しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

この乱世にのどかすぎ

2023-01-05 17:39:45 | たーけの橋

皆様明けましておめでたいのことです。

おかげさまでこのブログも開設以来4,917日を迎え、閲覧数920,138PV、訪問者数397,416UUとなりました。

何を目標としているかは私にも解っていないのですがとにかく気力が続く限りお付き合いください。

サッカーの天皇杯決勝のみがお正月の楽しみでしたが、それもここ2年ほどなくつまんねえなと思っていたら14年ぶりに箱根マラソンを地上波で見ることができ、記録に残らない学生選抜の1区での奮起と青学の箱根下りのよもやの区間最下位などをリアルに見て興奮の2日間を過ごしました。

でここの天気はというと亜熱帯気候では雨季にあたり大陸の高気圧の縁にあたり曇天と降雨が続く毎日でありました。

つかの間の晴れ間をぬって近くの海岸に散歩に行くと奇岩に出会いカメラに収めたのがこちら。

こんなの前からあったかなあ。     

     

遠くに伊良部島と釣り人が二人。

波もほとんどないのどかな3が日でございました。

今年もよろしくお願い奉ります。

 


台風の間にカタブイ

2021-09-22 17:36:02 | たーけの橋

意味の解らないシルバーウイークも中盤に差し掛かりまして、コロナも老人力により落ち着きを見せております。

ここ1週間の宮古島の感染者数は16人。そのうち2日は感染ゼロ。

沖縄県全体でもここ1週間はほぼ30%づつ減少しており、昨日は55人。1週間前の255人からは目を見張る減少ぶりです。

ここで安心してもしょうがないのですが、久しぶりに伊良部大橋を渡ることがありましてその時の調査結果を報告しておきます。

宮古島から伊良部島へ向かって走行中にすれ違う車の内レンタカーの台数をカウントしてみるという試みです。

走行時間は午後1時半から約5分間。すれ違った自動車類は57台。うちレンタカーと特定できる「わ」「れ」ナンバーは14台。

レンタカー率は24.6%。

東大公共政策大学院が2015年度に発表した「伊良部大橋建設に関する費用便益分析」というレポートから、供用開始(2015年1月31日)年の夏に観測した自動車交通量を参考に昼間12時間交通量のうちレンタカーが占める割合を試算すると26%程度となりますからほぼ供用時と変わらないレンタカーが伊良部大橋を利用しているかもしれないということになりそうです。減っていないじゃないか。

           

これはその時に撮影した伊良部大橋。伊良部島から宮古島に戻るときの画像です。

前方に見えるのは「カタブイ」と呼ばれるスコールの雲。この時この雲の下に位置する城辺(ぐすくべ)では1時間に50ミリ以上の降雨があったとされていますから、面積160平方キロの島でも気候の差は大きく油断できないのですね。でもすぐやみますから島の人は傘を持ちません。そもそも外を出歩きません。沖縄県人歩こうキャンペーンのTV画像では、フォアボールでファーストベースに車で行こうとする野球人が揶揄されておりましたから。

最後にお口直しに海に吸い込まれる道を

           

ようやくこういうエピソードを出しても良いような雰囲気になってきましたね。

 


もう8月

2016-08-01 17:47:26 | たーけの橋

タイトルとは関係ない話ですが、宮古空港のそばに建設中の全天候型交流施設、通称宮古ドーム。

来年4月の供用へ向けて着々と工事が進んでいます。

 

       

総工事費30億円。「たーけーのドーム」と揶揄されないよう利用計画をしっかり立てましょう。

最初のイベントは、供用直後に開催されるトライアスロンの開会式かな。

降雨時や強風時の観光客などへのイベントに利用などと言っていますが、そんなに急に使えるものでしょうか?などと要らぬ詮索をしてしまいます。

この周辺には、県内売上2位のスーパーマーケット「サンエー」の移転建設も予定されているようです。

さらには、市の中心部とこれらが立地する空港南側とを結ぶ空港地下道を要望する動きや、合併特例債を利用した市役所統合庁舎建設にも絡むなど空港周辺は騒がしくなっております。

今月の11日には空港から6分の場所に生鮮食料品も販売する「ドン・キホーテ」が開店する予定。

一方、せっかく住居の近くに開店したココストアが閉店。郵便局の前のココも閉店。

競争は栄枯盛衰を重ねながらも、建設バブルはまだまだ続きそうなのでした。


伊良部奇行 はじめ

2015-05-01 17:08:56 | たーけの橋

今日から5月でございます。

あの伊良部大橋の供用開始から3ヶ月。

思いのほか検討しておりまして、その効果は大きいものと見込まれております。

これまでは伊良部の町なかをゆっくりと見る機会もなかったのですが、フェリーの時刻を気にしないで日帰りできるメリットは絶大で、好奇心を刺激されること満タンです。

いつも途中で分からなくなってしまうシリーズものですが今回からは「はじめ」「おわり」を決めて、その間に適当に挟む方式を考え出しましたのでよろしく。

そこで「はじめ」ですが、まずは見た目から入りましょう。

興味深い建物がいっぱいあります。

伊良部島の中でももっとも池間島に近く、最大の港がある佐良浜地区は断層の切り口のような斜面に住宅が張り付いている地区です

尾道市のような狭い坂の両側に住宅が並んでいます。その住宅の壁の色たるや遊び心に満ち満ちております。

  

 その中でも異才を放つこのエクステリア

 左は煉瓦積み、右はフェイク。コンクリート柱にお絵かきしたもの。

工事中に気が変わったのでしょうか。片方だけ破壊されて煉瓦復活の資金切れだったのでしょうか。

さらにはこの家の斜め向かいの何かを販売していそうなこの建物の外装。奥の煉瓦家は本物。手前は遊び心。わかるかな。 

   端部までは気持ちが続かなったのか

   見え見えのフェイク

適当心満載の佐良浜族なのでした。

お散歩も終わって水分補給と地元のスーパーまーけっとと称する超スーパーなお店へ。

すると

    

先月末販売中止となったあのs社のヨーグリーナが10本近く在庫。

すぐに飲みたい方は「下地スーパー」へ。 Aコープにはありませんよ。

 


何故ここだけ?

2015-02-20 11:16:32 | たーけの橋

伊良部大橋供用後はたびたび伊良部島に渡り、おかげさまでフェリーの出発時刻を気にせずにうろうろできます。

そんな中見かけた案内板。

 

        

4行ありますが3行目以下は中国語とハングルなのでしょう。

それは良いとして、宮古島への玄関口である宮古空港からここに至るまで一切の中国語、ハングルの案内はなく、ここにだけにある東アジア化。

どーいう意図でしょうか。

さらにヤマトブー大岩はこの案内が最終。

2.9キロ先には何の案内もありゃしない。見つけられなかっただけか。

この島もいろいろ面白いことありそうですな。

昨日は旧正月。

旧暦を大切にする伊良部島佐良浜地区では、大漁旗をたてて航海安全と大漁を祈願し、正月のごちそうを供えます。

佐良浜の漁師は1900年代初めから始まったカツオ漁に端を発し、ボルネオ、セレベス、カロリン諸島、マリアナ諸島まで広がる遠洋漁業で名をはせた人たちを祖先に持つ漁師たちです。

昭和に入ると現地に鰹節、缶詰の製造工場まででき、佐良浜・池間出身の女工さんたちも渡航したそうな。

漁師の家族も同行することもあったそうで、南方生まれの佐良浜人が現存していると聞きました。

佐良浜などの沖縄人の漁師たちだけが何故南方に進出できたかというと、カツオの餌取りにたけていたことが理由だそうです。

閑話休題

佐良浜魚港に停泊する漁船と大漁旗はこんな感じです。

 

       

前方に見える階段住宅は、尾道もしっぽを巻くような細い道で往来しなけれならならないような住宅街でいずれ探訪に行かなければならないところです。

一方、フェリーの運航がなくなった佐良浜港は、宮古フェリーの高速船が寂しく係留されているのみ。

 

       

ここを拠点にするダイビング船は増えるのでしょうか。