しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

記録的大雨と目撃した事故

2024-05-24 17:31:12 | news

梅雨入りしました。熱低も台風1号へ向けて順調に育っています。

そんな中、昨日までの3日間に降った雨が500ミリとなり、観測史上最多の雨量を記録しました。

それでも土砂崩れ2か所、住宅への被害は報告されていないので降雨に対しては安全な島といえます。

それはなぜか?

山がない、川がない、耕地面積・林地面積が島の面積の3分の1を占めるからですね。

地表に降る雨は、地中に浸透できない分は表面の低いところに集まり海を目指すわけですが、それが集まったのが川となり時として地表にあるものを洗い流すのですね。

ところが、この島はサンゴから形成された石灰岩を基底としその上に粘土層が堆積したものですから、地中はスカスカ。つまり降った雨は基本的に地中に浸透してしまうのです。

それがこの島をとりまく海の透明度を確保し、サンゴのかけらが海底を白くして海を青く見せている理由でもあります。

この浸透能力を超えた雨が降ると、地表の低いところに集まり池となり浸水被害をもたらすのですが、今のところ床上浸水とか土砂災害にはつながっておりません。

それは耕地・林地面積が1/3あることが理由の一つとなっているのですが、島の一部では慢性的に浸水し交通できなくなるところがあります。それが地表が宅地化されて、舗装された道路が集中する部分と周辺より低い標高にある農地です。

地中に浸透できない雨水は、地中に「浸透ます」という一旦水をためる装置を設置するのですが、溜まった砂や泥、地表にあったゴミなどの除去や予想を上回る雨量への対応などを怠るとプールになるということです。

ともかく、今回の雨量では大きな被害もなく静かな日常が戻ってきたなあ

とおもいきや

一昨日の朝、豪雨の合間に勤務先近くの路上で交通事故を目撃しました。

       

2車線の道路上での正面衝突。見たところ左折進入車と右折車もしくはUターン車?との衝突と思われます。

救急車が出動しましたが、新聞報道もなく大事には至らなかったようです。

        

一方、本日の新聞報道では、市東部の市道で昨日の正午近く2台の乗用車が正面衝突。

合わせて2台の車の9人が負傷。うち一人は鎖骨を折って重傷との事。

雨より怖い自動車事故。後期高齢者を拝命した爺も気を付けることとしよう。