてしまい、時間切れで訪問できずにいた史跡です。

1416年に、北山・中山・南山の三山時代が中山王尚巴志によって統一されるまで、北山王の居城があった場所です。

この城跡の特徴はその石垣の素晴らしさで、万里の長城をもほうふつとさせる土木の記念すべき造形物です。

         

人力でしか作ることのできなかった時代どれだけの人がかかわっていたのでしょうか。

         

しばし呆然としてしまいました。

         

帰りに小用を足そうら珍しい便器が

         

壁に据えられた小便器ではなく裏がスカスカの独立1基直立型とでも申しましょうか。

墓石になじんだ民としてはちょっと落ち着かないひと時でございました。


小康

2014-09-22 17:41:34 | 天の恵み

16号フォンウォンの右ターン位置が大幅に北にずれ込み、波浪注意報のみに終わった今回の台風。

中国東岸から本土へ向かうコースとなりましたがご注意ください。

日頃一部の皆様には離島生活支援物資を配送いただき、誠にありがたく思っております。

先日は北の大地の恵みを授かり、ご先祖様に供えた後おいしくいただきました。

      

この島でも野菜は育てているのですが、いかんせん「島尻マージ」と呼ばれる古代の珊瑚の化石である琉球石灰岩の風化作用によりできた土壌が覆っていあるため、肥沃とは言えません。

この土壌は赤褐色で、琉球石灰岩が混ざる粘土質の土壌ですが、透水性はよく、逆に晴天が続くと直ぐに乾燥してしまうため、安定した灌水設備が必要です。

ミネラルは抱負ですが、有機物が少なく、牛糞堆肥やバガスとよばれるサトウキビの搾りかす、緑肥植物などによる土づくりが必要となります。

残念ながらジャガイモやカボチャなどのうま味、甘みは北の大地産とは大きく異なり、本土野菜の端境期に出荷するのが精いっぱい。

過酷な気候と土壌の中で頑張る島の農業なのでした。

それにしてもトウモロコシはうまい!!!!!

ありがとう


タイマイと遊ぶ

2014-09-18 16:42:20 | 海人

今朝、8時過ぎ宮古島近海で震度4の地震がありました。

この島に住み始めてもっとも大きい地震でした。

家具類に損傷などはありませんでしたが、コーヒーカップの中身がテーブルの上に散らばりました。

その時私は、テレビの転倒を防ぐために立ち上がっていました。こんな時何を守るかは個の力ですね。

フィリピン近海で台風16号(フォンウォン:香港の山の名鳳凰山)が発生し、こちらに向かっているようです。

進路予想は、機関によって異なっているようで、土曜日の午前9時から午後3時の間に東に進路を変えますが、この角度によっては沖縄南岸コースと石垣~南シナ海コースの二つが候補に挙がっているようです。

このところ雨も少なく、海水温もお風呂のように上がっていますので期待の台ですが、できれば南岸コースにしてもらいたいものです。

そんな台風接近前の伊良部島の海です。

     

アカヒメジの群れ、運動会の集団演技の練習でしょうか。

     

クロスホールと名づけられた穴の入り口。竪穴は私の大好物です。

     

カメに遊んでもらいました。同じところで4~5枚が食事中。適当に動き回るので全部を追いかけることはできません。

     

額のところが4枚に分かれているところからタイマイのようです。アオウミガメは大きな2枚になっています。

おなじみのシルエットです。

     

20日からは荒れそうです。満を持して来島の皆さんに幸いあれ。


熱線

2014-09-11 17:45:42 | 日記

たーけーの橋の桁が連結し、スーパームーンも立ち去った今

各地での極地豪雨はなんということでありましょうか

依然として台風の通過がないこの諸島

雨は適当に降っており、作物への影響はないもののそろそろ水温を下げてもらわないと

今日の落日

    

相変わらずの熱線を放つお日さま

秋の気配はいまだなし


2015.01.31

2014-09-08 17:56:34 | たーけの橋

宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」(そうならないことを祈ってたーけーの橋と名付けています)の開通日が決定しました。

来年1月31日です。

       

2005年度から9年の歳月をかけて工事を進めてきたこの事業。

「伊良部島の生活環境や福祉の向上、宮古圏域の観光、産業の活性化が期待されている」

ということですが、どーでしょう。

確かに期待はされていますが、伊良部島の人口は確実に減ります。

理由は、すでに伊良部の人たちが宮古島の土地を手に入れて住宅を建て始めているからです。

宮古島の人が生活環境の改善を理由に田舎生活(中心部平良に住む人は周辺部をそう呼んでいます)を始める予兆は全くないのです。

現状では、この田舎の人口が減少し、この橋のたもとに集合住宅が建設されるバブルが進行中です。

ダイビングショップにおいては、船の燃費を下げるために、伊良部の港を拠点にする事を考える動きはありますがショップ自体が移ることはないと思います。

ダイバーが横ばい状態で、ショップを新築移転する資金を持たない業者がほとんどだからです。

宮古圏域の観光移動の利便性は確実に上がります。これに期待してどれだけサポートできるかが重要です。

私に何ができるか、そろそろ重い腰を上げる時が来たのか?なーんてね。

 

ところで宮古島を横目に北上した熱帯低気圧が奄美大島の東で突然台風14号に名乗りを上げましたね。

この14号のGOD FATHERは中国で、フンシェン(風神)という名前だそうです。

8月は台風の発生が一つもなくて、ダイビングショップのスタッフは8月上旬から休みなしだということです。お疲れ様。