何とかこのシリーズ第2弾を出せそうです。
今回は自宅から1歩、勤務先から1歩出たところでまとめましょう。
この島では1年中花が咲いているように思えるでしょうが、やはり春先は1番季節を感じるときです。
まずは沖縄のさくら、かんひざくら(寒緋桜)
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本土の桜ほどの風情もなく、花見などという習慣もない彼の地では普通にスルーされる寂しい桜でもあります。
次はハイビスカス。
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ちょうどよく紅白がそろいました。
ハイビスカスは暑さに強いというイメージがありますが、我が家の庭に植えられているハイビスカスはハワイ原産のもので意外と暑さに弱く、今の時期に次々と花芽をつけ5月の声を聴くとお休みします。
早い話老木です。几帳面に一輪づつ老体に鞭打って開花させる姿を見ると身につまされる思いであります。
さて、今の時期のトピックスというとキビ狩りです。地元ではキビ収穫(ぶーぐなぐズ)といい、地域によっていろいろな言い方をします。本島ではサトウキビのことをウージといっていますね。
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現在の収穫の主役は「ハーベスタ」と呼ばれる収穫機械でのキビ刈り。
数年前までは、島の外で生活する家族も呼び寄せて、時には地域が協力して刈り取っていましたが(本島の言葉でユイマールですね)、今シーズンは機械刈り面積が9割に達し生産者はハーベスタの刈残しを拾って見守るだけということになったようです。
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刈り取り作業は楽になりましたが、生産者の収入は減ります。
20-21年度の1トン当たりの生産者の手取りは21,999円。糖度によって差がありますが基準糖度の最高価格です。
ハーベスタの使用料が1トン当たり4,500円。生産者の手取りが減るわけです。
その一律4,500円が独占禁止法違反ではという指摘もあったようですが今年はうやむやになったようです。
また、手取り21,999円のうち製糖工場の買取価格は5,364円。残りは国の交付金という仕組みです。
きわめてしょう爺的にいうと「国は安い価格の輸入砂糖に関税をかけて砂糖価格をあげてやったんやからからその分を国内の生産者に与えるんやで」ということでしょうか。
詳しいことはまた別の機会に。たぶん来年の収穫期になると思うけど。
というわけで第2弾も混乱のうちに終了。
宮古島の陽性者はこの10日間で一人と安定しております。明日からはワクチン接種が始まります。975回分ですが。