しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

コンレイの話

2013-08-29 16:06:01 | 台風

まずはお詫びです。

8月22日の記事で、「チャーミー」の次の台風13号を「コンレイ」と称しましたが、間違いでした。

正しくは、今回先島列島の西を通過し、九州へ向かっている台風15号が「コンレイ」のほうとなります。

台風のアジア名にはルールがあって、北緯0~60度、東経100~180度の北太平洋と周辺地域で発生した台風につけられるのがアジア名でそれより外で発生したハリケーンはその名が一生変わらないのね。

それで、13号、14号はアメリカ名で「ベバ」「ウナラ」と呼ばれ、もう一生を終えました。

そこで改めて15号「コンレイ」の話。幸い、宮古島には適度の雨をもたらしただけで、文字通りそよ風程度の風と共に去っていきました。

こたびの「コンレイ」 カンボジアの命名で伝説の少女ということですが、調べてみると頭を抱えてしまいます。

伝説の主役ではなさそうだし、伝説の伝わり方が違うのか。まあ、暇だったら読み続けてみてください。

なお、なぜなぜ??と突っ込みどころ満載のストーリーは、小生の編集によるもので、読まれた皆様は「しょう爺の妄想」ぐらいに思ってやってください。

Once upon a time アジアの一角に一人の長者がおりました。永らく子が授からなかったのですが、ようやく12人の娘が生まれました。が、急に貧しくなり毎日の食にも事欠くようになり、家族で森の中に入りました。そこで、女鬼の国に行きつきますが、命からがら逃げだします。これを追いかけた女鬼は、若い娘に化けて人間の王の妃になり、周囲をたぶらかして自分の病気の治療薬として、12人の娘の目をえぐりだし、さらに妊娠させて幽閉します。えぐった眼球は自分の娘のコンレイに保管させます。しかし、12人の娘のうち末の子だけは前世の功徳で片目は残ります。さらにこの子は菩薩を身ごもっていたのです。姉たちは生まれた子を食べてしまいますが、末娘だけは自分の子を姉たちに見つからないよう育てました。時がたって、女鬼は、この青年が12人の娘の子だとわかると、コンレイに殺させようとしますが、道で出会った仙人の機転でコンレイと結婚することとなります。コンレイから、母親や叔母達の顛末を知った青年はコンレイのもとを逃げ出します。嘆き悲しんだコンレイは追いかけますが、母である女鬼が持っていた魔術により進路を絶たれ、悶死してしまいます。青年は目をえぐられた母や叔母の目をもとに戻し、女鬼を殺してその国の王となり、平和に暮らしましたとさ。

と、これがコンレイの伝説の一説。

いまいち、コンレイの伝説に不満を覚えるのは、鬼である母を持ったコンレイの心の痛みを表現できていないせいなのか。 ガクッ

土曜日には九州が暴風圏に入りそうですが、前線を刺激してまたまた大雨になるかも。お気をつけあそべ。


天国へのエレベーター

2013-08-26 17:50:01 | その他

チャーミーグリーンが宮古島を洗って早1週間。

もとの宮古島の空に戻りました。

見上げればいつもそこにある雲。って当たり前か。

思わずLed Zeppelin の名曲 Stairway to heaven の序章アルペジオをハミングしてしまった瞬間でありました。

ところで次の台風コンレイは、高気圧に邪魔されて北へ向かい熱低に。

と言っている間にフィリピンの東に15号が発生、こちらへ向かっているようです。


いまだに強風

2013-08-22 09:42:59 | 台風

台風ネタばかりですが、中国大陸へ向かったチャーミーのしっぽが(根っこか?)いまだに島にかかっていて強風が吹き荒れています。

恵みの雨で干ばつは解消されたものの、風はいまだに強く、海は時化状態です。

ところで、チャーミーの後の台風、カンボジアの命名で「ユンレイ」と名付けられていますが、ゆっくりと本土へ向かっていますよ。

アメリカ海軍の台風情報では、2日の早朝には紀伊半島東海岸に接近するそうです。

このユンレイは、カンボジアの伝説の少女の名だそうですが、恐ろしいお話があるのですね。

そのお話は、本土に近づいた時のネタに取っておきましょうね。


待っていたよ チャーミー

2013-08-19 17:25:24 | 台風

一度南下した熱帯低気圧が反転北上し、台風12号「チャーミー」になりました。

チャーミーとは、ベトナムのバラ科の花の名、かわいげですが台風です。

恵みの雨をもたらし、水温の上昇を抑えサンゴを生き返らせる役目を果たしてもらいましょう。

そのためなら庭の花が飛ぶくらいはおおめに見るさぁね。

明日には宮古島も暴風域。港にある5,000トンのフローティングドックもがんじがらめになって固定されています。

フローティングドックとは、大型の水槽で水がない時に大型の建造物を作り、出来上がったら水を入れて沈め、建造物を海底に下す役目の船です。

こちらに見せている部分の幅は50mあります。今、この上では、防波堤の下の部分になるケーソンと呼ばれる構造物が作られています。

ついでにたーけーの橋ナウです。

先月下旬には右手の架設桁が隣の橋脚まで移動し、いよいよ桁を繋いで掛ける準備が終わっていましたが、この3週間ほどで一つ先に伸びそうです。

今年は台風の中断も少なく、順調に進んでいるようです。

さて、これから会社の船を陸に揚げる作業があるので行ってまいります。それから自宅の台風対策に入ります。


ようやく雨が

2013-08-15 17:38:47 | news

今日は68回目の「戦没者を追悼し平和を祈念する日」

沖縄に住み始めて知ったことがあります。

沖縄県での基地問題に関する報道はかなりゆがめられているということです。

仲井眞沖縄県知事が「北朝鮮は脅威ではない。中国が軍事大国になるわけがない。」というコメントが報道されなかったり、平和行進で使用されていたハングル横断幕「米軍は沖縄から出ていけ!沖縄に平和を!」を報道するニュースサイトがすぐ削除され、地元紙は写真なしの報道だったり。基地の前でオスプレイ配備に反対する集会に参加している人たちの報道写真は常に十数人に限られていたり。  

私の偏見かも知れませんけど。

どこかにどちらも都合が悪いと判断している人がいるのでしょうね。

という日ですが、久しぶりにまとまった雨の宮古島であります。

自宅からのこの光景も1ヶ月ぶりです。

 

ぱさついたザワワを奏でていたキビ畑も久しぶりに元気を取り戻し、喜びのザワワに変わりそうです。