しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

孫世代と交流

2017-10-24 17:41:54 | かたりべ

島にある中学校の総合学習の時間。

宮古島の歴史について、史跡を巡りながらお話しする依頼を受けました。

平良中学校の1年生2クラスとそれぞれ3時間、2日間にわたって一緒に歩き回りました。

     

前に立つ図々しそうな男女が、クラスでも歌舞いた奴ら約10名。

先生!そう先生と呼ばれるのですね。

「先生の年は何歳ですか」言葉つきは丁寧ながら突然突っ込んできます。

まあ正直に答えるわな。

「じゃあ、うちのオジイの二つ上だね」

それがどーした。そんなこと伝えてなんになる。

「先生、さっきの橋(下地にある仲宗根豊見親が築いたとされる池田矼/いけだばしのこと)のそばに製糖工場があるでしょう。お父さんがそこで働いていたんだよ」

それがどーした。りっぱなお父さんだねえ。

「先生、私の身長って人頭税石と同じなんだよ。同じだったら税金払うの?払わないの?」

だから、この石は人頭税と何の関係もない石だと説明したばかりでしょうが。

もしそうだとしても首をすくめるでしょうね普通。

何かというとまとわりついてきては素敵な質問を飛ばしてくれます。

聞いているのかいないのか。

まあ反応があるだけましとしましょう。

驚いたのは熱中症対策で、軽トラに給水タンクを載せて、同時行動していた3クラスに頻繁に給水して回る教師が配置されていること。気分の悪そうな子はすぐさま軽トラに収容。さすが亜熱帯の島だねえ。

説明の間に、レポート用のキーワードや感想までちりばめておいたのですが、メモを取っていたのは4人ぐらい。

50年たってもそのヒエラルキーは変わっていないのですねえ。

私はといえば、メモを取っている子から情報をいただいてレポートする口でしたがね。

騒々しさと若々しさに圧倒されたひと時でありました。

 


徳洲会病院食

2017-10-20 16:29:24 | グルメ

あっという間の1年で、今年もやってきました例大祭。

昨年は1週間早く10月14日に報告更新いたしましたが、年に一度のお身体点検と豪華な昼食を味わえる日。

同時にノーベル賞発表に近いこのあたり、去年の文学賞はボブ・ディラン氏で

DON'T THINK TWICE IT'S ALL RIGHT  を座右の銘にするとかなんとか。

今年は、なんと村上様を追い越してカズオ・イシグロ氏。

彼の著書「私を離さないで」は、偶然にも初版で読んでいたのですが、確か臓器移植のための子供たちの成長というストーリーよりは、日本文学にはない予定調和なしの巧みなストーリー展開にひかれたような記憶があります。そうそう記憶が重要なテーマだったような。

そして、徳洲会の定期健康診断。

おかげさまで、この年まで大きなけがや病気もなく、健康保険料と介護保険料、成人三大病保険料を無駄に払っていることに感謝している毎日ですが、今回の検査でも当分その喜びに浸れそうです。

速報では、体重減少、メタボ予備軍からは完全離脱。一番悪いのは視力で、眼科へ行けという御指示。

悪玉コレステロールと血糖値が比較的高いものの、イエローカード前の注意のみ。

また1年、おとーりを控え、鯨飲に注意して IT'S ALL RIGHT.

そこで16時間の断食の後の病院ランチ。

去年もその前のランチと比較しましたが、全8品のうち、メニューの変更は3品。

発芽玄米ご飯が雑穀米ご飯へ

モズク酢がひじきのサラダへ

野菜入り揚げ豆腐が豆のサラダへ

後の5品は同じ

(煮物盛り合わせ・カレイの西京焼き・さつま芋の甘露煮・苦瓜の甘酢漬け)

ん~~~~~ん  野菜入り揚げ豆腐−豆サラダ=コストダウン

まさか3年もメニューの比較をされているとは思っていない栄養士さん。

来年は同じカロリーで工夫した成果を期待していますよ。

今宵は、質素に野菜サラダと「ずんどぅぶ」でご健勝祝いじゃ

保険料を無駄にするぞ!!!

 

 


素晴らしい城跡

2017-10-13 17:42:11 | 旅先

久しぶりの沖縄です。

いや。こちらでは本島のことを沖縄といい、宮古島は離島もしくは南西諸島、決して沖縄とは呼ばれません。

その南西諸島をめがけて19号と同じコースが予測される台風が発生しそうです。

到着は23日ぐらい。スピードは遅くなるのでもっと先になるかも。

と先を見ながらふりかえると日曜日には「中城城址」にいました。

今帰仁城址より少し感激度は下がるけれども、素晴らしい城址でした。

  

歴史的な意味などはHPなどで調べてね。

石積みの繊細さとカーブの美しさは本土の城とは異なった文化を感じます。

  

  

ここで感心したのはトイレの配置とデザインでした。

遺跡の地盤と園路に高低差をつけ、建物の前面は石積みで背面は地下にあって見えません。

入口も城を振り返る動線からは隠され、遺跡のトイレとはかくあるべしという見本のようなトイレでした。

沖縄の建造物で一番感動した一瞬でした。

今年中に姫路城へ行くぞ!