しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

直掘その後

2013-03-26 18:06:46 | 旅先

今週末に大晦日を迎える皆様、あと少しでございます。

今年も瀬戸際のマジシャンぶりを発揮して新年度を迎えられますようお祈りしております。

今年は爺も久しぶりに追い込みをかけられ、この日記もご無沙汰の憂き目にあってしまいましたのでございます。

さて、

都市計画道路工事で突然現れた空中墓。

そのそばに立つ建物の基礎がまっすぐに切られて琉球石灰岩の強さを見せつけていたことをご存知でしょうか。

        

これがその時の画像。

半年以上たった今、この地には新しい建物が建ち、この立ち姿もむべなるかなの風情でございます。

        

手前の台座の上にあるのが。例の空中墓。

大立大殿(ウプダティウプティ)という、宮古島の英雄仲宗根豊見親を見いだし、統一の基礎を整えた人のお墓でしたね。

それにしても奇観であります。

あと3日。がんばりおろう。


爺の芝刈り

2013-03-19 16:42:25 | 日記

2009年6月18日、愛知県春日井市での芝刈りを最後に芝刈り機を折った爺であったが、17日の日曜日、3年9ヶ月ぶりに芝刈り機を取り出し、芝を刈ってみた。

場所は、宮古島の南部、エメラルドコーストゴルフリンクス。

       

リンクスの名に恥じず、海のそばの風の強いコースであったがすべてのコースが向かい風か追い風、そうだそうだアゲンストとフォローというんであった。

横風がなかったのが幸いしてか、生きてきた道がまっすぐだったのかぶれることなく刈り進んで、3年ぶりとは思えないスコアで終えたとさ。

これが名物海越えの16番。

       

かるーくクリア。これを機に火が付きそうな気配がある。

この地での迎撃作戦にも着手したところで、勝負しに来い暇なヤマト人よ。


着々プロジェクト

2013-03-16 11:27:11 | 旅先

宮古人2人目の技術士が誕生しました。

2年連続の合格者です。

農業部門での合格ですが、今年は沖縄県でも二人しか合格者がなかったようです。

爺の厳しい論文添削と模擬面接が功を奏したということです。かな?

昨日、その祝賀会があり、市長、副市長、建設部長等も駆けつけ、盛大にオトーリを回して引き揚げました。

       

着座しているのが市長、オトーリを回しているのが合格者です。

残念なことに、昨年、今年と合格者は地元建設コンサルタントの社長さん。

暇と金にまかせ、社員を踏み台にした合格、とのやっかみもあるようですが、とにかく本人の努力のたまものであることには間違いなく、おめでとうなのでした。

今年の受験に弾みがついて、若物の合格者がでるよう今後も支援を続ける所存である。

一昨日は、高校入試合格者発表の日でもあり、各家庭でのお祝いなのでさすがに路上寝は聞こえてきませんでしたが、翌朝の二日酔い運転取り締まりでは数十人単位での違反者が出たとのこと。

若い警察官が張り切っていたそーな。


忘れ物

2013-03-12 18:01:11 | その他

このところヤマトの皆様には申し訳ないほどの好天続きで、ミヤコバルト満載です。

暑くなったり寒くなったり、吹雪いたり雨になったりと春を待ちかねる気持ちがわかります。

      

そんな緩い環境に甘えていてはいけないと、あることにチャレンジしました。

それは高校入試問題をやっつけるという試みです。

ところが着手草々、とんでもないことが判明しました。

高齢社会を迎えて宮古島の地方紙でも活字が大きくなり、普通に読めていたのですが.....

入試問題となると途端に活字が小さくなり、虫眼鏡がないと読めないのです。

そんなショックを受けながら社会の問題なら9割は大丈夫と思っていたのですが.....

自己採点は60点満点で47点という体たらく。

次の問題の答えは解りますか?

「14世紀に中山王察度が明との貿易を始めた。室町幕府も同じような形式で貿易を始めたが図のような割札を用いた貿易を何というか?」

中山王察度とは琉球王朝の王様ですが、全くわからなかったのですね。琉球王が始めた貿易がわからなかったというわけではなく、室町幕府が明との貿易に使った割札すら記憶にないのですね。

この答えは「勘合貿易」だそうですが、この単語を聞いても思い出さない。

緩い気候に灰色の脳細胞もなまってしまったのか。単なる老化か。

次いでに数学にも挑戦してみましたが、幾何が全くダメ。補助線を使った角度を求めたり、線分の長さを求めたりとなるとまったくお手上げ。

もはや高校には入れない脳を寒々とした空気が通り抜け、しばし天を仰いでしまったのであった。


入試と路上寝

2013-03-07 17:30:58 | 旅先

今日は、高校入試の日。

この人たちは、高校にピクニックに来たのではありません。

      

受験生と昼食を共にするために待っている人たちです。

2年前にも(去年は雨で体育館の中でした)家族で昼食をとる受験生をお知らせしましたが、毎年このように受験の日はお弁当を携えて受験校に出かけます。

発表は1週間後。

その夜は、合格祝いにハシゴするお祝い客で島のトリップ数が跳ね上がります。

そこでは、合格した子が接待して大宴会です。

今年は今のところ1件は確実にお祝い(オトーリを回しに行く)しなければなりません。

暖かくなってくると、オトーリに酔った体には夜風が気持ち良くなります。

そこで沖縄県ワースト1となった路上寝の登場です。

路上寝とは文字通り酔って路上で寝入ってしまうこと。

特に、コンビニの車止めや車道の縁石は高さがちょうどよいらしく人気のスポットです。

去年1年で通報された路上寝は宮古署管内で実に730件。1日に2件のペースですが、さすがに20℃を下回る3ヶ月はあまり聞きませんから、これを除くと2日に5件。

素晴らしい環境とおおらかさに満ちた島ならでは快挙ではありませんか。

因みに、路上寝は道路交通法違反で5万円以下の罰金が科せられます。

1週間後の留置場は大賑わいさぁ