ピロリ菌の除菌投薬も終わり、沖縄那覇での頭の保養も済んで、今年もあと2ケ月あまり。
11月11日には撃退結果確認UBT(尿素呼気試験)を受けてピロリ菌育成も終わるはずです。
今回の那覇でのお買い物の目玉はユニクロと村上龍「心はあなたのもとに」購入で、「半島を出よ」以来の龍本でありました。
Amazonで買うのも、御取り寄せも便利ですが、やはり本は本屋で立ち読みして探しながら買うのがベストですよね。
村上君は結構はずすことも多いので、書評だけでの判断はバクチです。
通勤時間が5分となってこの時間に本を読めなくなったのは読書量に結構影響を及ぼしておりますなあ。
そんな日々の出勤前、近所のおばァが朝の散歩の途中、我が家の庭の低いブロックに傷ついた羽根を休めておりました。
するとそこへやはり年老いたチビがやってきて、ユンタクしはじめました。
「ひまでひまでたまらんわねえ」
「こうやって外を歩いてもすぐ疲れるし。こんだけ疲れてもまだ朝だし。おまえはいいさぁ、あちこち歩けるから。年の割に元気だねぇ」
「いやいや、最近の若犬にはこまったもんさ。別荘にしていたこの駐車場は追い出されるし、お休み処が限られてくるわさね」
「この辺もナイチャーが多くなって夜も騒がしくなってきたねぇ」
「やべー、噂をすればやってきたがよ。トラが。ほな帰るよ」
「やれやれ、あんたも若いもんに追われる身かね。ぱんも長いことないからねぇ」
この微妙な距離感は、トラの年長者に対するリスペクトなのか単なるネグレクトなのか。
身につまされる朝のひと時でありました。