しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

ナマコの護身術

2015-06-10 18:09:55 | 生き物達

太陽が真上に来て暑いんです。

去年の6月16日にもアップした「ラハイナヌーン」のお話。

今年もその季節がやってきました。

今年は趣向を変えて海の中からお送りしましょう。

        

時は正午。かのDB(Dream Believerのことですね)の船尾のハシゴの真上に到達したティダ(太陽)

さて海中では

  

ちょっとグロですがナマコ。

「クロテナマコ」と命名されています。角のような触手とソーメンのような白い物体。

触手の部分に近づいてみると

 

黒い触手の先端が白くなっています。この黒い触手から「クロテ」の名がついたようです。

反対側は

 

外敵から身を守るために放出する、直腸が変化したといわれている「キュヴィエ器官」と称されるものです。

粘液の絡んだ細い糸のような形態を持ち、粘液性が強く外敵に絡んで追い払います。毒性をもったものもいるということです。

もちろんダイバーは触れてはいけません。

日本で食用にされているナマコにはこの器官を持っているものはいなそうですのでご安心を。

このナマコよう幼生時にはウミウシというかわいい生物に擬態して身を守るのですが、誰も相手にしないようなナマコでも身を守る術を身につけているのですなぁ。

 


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