カウンターサービスが終了してしまいました。

何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



台湾に行って来たなり~






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6日目
2010.12.22

いよいよ最終日でございます。
行く前は「台北だけで6日間もどうやって過ごそう?」なんて思っておりましたが、ホテルでゆっくりする時間もほとんどなくあっと言う間でしたわ。
見てる人は「毎回同じようなものばかりで食べ飽きないの?」と思われるかもしれませんが、なんのなんの!中華は奥が深いですよ。
正直、まだまだ食べ足りない。(笑
無限に入るお腹が欲しいくらい。ハハハ。
「脂っこそうなものばかりこんなに食べて太らない?」と思ってる方もいらっしゃるでしょう。
私は痩せて戻ってきました。
まぁ、私の場合、普段に比べたら数倍動いているってのもあるんですけど、驚くことに普段から畑仕事をしてるママも痩せたみたいです。
↑ママは太りやすい体質なんだな。
「炭水化物取締り奉行」がいたことも大きいですが、案外バランスの取れた食事をしていたのかもしれませんね。

さて、昨夜、蛙にうなされた気の毒なママ、どうも気分が優れない様子。
「シャンプーでもしてもらう?」と聞くと、二つ返事。
私はシャンプーという気分じゃなかったのでパスして、ママが2人で出掛けて行きました。
あんた、シャンプーのためなら、婿と2人きりになってもいいんかい!?
ハイ、いいそうです。
昨日よりマッサージの上手いお姉さんに当たったようで、ご機嫌さんマダムで帰って来ました。
今日もあの専属のおばちゃんにセットをしてもらったらしい。(笑
400元(1000円ちょっと)で、安上がりな気分転換だのう。

最後の荷物を詰めて、スーツケースを部屋の入り口まで運んだら、またエライこと重くなってたわ。
そらそうだよねー、昨夜計ったら本だけでも10kgもあったもん。
一応重量超過を注意されたら本だけすぐに出せるように、いくつかの紙袋に分けて入れておきましたよ。
ホホホ、セコイつうねん!
荷物を預け、チェックアウトを済ませてちょっと早いお昼を食べに出る。
タクシーでわざわざ出掛けるのもなんだったので、ホテルの前の上海料理の「新葡苑」へ。
考えてみれば、この旅は上海料理と中国の北の方の結構ディープなもの(酸っぱい白菜の鍋や羊の鍋とか)が中心だったなぁ。
そういや、広東料理や台湾料理を食べなかったわ。
もしかして、台湾のトレンドは上海料理なのか?
↑つうても、最近はちゃんとした店なら何料理でも置いている気がする。
こちらに戻ってから、「三越の「欣葉」でもホテルから近くてよかったなぁ」と気付いたよ。
緻密な計画を立てたつもりだったのに、ああああぁぁ、私としたことが!
いやいや、今回は期せずして「上海料理食べ比べ」になったんだから、〆も上海料理じゃなきゃね。ふふふ。
まずは小籠包ね。
決して不味くはないのよ、不味くはないの。
でも、私はもうちょっと皮が薄い方が好き。
やっぱり私の中では、「鼎泰豊」の小籠包が不動の1位だわ。
小籠包大好きのママは、「昨日食べたのと比べたら・・・」
ああぁ、それ以上言うな。
腸粉も注文してみました。
私はここのソースの方が好きかな。
ペロンと腸粉と大ぶりの海老、うーん、この食感たまらない~。
ほとんど1人で食べちゃいました。
そして、食べ比べと言うなら、やはりこれも外せないでしょう。
見た目でわかりますかね?
日本で食べるものと比べたら全然美味しいし、不味くはないのよ。
だけど、先に「上海郷村」で食べた「東坡肉」の記憶が鮮明でねぇ。
つい「なーんだ」って言葉が出ちゃうのよ。
順番が反対だったら、きっともっと美味しく食べられたのに残念。
結局、1個ずつずつ食べて、残りは包んでもらいました。
↑それでも日本に持って帰れば大好評。
あとは魚介の団子のスープ。
コレも例の獣臭いスープの1つです。
前回ヒドイ目に遭った「極品軒」に比べたら、臭くないし美味しく飲める。
白身の魚の団子と海老の団子も、贅沢に作ってあって食感もいい。
ただやっぱりスープの出来は、「上海郷村」の方がいいね。
とこうやって比べて食べてると、美味しくなくなっていくのよねー。
やっぱり違う料理のお店にすればよかった。
つうか、私がメニューの選択を間違ったのよ。
最後の最後で残念なことになってしまったのは、私のせいね。
ちなみに系列のお店・「葡吉小厨」で買って帰った「肉まん&葱まん」は、とっても美味しかったです。

というわけで全行程を食べ終えて早目に空港に向いました。
もちろんJALのカウンターでは揉めますわね。(笑
3人で30kg強のオーバーです。
「じゃ、本だけ出します」とスーツケースの中から軽い方の本の紙袋を取り出し、再び秤の上へ。
3kgほど減っただけです。
えっ?それでいいのかって?
ええもちろんですよ。
カウンターのお姉さんも仕事だからねー、一応言わなきゃいけないのよ。
「ごめんなさいね。迷惑をお掛けしたわねー」と言ったら、
「いいんですよ。気にしないで」ですって。
ほんま、私ら、悪質な客だよ。
反対だったら、きっと「ったく嫌な客だよ」と言ってるところだよね。
「客」とも言わないかもしれない。ハハハ。

これで私の台湾旅行は終わりました。
こうやって振り返っても、本当に食べてばかりでしたなぁ。
でも、まだまだ食べ足りなくて心残りなことがありましてねぇ。ホホホ。
次回のために備忘録、「神旺大飯店」「潮品集」も忘れないこと!
って!?どこまでも意地汚い私です。
あ、これからもし、台湾行きを考えている方がいらっしゃったら・・・
あくまでも私の好みで参考になるかどうかわかりませんが、私のお気に入りは以下の通りです。
「朱記餡餅粥店」で牛肉餡餅を、「上海郷村」で東坡肉を召し上がってみて下さい。
これだけで台湾が大好きになるかもしれません。(笑
冬の今の時期でしたら、なんと言っても羊の鍋(ちゃんとしたものなら全然臭くありません)と白菜の漬物の鍋も外せません。
白菜の漬物の鍋なら「大連風味館」「長白」かな。
中華風デザートなら、何と言っても「京兆尹」です。
そして、ちょっと奮発して落ち着いたところでというなら、「天香楼」をお奨めします。
プリンスホテルの「九華楼」もお料理はいいのですが、接客と雰囲気が台湾的(悪い意味で)です。(笑

1ヶ月も前の旅行のことを思い出しながらウロが回った頭で記録しましたが、案外覚えている自分に驚いています。
まだ大丈夫みたいですわ。
ただねー、反対に1年ぶりのママと付きっ切りの旅行で、彼女が一年一年歳を取っていっていることを実感しました。
老人特有の頑固さ(自分考えに囚われ過ぎる)と、何に対しても興味が持てないような消極的な態度が気になりました。
彼女のあの無謀な行動にハラハラさせられることも少なくなったのに、何故か寂しい気持ちになります。
まぁ、いつかのときまで、少しでも多く笑える思い出話を増やすために、もうしばらく一緒に旅をしましょう。
頑張って付いて来なさいよ~。
毎回私のわがままや思い付きに振り回されている可哀想な、本当にありがとう。
そして、テンスアップちゃんケビン、あなた達がいなければこんなに楽しい旅にはならなかったでしょう。
お世話になりました。ありがとう。
最後に、こんな長くて下らないものに付き合って下すった読者の皆様、ありがとうございました。


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台湾に行って来たなり~






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5日目-九イ分編-
2010.12.21

トニー・レオン主演の「悲情城市」の舞台になった九イ分に遂に行って来ました。
九イ分までは電車+バスか、バスで行くしかないんですけど、ほら、バスって、旅行者には何となくハードルが高いでしょ?
ついつい行きそびれてしまっていたのよねー。
今回はテンスアップちゃんが仕事を辞めて時間があるので、付き合ってもらえることが出来たのよね。
復興SOGOの反対側(信号を渡って)のバス停に向いました。
途中、タクシーのおっちゃんの「1人200元(500円ほど)で連れて行ってあげる。バスなら140分掛かるところがタクシーだと50分だよ」
と激しい客引きに遭う。
↑九イ分行きの客目当てに数台のタクシーがたむろしていた。
「150元なら乗ってもいいよ」と言ったら、話にならんという顔をされて去られてしまった。(笑
もちろんタクシーに乗る気などサラサラなかったんだけどね。
だって、せっかく言葉の出来る地元の人間が一緒にいるんだから、ローカルなバスに乗って行きたいじゃない。
「1062」のバス(20分間隔くらいで出てる様子)に乗り込み、102元(だったと思う)を入り口で支払って、さぁ出発。
可笑しかったのがさぁ、途中フツーの交差点とかの手前で停まって、運転手さんがどこかのビルに入っていくのよ。
「なんだ?なんだ?」と思ってたら、何事もなかったように戻って来てまた走り出すの。
うん?もしかして、トイレに行ってたのか?
自由でいいのう。(笑
街中を少し走って高速道路に乗り、田舎の街を抜け、山に向ってズンズン上ってようやく九イ分に着きました。
金鉱跡だけに当然山の上にある街ですな。(笑
掛かった時間は1時間強かなー。
タクシーのおっちゃんの140分は全くのでたらめでした。
まぁ、200元という値段は妥当な線だと思うけど、嘘はあかんぞな。

まず両側に寂れた(レトロな)雰囲気のお店つうか、土産物屋みたいな店が並ぶ商店街があります。
しかし、通路つうのが人が横に3人並べるかどうかくらいの広さしかなくて、めちゃくちゃ歩きにくい。
平日にも関わらず、観光客で一杯だしね。
美味しそうなローカルファストのお店も一杯あったんだけど、何せ我らはお昼をあんなに食べたもんですから入りそうになかったのよ~。
あー、残念。
ここで「阿原」のハイビスカスと苦茶の石鹸を購入。
↑香りもよくて刺激が少ないので、結構当たりだった。
何かね、商店街の中でちょうどどなたかが亡くなられたみたいで、お葬式(?)があったのね。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、あちらのお葬式つうか忌中のお宅って、玄関にとてもキレイなお花が飾ってあるのよ。
それを名カメラマンのママが嬉しそうに写真に収めてたら、テンスアップちゃんにめちゃ怒られてました。
ハハハ。
知らない者にはキレイなお花だけど、知ってる者(特に中華系に人はね)から見たらとんでもなく縁起の悪いものだったんでしょう。
商店街を抜けるとレストランとか、喫茶店が並ぶエリアに出ます。
この光景、写真で見たことありません?
そう、あそこなんです。あそこって!?(笑
正に「千と千尋の神隠し」の雰囲気ですわ。
↑ここをモチーフにしたんだよね?

足の調子が悪かったママにはこの階段がキツかったようでねー、早々にお茶屋に腰を下ろしましたよ。
もちろん私達が入ったお店は、「悲情城市」のロケが行われた「阿妹茶楼」ですよ。
ええ、トニー様がいた場所ですもの。ホホホ。
テラス席に案内してもらったんだけど、ここも山沿いに建ってるせいなのか、構造がよくわからないんだよね。
自分がいる場所は中2階なのか、中3階なのか。
テラスだけでも2段、2フロアーありました。
↑柵の向こうがテラスの上段。
火事や地震が起きたら、どこに逃げていいかわからなくなるだろうね。
何やらレトロなフレンチっぽいお店(赤い壁)があったので、夜食事に来るのもいいかもしれない。
でもさぁ、こうレトロな建物を売り物にしてると、このうらびれた感じがいいわけでしょ?
そうすると、どこかを直すにしても難しいよね。
キレイにしちゃいけないし、古くてみすぼらしいのもマズイとなると維持保存が大変だよ。
さ、お茶を頂きましょうかね。
メニューの中からお茶の名前は忘れたけど800元(高っ!)を選び、お店のお姉さんに淹れてもらう。
が!このお姉さんのお茶の淹れ方がガサツでねー。
思わず、テンスアップちゃんと私は顔を顰めてしまったわ。
せっかくのいいお茶、なんてことをするんだよぉぉ。
お姉さんはテンスアップちゃんのことを中国語が話せる日本人と思っていたようで、わからないと思ったのねー。
ハハハ。
お茶のお供のお菓子は、ジャスミン茶の葉の入った揚げクッキー(丸いの)と紫芋の揚げたもの。
紫芋の方は美味しかったけど、ジャスミンの方は正直葉っぱが口の中で煩く感じるね。
と文句を言いつつ(笑、お茶を飲みながらまったり。

まったりしたら、もう日が暮れてきた。
暖かくてもやっぱりここも冬、日が短いねー。
全部は回りきれなかったんだけど、引き返すことにしたの。
テンスアップちゃんと私が並んで歩いていたら、日本のツアーで来てるおばちゃんにエライ勢いで話し掛けられたのよ。
なんだ?なんだ?
テンスアップちゃんの鞄を指差して
「ちゃんとファスナーを締めなきゃダメ!ボーッとしてたら、すぐにやられるんだから気を付けなさいよ。ここは台湾よ、油断してちゃダメ」
あらまー!親切なおばさんだこと。
あのぉ、私達より必死に盗られまいとしてるおばちゃんの方が狙われやすいし、そのツアーのバッチの方が危ないと思うんですけどぉ。(笑
つうか、おばちゃんが注意してるこの子は台湾人ですって!
それから、正直、今の日本より台湾の方が安全ですってば。
私もよく海外でこの手のパックツアーの達人みたいなおばちゃんに注意されるんだけどさぁ、あれ何なんだろうねぇ。
親切はありがたいけど、「自分は旅行に慣れてるから注意してやってる」って態度がちょっと滑稽なんだよね。
ふふふ。私、ちょっと意地悪?

帰りは行きに上ってきた坂道を当然下って行くんだけど、これがやねー、「エンジンブレーキだけで下りてる?」って勢いで下って行くのよ。
マジでジェットコースターに乗っているようなの。
あの手の乗り物が大好きなママは大喜びで、この手の乗り物が苦手で案外臆病者のテンスアップちゃんは涙目。
いやー、ほんまに対向車にぶつからないかヒヤヒヤしましたよ。
で、帰りの運転手さんも行きの運転手さん同様トイレ休憩が入ってね。
しかも、間隔をあまり置かずに2回もよ。(笑
あの運転手さんは、きっとお腹を壊していたに違いない。
ハハハ。
九イ分への小旅行は終わったんですけど、もう自分達だけでバスにも乗れるし、今度は朝からゆっくりと来たい思います。
思っていたより楽しいところでしたわ。


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台湾に行って来たなり~






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5日目
2010.12.21

自分の備忘録のための書き残しをダラダラと綴って、皆様にはご迷惑をお掛けしております。
退屈でしょうが、もう少しお付き合いくださいませ。(笑

この日は朝からとっても活動的。
ママ「ねぇ、シャンプーにはいつ行くの?」の声に応えて、朝っぱらから美容院に行って来ました。
↑シャンプーはもちろんそのあとのマッサージが気持ちいいらしい。
ボーッとした頭がシャキーンとしますな。
ただねー、本来毛先がクシャクシャとなってる髪形が、キレイにブローされてしまってねー。
きのこみたいな(マッシュルームカットとも言えないような)髪型になって、思わず苦笑いよ。ダサッ!
↑昨夜、リンママのヘアースタイルを笑った罰か!?
そして、何故か毎回マダム風に仕上げてもらえるママ
どうやら「おばちゃん担当」のベテランの方がいらして、ある年齢以上のおばちゃんのセットはその方が一気に引き受けてるみたい。
?もちろんいつもの「中国の田舎の青年かい!?」というナイスガイに仕上げてもらってましたよ。ハハハ。

早めのお昼を済ませてから行こうということで、テンスアップちゃんとはSOGOの「鼎泰豊」で待ち合わせ。
まだ11時だったのに、既に行列が出来ておりましたわ。
本場台湾でもやっぱり人気が高いようです。
↑私も小籠包と言ったら、鼎泰豊なのだー。
台湾に着いてからずっと「まだ小籠包を食べてないよ」と五月蝿かったママもようやく安心したようです。
ねっ?玉市で買ってやったネックレスを着けてるでしょ?(笑
まずはお約束の小籠包と海老の餃子、酸辣湯と青菜、そして、初めて食べた野菜まん。
ああ、コレよコレ、コレが食べたかったのよ~。
サトミーナ(夫の研究者仲間)が「台湾に行ったら、三食鼎泰豊でも平気」と言ってたけど、私も2日くらいなら平気かも。(笑
台湾では絶対ないんだけど、日本の鼎泰豊だと、何故か当たり外れがあるんだよねー。
1年ぶりに食べられて本当に幸せ~。
初めて食べた野菜まんもなかなかグーよ。
ほら、これが餃子とか皮の薄いものだとさぁ、何だか草だけを食べてる気になるでしょ?
私ね、餃子の皮も野菜の具も好きだけど、アレになっちゃうとどうにも・・・なんだよね。
モチモチの饅頭にこの野菜の具つう組み合わせになると、一気に美味しくなるような気がする。
あとは海老入り腸粉。
辛いソースで和えてあります。
私はこの辛いソースよりフツーのお醤油がよかったな。
しっかし、この腸粉、今はフツーになってしまったけど、20数年前に香港で初めて食べたときは、プルンプルンの食感に感激したなー。
↑好きな食感なんです。
大袈裟じゃなく「こんなもんが世界にはあるんかい!?」と思ったあの頃、ある意味幸せだったなぁと思いますわ。(笑
今みたいに「ああ、コレね」なんて言うのは、つまんないことだよね。
そして、そして、念願のチャーハンも注文してもらえましたぁ!
ようやくテンスアップちゃんのお許しが出たの。
ああ、コレコレ、この上品なチャーハンが食べたかったのよ~。
ほとんど1人で平らげました。(恥
うーっ、お腹一杯。
笑っちゃったのが、ここの支払い、昨日の北京ダック屋より高かったの。
北京ダックより点心の方が高いってどういうことだろう?

お腹一杯になったところで、九イ分へGO!
なんですけど、長くなりそうなので詳細は次の「九イ分編」で。
ここでは夕飯の話をします。

最後の晩餐は、ちょっと奮発して「亜都麗緻大飯店」内の杭州料理の「天香楼」へ。
九イ分から戻って、お店で仕事帰りのケビンと待ち合わせだったんだけど、彼が待てど暮らせど来ないのよ。
先にお料理の注文をして、彼が来てから持ってきてもらうことにして、おつまみをつまみながらひたすら待つ。
お昼に一杯食べたし、九イ分でもお茶をしたからお腹は減ってなくて、私達は全然平気だったの。
だけど、テンスアップちゃんにしてみればさぁ、先生が台湾に来てくれてしかも最後の会食だし、待たせるのが申し訳なかったのね。
めちゃくちゃ怒ってましてねー。
気持ちはすごくわかるんだけど、彼も遊んでるわけじゃないからねー。
イライラしながら待っても、楽しく待っても同じ時間じゃん、だったら楽しく待とうよ。
↑人のことは簡単に言えるんだけど、自分ならブチキレてるね。(笑
と2人で「私達のことは気にするな」と必死に宥めたり、話題を変えようとしてるのに、何故かママが火に油を注ぎ始めた。
「男の人は外で大変な仕事をしてるんだから、そんなに怒っちゃいけない。もっとケビンの立場や気持ちを考えなきゃいけない」
テンスアップちゃんに説教をし始めた。
オイオイ!あんた、何をする気だー。
そんなこと百も承知で怒ってるんだよ。
そら、正直私達も待たされることより、テンスアップちゃんが怒ってる方が迷惑だけどさぁ(笑、今、彼女を責めて何になる?
今度は私がママ「ママの言ってることもわかるけど、テンスアップが今どういう気持ちでここにいるか少しは考えてあげな」
と説教をする番になった。やれやれ。
そうこうしてたら、1時間ほど遅れてケビンがやって来た。
さぁさぁ、嫌なことは忘れて楽しく食事をしましょ♪
なんて言っても無理だよねー。ハハハ。
しょうがないのでのダメダメ英語とジェスチャーで、我らの海外での取って置きの失敗談を披露しましたよ。
私をタクシーと呼んで下さい事件とか、NYでカルフォルニアワインを買って来たつもりがオレゴンワインだった話など、披露したくない恥ずかしい話だったのにさ。(笑
まったく・・・特別出血大サービスだよ。
さ、我らの怪我のお陰で場も4割ほど和んだので、食べましょ。
まずは川海老の龍井茶炒め。
コースのメニューには「川海老とえんどうの炒め」ってなってたんだけど、前に食べた龍井茶炒めが美味しかったので変更してもらいました。
この川海老臭みもなくあっさりした海老で、香りのいい龍井茶とよく合うのよねー。
お上品な量だったのがちょっと残念。
次は、ジャジャーン!「蟹みそ入りフカヒレスープ」
今回初フカヒレでございます。
最後の最後で食べられました。
ベタだけど、やっぱり上品なスープのフカヒレ大好きっ!
次は「牛肉ステーキとアワビの姿煮」
あんたどこのアワビさん?もしかして、とこぶし?
と声を掛けたくなるくらい可愛らしいアワビでした。(笑
ま、腐ってもアワビはアワビ、美味しゅうございました。
牛肉はどこ産かわからなかったけど、赤身の柔らかいお肉でした。
次はお野菜ね、「筍と若芽となずなの煮込み」
下のソースみたいなのがヌルッとした青臭い菜っ葉のだと思ってたんだけど、あとでメニューを確認したらヌルッは若芽だと判明。
磯臭さの全然しない体に良さそうな味だったんだよね。(笑
筍の食感とヌルッの食感の違いも楽しかったし、ちゃんとダシを取りましたってソースも憎らしいほどのバランスのいい品でしたわ。
次はお魚、「季節魚の煮物、春雨と野菜の炒め物添え」
何のお魚だったかなー、日本では食べたことがないようなハンペンみたいなフワフワした食感のお魚でした。
野菜は黄ニラで特別主張するものではなかったんだけど、この春雨は春雨というより葛きりみたいな食感で大好きな食感だったわ。
そして、この日一番のものが出てきました!
「トリュフ風味とほたての和え麺」
ほら、フレンチとかでトリュフとバターと生クリームを使ったソースってあるじゃないですか、アレですよ、アレ。
皿を舐めたくなるほど美味しい、文句なしに美味しい!
コレ、ソーメンじゃなくパスタだったらもっとよかったと思うけど、それでもこの旅で一番のものだよ。
って!毎日一番は更新されるんですけど。
あとはフルーツとコレ。
フルーツと蛙の卵巣のスープとゴマ団子チャーシュー入り。
私は、形が残ってなければ結構ゲテモノも平気なんですよ。
↑蛙の卵巣は台湾の人にしてみればゲテモノでも何でもないんだけど。
でもねぇ、ママは聞かなきゃ食べられるんだけど、それが何かを知ってしまったらダメなのね。
テンスアップちゃんから「これは蛙の卵巣で、お肌にいいんですよ」と聞いた途端、「蛙を食べてしまった、どうしよう」と涙目よ。
んな大袈裟な!
最初美味しいと思って食べてたんだからそれでいいじゃん!
と思うんですけど、夜中中「蛙を食べた、蛙を食べた」と想像し続けて気分が悪かったらしい。ハハハ。
せっかく高い料理を奢ったのに、甲斐がなかったわ。
ちなみに高いと言っても、1人8千円くらいかな。
日本では考えられないような値段です。
最後の蛙で親孝行は失敗したようですが、良い(?)思い出になったことでしょう。(笑

ケビンに士林夜市まで送ってもらって、彼女達とはここでお別れ。
夜市は平日だったからかなー、人も多くなくてスイスイ見て回り、今晩中に荷物のパッキンを済ませたかったのでさっさとホテルに戻る。
いやー、もう明日帰るのかー、早いもんですなぁ。
困ったことに、まだまだ食べたいものがあるよ。ハハハ。


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台湾に行って来たなり~






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4日目
2010.12.20

あのね、実は今回の訪台の目的は、「故宮博物院」に南宋絵画の展覧会を観に行くことだったんですよぉ。
ああぁ、それなのに、わたくし、北京ダックの誘惑に負けてしまいました。
皆さん、ご存知のように、は鳥という名のものは、鴨も鳩もフォアグラさえも一切口にしないんです。
故にわたくし何度も台湾に来ているんですけど、一度も北京ダックを食べたことがなかったんですよ。
↑正確にはもう10数年口にしておりません。
テレビかなんかで北京ダックを食べているシーンを見て、何ヶ月も前から「北京ダック食いたい熱」に冒されておりました。
今回は是非とも食べたい、いや、食べねばならぬ!
そして、私は考えました。
と別行動のときに食べればいいんじゃないかと。
別行動?
ああ、それなら彼が故宮博物院に行っている間がいいんじゃない。
かくして「あなた1人で故宮へは行ってちょうだい。私はママと北京ダックを食べに行ってくるから」
と決定事項を伝えました。
ー心の声ー「あんた、何をしに台湾に来たの?」
が、、私に逆らえるわけもなく(笑、1人でトボトボ故宮に向いました。
おまけに「1人でタクシーに乗るのはもったいないから士林まで電車で行って、そこからバスが出てるからそれに乗って行きなさい」
と非情なお達し。
あー、気の毒な

さぁ、北京ダック、北京ダック♪
何やら「広東ダック」いう特別に飼育された家鴨を北京ダック風に調理したものを出すお店があってねー、非常に興味があったのですが、この日売る分は既に完売したそうで敢え無く断念。
テンスアップちゃんが以前行ったことがある「陶然亭餐廳」へ。
12時半にお店で待ち合わせだったのですが、彼女は15分経っても現れないのよ~。
私と同じくせっかちなママは、かなーりイライラしてる。
この程度の遅刻なんて当たり前だし、想定ないだっつうの。
しかし、「来る途中に何かあったかもしれないよ」と不安なことを言う。
もう~、しょうがないのう。
「じゃ、電話をしてみるよ。携帯を貸して」(私の携帯は海外で使えない)と言ったら、「ホテルに置いて来た」と言う。
「何でホテルに置いてくるかなぁ。と今度は私がイライラ。(笑
しょうがないので、お店の人に彼女の電話番号を見せて、身振り手振りで電話をしてくれるようお願いする。
何のことはないお店のエレベーターに乗ってる彼女に電話が繋がった。
↑バスを乗り間違えて遅れたらしい。
ハハハ。
なんつうの?せっかちな人って、自分のせっかちを棚に上げて、人のせっかちを見るとイラッとするんだよねー。
さぁ、食べましょう。
まずはキャベツとピーナッツとパクチーの和え物。
これはさっぱりしてて、メインの前に胃を開かせるのに最適なものね。
私はパクチーが苦手(食べられないわけではない)なんだけど、パクチーがいてこそのものだと思うわ。
まぁ、おかずというより、おつまみかお茶請け(漬物と同じ感覚)、これで番茶があったら際限なく食べ続けちゃうね。(笑
さ、喉も胃も開いたところでいよいよメインの北京ダック。
お兄ちゃんがその場で削ぎ切りをしてくれて、テーブルへ。
いやー、私の中であまりに期待というか妄想が広がってたのね。
北京ダックって、もっともっと美味しいものじゃなかった?
確かに美味しいし、この店のがどうこうという問題じゃなくて、あまりに舌の思い出が美し過ぎたのね。
感激で涙する(と思ってた)ものではなかったわ。
って!当たり前じゃ。
次は皮を削いだあとの身ともやしの炒め物。
これは想像がつきますよね。
説明にならないけど、炒めの物上手な人が作ったフツーのもやし炒め。
他に言いようがない。(笑
次は、他のテーブルに運ばれててめっちゃ気になったスープ。
またしても皮を削いだあとの身や骨のスープです。
これはめちゃウマでした。
臭みもなくて、薄味のまろやかなスープでしたよ。
ただねー、もったいないことに3人では多過ぎる。
半分も飲めなくて残しちゃった。
きっと日本でお腹が空いた時に、「あのスープが今あったらなぁ」と思うんでしょうな。
↑いや、既に何度も思ってる。ハハハ。
貧乏性なので北京ダックは完食したけど、3人で食べるにはこのくらいの料理数が限界だね。
「私、チャーハンが食べたい」テンスアップちゃんに言ったら、
「うっさん、炭水化物は北京ダックを包む皮で充分です。食べられません」と却下されてしまったの。
彼女はどうやら「炭水化物取り締まり奉行」らしい。(笑
寂しかったなぁ。
大勢で食べに来たら、どんなに楽しいことか。
そんなこと、一生無理なんだろうなぁ。
ここね、北京ダックを丸ごと1羽と上の料理と青菜炒めを頼んで、支払いは5千円もしなかったのよ。
驚きじゃない?やっぱり台湾はいいのう。
そうそう。
支払いのときにね、私が「Check Please」と言ったら、お兄ちゃんが何か言い返して来て適当に返事をしたら!
な・なんとお兄ちゃんは鉛筆を持って来てくれたの。
私???、テンスアップちゃん大笑い。
私の「Check Please」と鉛筆の中国語の発音が似てたんだって。
このやり取りを見てた他の店員さんも大爆笑。ハハハ。

食後は「微風広場」まで歩いて行き、いつもの靴屋で靴を仕入れて(サイズの在庫がなくて翌日ホテルに届けてくれた)スタバでお茶をして、テンスアップちゃんとはまた夕方落ち合うことにして一旦別れる。
私とママは、お土産用にパイナップルケーキや牛乳軋を仕入れに「聯翔餅店」に寄って、ホテルに戻りました。
また「この店の牛乳軋を全部買い占める気?」ってほど買っちゃった。
ほんまええ客だと思うよ。(笑
そして、夕方までホテルでゆっくり本を読んだりボーッとしたり。
何かね、以前のように「これでもか!」って動き回れなくなってしまったのよねー。
って!?充分動き回ってますって!

さて、夕飯はテンスアップちゃんのご両親との会食。
彼女が事前に「今日行く羊の鍋のお店は、住宅街の中にある車庫がお店なんですよ」
と言っていたんですけど、想像がつかなかったのよねー。
途中、パイナップルケーキを仕入れに「微風山丘」に寄って、件のお店に向いました。
ほんまにフツーの家の車庫ですやん。
「このお店を始める前は近所の人とも仲良くしてたらしいんですけど、このお店を始めてからは険悪な関係なんですって。私もお客として来るならいいですけど、近所にこんな店があるのは嫌ですよ」
テンスアップちゃん
そらそうだよねー、私も嫌だわ。
だって、客の声や物音がそのまま上に響くもんね。
一応10時までの営業で、6時半からと8時半からの2部制でやってるらしいんだけど、それでも騒音で揉め事が絶えないらしい。
リンパパ・ママは先に来て待ってて、私達の荷物(パパママに渡すお土産ね)を「ここに置け」と車のボンネットを指すの。
てっきりパパの車だと思って、遠慮なく置かせてもらったの。
そしたら!この車、リンパパのじゃなくて、近所の人の車らしいのよ。
あらまー!そら、近所の人も怒るわいな。ハハハ。
このお店、こんな風なんだけど(失礼!)、驚くほど清潔でねー。
テーブルは何度もアルコール消毒してたし、脂の多い料理を出すのにどこもベタベタしてないの。
お料理もなかなかだし、衛生管理の意識もある方達なんだから、もっとちゃんとした場所にお店を構えればいいのにねー。(笑

さ、お料理です。
突き出しにキムチと韓国っぽいお肉の炒め物。
これがなかなかなんちゃって!じゃないのよ。
何だか不思議なんだけど、ヌーベルアジア?エスニック?よくわからないけど、アジアのものを鍋以外にも出すみたい。
日本の長芋にダシ醤油(ちゃんとしたものよ)を掛けたものとかね。
コレ、ほんまに日本で食べるまんまのものよ。
きっとここのおっちゃんおばちゃんは、旅行に行く度に簡単(自分でも作れそうなもの)で美味しいものを覚えてくるに違いない。
そんな感じがするお通しでした。
メインの羊の鍋はこんなです。
これも丁寧にお肉の下処理がされてて、スープは絶品!
お腹一杯でも止まらない美味しさよ。
私、恥ずかしいくらい食べたんじゃないかなー。
あ、これもめっちゃ美味しくて気に入ったわー。
見た目どうってことないものでしょ?
ほら、ソーメンに胡麻油が掛かってて塩味のやつがあるじゃないですか。
私、アレだと思って口に入れたんですよ。
そしたら、全然違うの。
中華でもないし、どちらかと言えば日本風の味付けかなぁ。
でも、所謂ぶっかけソーメンでもない。
なんと言ったらいいかなー、白だしと葱油で和えた、そんな感じかな。
放っておいたら、これだけをズルズル一皿食べちゃいそうよ。
新しい発見ゆうか、今まで食べたことがない味でした。
家でも作ってみたいわ~。

リンパパ・ママもご機嫌さんで、何を話したか覚えてないけど、大いに話し盛り上がりました。
リンママがちょうど美容院に行ったばかりだったのかなー、きのこみたいなヘアースタイルだったのね。
私は心の中で↑思ってただけなんだけど、テンスアップちゃんが言った
「ママのヘアースタイルって、ブロッコリーみたいだよ」
の一言がツボにはまってしまってねぇ、笑いが止まらない。
何であんなに可笑しかったんだろ。
で持参した「八海山」でええ調子になってるしねー。(笑
750mlを4人(私とママは飲めない)で開けただけだから、そんなに飲んでないはずなんだけどねー。
「寝てもいいよ」って言ったら、きっとその場で寝てたと思うわ。
というわけで、何だかおかしなテンションの夜でした。

明日はいよいよ九イ分行きです。
楽しみ~。


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台湾に行って来たなり~






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3日目
2010.12.19

念願の「日月譚」行きでございます。
テンスアップちゃんとその夫ケビンが11時に迎えに来てくれることになっていたので、「ちょいとその前にシャンプーでもやってもらおう」
と行きつけのお店に行ったのですが、なんとお休みでした。
↑ホテルの近所にあって、ちょっとお高めなんだけど毎回行く店なの。
ああ、なんてことなの!
ゆうても、言葉の出来ない我らが知らない美容院にに行くのは、ちょっと勇気がいるんですね。
しかし、気持ちは既にシャンプーをやってもらう体勢になってるからさぁ、諦められないのよ。
「そういや、この通りに美容院の看板があるのを見たことあるよ。初めてのところだけど、行ってみる?」
と中山北路を北に向って歩いたんです。
そしたら、お目当てのお店は見つかったんだけど、そのお店の営業時間は10時半からになってるじゃありませんか。
残念だけど、それじゃあ待ち合わせの時間に間に合わないねー。
でも、ここまで来たので戻るのもなんだし、ということで「雙連市場」を覗いてみることにしました。
「ここまで」つうのがミソで、目的地の3分の1も来てないちゅうねん!
狭い通路の両側に、餃子や練り製品、野菜や丸ごとの鶏や生きてる魚なんかが並ぶお店がひしめき合っています。
本物かどうかわからないけど、日本の野菜や柿も売ってました。(笑
私もママもこういう市場を見て歩くのが好きなのよねー。
欲しいものは沢山あったけど持って帰れないので、ホテルで食べる用にレンブとパッションフルーツを仕入れました。
もう季節は終わりに近いと思うんだけど、10個以上入って100元(280円くらいかな)。
日本で買ったら1個の値段だっつうの。
フルーツだけでも移住を考えちゃうよ。

さて、約束の時間に少し遅れて彼女達がホテルまで迎えに来てくれて、いざ日月譚♪
聞けば、「台北から車で3時間半も掛かる」と言う。
おおぉぉ、遠いのう。
テンスアップちゃんの監視の元、安全運転に徹したケビン。(笑
↑「スピード出すな」と本当に五月蝿い。私が運転してたらキレるわ。
大した渋滞にも巻き込まれず、3時間弱で目的地に到着。
ガイドブックやテレビの旅番組なんかを見てて、ずっと泊まりたいと思っていた「ザ・ラルー」
以前は蒋介石の別荘だったそうなのよ。
今回は見学も兼ねて、アフターヌーンティーをしに連れて行ってもらうことにしたんです。
このホテルは山沿いに建ってるのかな?車寄せが8階にあって、獅子がいる奥がロビーです。
ロビー前の通路に沿って深さ30cmくらいの堀つうか、水が張ってあってお花が浮かべてあるところがあったんですよ。
「コレ、境目がよくわかんないから、絶対に落ちる人がいるよね」と言っていたら、案の定、人が落ちた形跡がありました。ハハハ。
この通路を写真手前に歩いてくると、こういう光景が広がります。
先程のお堀(?)と湖が一体になって見えます。
あら、もう~!!素敵ぃぃ~。
こんな素敵なホテルなら、のんびりSPA三昧をして過ごしたい。
湖以外は何もないし、レストランも3軒しかないから2泊すれば充分よね。
次回は絶対に泊まりますぅ。
何だか感覚がおかしくなるんだけど、8階のロビーの下が客室(写真右)になっているようです。
1階に車寄せやロビーがあると思い込んでるから、どうにも地下に思えてしょうがないんだよね。
お部屋を見せてもらってくればよかったー。
ま、次回までお楽しみということかしら?ホホホ。

さて、今回の目的、アフタヌーンティー。
最初は屋内だったんだけど、「やはりこの景色は外で見なくちゃね!」と急遽テラス席に席を用意してもらいました。
私はでっきりハイティーだと思っていたんだけど、ブッフェ形式でした。
朝から何も食べてなかったので、かえって良かったかも~。
↑デザート類ね。他にも冷菜も温菜のお料理もあった。
「さぁ食べましょ」と冷菜のコーナーに並んでいたら、私の前は確かおっちゃんだったはずなのに、いつの間にかチリチリパーマのおばちゃんに代わっているではありませんか。
うん?おばはん横入りしたか?
日本語で「おばはん!並んでいるんだよ。横入りしちゃダメでしょ」
と何度も怒鳴るが、おばちゃんは素知らぬ顔。
言葉が通じないって!?ハハハ
でもね、怒るときは何語でもいいのよ、怒ってる態度を示すってのが大事だと思うし、明らかに私が怒ってることをおばはんは認識してたの。
隣にいたテンスアップちゃんが見かねて中国語で注意してくれたの。
そしたら、そのおばはん、本来私の前にいたはずのおっちゃんを指差して「この人の連れだから」としゃあしゃあと言う。
うむむ~。ムカツク。
「この怒りをどこに収めればいい?」と思いながら料理を取って席に戻ろうとしたとき、先程のおばはんが目に入りました。
な、なんと!おばはんは女性ばかり4人組のテーブルに座っているではありませんか。
もちろんおっちゃんの姿はどこにもありません。
やられた!
そんなしょうもない嘘をついてまで謝りたくなかったのか。
たかがブッフェの順番で嘘をつくおばはんも、ムキになる私もアホだ。
と思ったら、無性に笑えて来た。
話はちょっと逸れるんだけど、ちょっとこの話で思い出した。
夏にね、リンママが友達と上海万博に行ったらしいのね。
パビリオンに並んでたらなかなか進まないどころか、どんどん横入りされたんだって。
堪りかねて注意したら、前の人を指して「この人の親戚だから」って全然平気な顔をして入ってくるんだって。
呆れて物が言えなかったらしいんだけど、やっぱり悔しいじゃない?
最後には「この人(前の人)はあなた親戚じゃない。私の親戚だ!」ってキレたそうよ。ハハハ
私もおばはんに「この人は私の夫だ」と言えばよかったかしら。
次回からやってみよ。(笑
話は戻って、お料理はこんな感じ。↓
まぁ、フツーにホテルのランチブッフェと思ってもらったらいいかなー。
冷菜はそれほど悪くなかったんだけど、温かいお料理は当たり外れが大きかったように思います。
何故か中華の出来が一番悪かった。
なんでだろう???
お菓子は見た目ほど悪くなくて、クッキーやタルトも美味しかったよ。
ケビンに奢ってもらったのでお値段はわからないけど、景色代が大部分を占めててCPはかなり悪いと思われる。ふふふ。
それでも夕暮れまで食べ続け(と言っても2時間ほどだけど)、のんびりと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ケビン、ありがとう。

ホテルを出たのが5時半くらいだったのかなー。
1時間ほどで台中駅に着くはずだったんだけど、渋滞に巻き込まれましてねー、結局、2時間弱掛かってしまいました。
半端なく動かないので、運転手はさぞイライラしたことでしょう。
私ならキーッ!となってたね。(笑
私達だけ台中駅で降ろしてもらって、「高鉄」(新幹線)で台北へ。
乗り物好きのママを新幹線に乗せてあげたかったのよ。
今まで機会がなかったんだけど、「もしかして日月譚の帰りに乗れる?」と気が付いて、無理を言って遠回りしてもらったの。
ママは大喜びだったけど、あの渋滞から自分達だけさっさと逃げて気が引けたわ。
いやー、ほんまに申し訳ない。
お陰で快適な新幹線の旅になりましたわ。
席は「自由席」「指定席」ゆうのがあって、「自由席」が日本でいうところの指定席みたいなのよ。
どうやら、日本で言う「自由席」つうのは存在しないんじゃないかな。
台中から台北まで時間は1時間ほど、「自由席」だと700元(2000円弱)で、「指定席」だと1000元。
差額は1000円もないけど、価値はあるわよ~。
もちろん席の広さが違うんだけど、何より驚いたのがこのサービス。
おしぼりと飲み物、スナック菓子にカステラが配られるの。
飲み物はお代わり自由らしい。
私は車両の一番前に座ってたんだけどさぁ、日本の新幹線と同じようにワゴンを引いて売り子さんが来るのよ。
そのワゴンには、コーヒーがいくら、何とかがいくらみたいに書いてあってね、私はてっきり買うもんだと思ってたの。
そしたら、隣に座ったおばちゃんがいろいろもらってんだけど、お金を払ってる様子がないのよ。
「なんだろ?」と思ってたら、売り子さんが私に話し掛けて来る。
うん?
隣のおばちゃんが「この子、日本人よ」と言ってくれたみたいで(たぶん)、売り子さんが日本語で「何になさいますか?」と。
ああ!もしかして、ここはグリーン車だから、こういうサービスがあるの?
別にお菓子はどうでもいいけど、何となく嬉しかった。
日本だと新幹線のグリーン車って、席がちょっと広いだけであまりありがたみがないんだけど、この特別感いいんじゃなーい。(笑
ただ、コーヒーは日本の新幹線のと比べ物にならないくらい激マズだったけどね。ハハハ。

と初体験の「日月譚」「高鉄」大満足で、この日はホテルにおとなしく帰りました。
3時からお昼をダラダラと食べたので、さすがに夕飯を食べることが出来ませんでした。
当たり前ですか。ホホホ。


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台湾に行って来たなり~






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2日目
2010.12.18

昨夜遅かったこともあり、少し寝坊をしてお昼前に活動開始。
ホテルは朝食付(魅惑的なブッフェ!)だったんだけど、この旅の目的は「台湾でしか食べられないものを食べる」なので、全日朝食抜きです。
そうなのよねー、我々もお年頃のせいか(笑、そうそう無茶な食べ方が出来なくなってしまってるんですよね。
まず向ったのが、私が愛して止まない牛肉餡餅の「朱記餡餅粥店」
さっきHPを探して検索を掛けてたら、何や知らんうちに天母のSOGOやら信義の三越にも支店を出してるようですわ。
そういや、行く度にお店がキレイになってる気がする。(笑
地元のおっちゃんおばちゃんに愛される店から、「洗練された店」に変わろうとしているようです。
あのボーッとした息子(失礼!)、案外やり手だったのねー。
さぁ、食べましょ。
まずは作り置きしてあるおかず(棚においてある)から何品か選んで、酸辣湯。
胡瓜の漬物と湯葉かな?凍り豆腐かな?それのお浸しみたいなのと、わらびのような格好の青菜の炒めもの。
どれもかなり薄味で強烈な印象が残るものではなかったわ。
私ね、以前から不思議に思ってることがあってね、よく日本で「台湾小皿料理」って謳ってる店を見かけません?
「台湾小皿料理って、台湾では見たことがないぞ、どんな料理だろう?」といつも思ってたんですよ。
もしかして、コレのことを言うのかしら?
うーーん。私の中では、コレって、喫茶店で出されるピーナッツが有料になった感覚で、メインになることはあり得ないんだけどぉぉ。
↑バッチャンだけを食わせる韓国料理屋ってのも変でしょ?
あれはいったいどういう料理なんだろう?
ま、そんなことはどうでもよくて(笑、私が食べたくて食べたくてしょうがなかったメインの牛肉餡餅。
初めて食べた衝撃はもうありませんが、台北に来たら必ず一度は食べに来ます。
今回は、(ちょっとお行儀が悪いですが)齧った断面をご紹介。
こうやって見ると、美味しそうに見えないですね。
齧ったらスープがジュワーと出て来て、それをこぼさないで食べるのに必死です。
だって、小籠包みたいに一口で食べられないんですもの。
そういや、この間、「焼き小籠包」なるものをテレビで見たんですが、近いものがありますな。
あれを皮を厚くして3倍くらいの大きさにして中身が牛肉になった、と思ってもらえればいいかな。
味は似て非なるものですがね。
そして、私の悪い癖、隣の人の食べてるものが食べたくなる。
隣のおっちゃんが美味しそうに食べていたので、刀削麺のジャージャー麺も注文。
コレはフツーでした、他にもっと美味しいお店があるでしょうな。
汁物の麺にすればよかったかなー。
いやー、念願の牛肉餡餅を食べられて満足満足。
ちょうど12時半くらいになってお店も混んで来たので大急ぎで食べて、待ってる3世代のファミリーに席を譲ったら、「謝謝」と何度も言われたの。
台湾の人が好きなところはこういうところよ。
大陸じゃあ、こういうとき「そこのけ、そこのけ」って感じでしょ?(笑

食後は散歩も兼ねて、週末だけ近くの高架下の駐車場で開かれている「玉市」「花市」へ。
畑もやってるし、園芸の本の定期購読者でもあるママは、花市がとっても気になる様子。
私は「どうせ見ても買って帰れないし」と一度も覗いたことがなかったんですが、今回ママのお供で初めて行ってみました。
は1人で玉市へ。
「玉市」に比べゆったりとスペースが取ってあって、菊の専門店やらバラの専門店、冷やかしながら見るには面白いところでした。
ちょうど時期だったからかなー、ポインセチア(種類がいろいろあるのねー)だけ何百と鉢が置いてある店もあって、そら圧巻でしたよ。
途中お菓子やら果物を売る出店が出てたので、見たことがない果物を買ってその場で食べてみました。
お店のおっちゃんは「台湾種の赤いグァバ」(たぶん)と言っていたんだけど、グァバ独特のあのエグミが全くないの。
おまけに香りと種はパッションフルーツそのままで、食感は桃のような感じで柔らかい。
あとでテンスアップちゃんに聞いたら「紅心芭楽」と言うそうで、つまり本当に赤いグァバだったんです。
そういや、グァバジュースってこれが使われてるのかなー。
確かピンク色だったよね?
どんな味かわからなかったのでママの分と2個しか買わなかったんだけど、他の市場では見掛けなかったんだよねー。
めちゃくちゃ香りが良くて美味しかったので、あとで「もっと買っておけばよかった」と大後悔。
と花市を堪能したので、玉市でと合流。
ウチのママね、私には理解できないんだけど、緑色の宝石にめっちゃ興味があるらしいの。
↑実家のタンスの中ででっかい石の指輪を見てビックリしたことがある。
玉市に出てる玉なんかクズの玉なのに、熱心に見てるのよ。
もしかして、欲しいのか?
そんなに欲しいのなら買ってやるよ。
お店の人に聞いたら、「玉だけで1200元」と言う。
だいたい3500円くらいかなー。
安いものをさらに値切って、鎖を付けて600元で交渉成立。
親孝行分も値切った気がしないでもないですが(笑、ママは嬉しかったようで旅行中ずっと着けてました。
ただ私が「リンママ達と会うときだけは外していきなさいね。こんなクズをしてたら笑われるから」
と言ったら、ちゃんと言い付けを守ってその日だけは外してました。
または根付を見て回っていたらしく、大散財しているようでしたわ。
吟味して吟味して買って来た大切なものなのに、日本に戻ったら一つ足りなくてねー、落ち込んでいました。
↑どうやらホテルに忘れてきたようです。アホだ。

その後、松山駅近くの「五分埔」という衣料問屋街にタクシーで移動して、またどうでもいい安もんをいろいろ仕入れる。(笑
私ねー、こういう一杯あるところでいろいろ掘り出して安もんを買うのが好きなのよ。(恥
それを着るとかいうのはまた別の問題なんだけど、あれこれ出してもらって「全部でいくら?」と買うことが好きなのね。ホホ。

さ、さ、次は「台北101」、とまたタクシーで移動。
忙しいこっちゃ。ハハハ
例年に比べてしょぼいツリーの気がする。
私は地下のスーパーに行きたかっただけなんだけど、事前にテンスアップちゃんから
「台北101は今中国の人ばかりで台湾人はいませんよ」
と聞いていたのですが、確かにそうでした。
私達が見ても、中国人と台湾人の違いは服装や行動でわかるんですねー。
中国の方は、本当にお金を持ってらっしゃるのね。
でも、あの勢いが怖い。(笑
ティファニーがクリスマスチャリティーでチョコを売ってて気になったんだけど、いるものだけちゃっちゃと仕入れて退散しましたよ。
この日のお買い物は、まだ終わりません。
どんだけ移動するんだ?

永康街にあるお気に入りの中国雑貨屋「圓融坊」へ。
友へのお土産と自分用のブックカバーとちっちゃいバックを購入。
ここのは結構値が張るんですけど、シノワズリのセンスのいいものが置いてあるんですよ。
で、毎度寄って、ついつい散財してしまうと。(笑

さぁ、ようやく晩御飯、テンスアップちゃん達と合流して、上海料理の「上海郷村」へ。
既に「東坡肉」はお見せしたんですけど、あれほど美しく美味しい東坡肉は初めてでしたよ。
普通ならこんなにギトギトしたものをそんなに食べられないと思うんですけど、いくらで入っていきそうでした。
ママもお代わりしていたくらい。
メニューを見ながら、百合根にするか銀杏にするか散々悩んで百合根にした海老の炒め物。
銀杏にすればよかったかなぁ、日本で食べる百合根を想像してたんだけど、ちょっと違いましたな。
味付けは薄い塩味で海老はプリプリで美味しかったんですけど、特別な東坡肉を食べた後つうのがね。ハハハ
次は穴子だったかなー、濃いソースで炒めたものでした。
正直、あまり記憶に残ってないんだよねー。
不味くはなかったんだろうけど、印象が薄いものだったに違いない。
そして、次は渡り蟹系の蟹と春雨の煮込み。
これはねー、私の大好物なんです。
蟹のダシが春雨に沁み込んで、いつまでもズルズル食べちゃったよ。
いやー、コレは美味しかった。
スープは、前回極品軒大失敗したスープと同じものが出て来たの。
わたくし、思わず仰け反ってしまいましたよ。
またあの獣臭いスープを飲まなきゃいけないのか?
ビクビクしておりましたが、ここのはほとんど臭みのないミルキーなスープでした。
あー、よかった、よかった。
テンスアップちゃんが選んだお店だけあって、どれもこれも外れなくお腹一杯大満足。
ただ不満と言えば、彼女は「うっさん、炭水化物摂り過ぎ!」と言って、炭水化物を注文させてくれないのよ。
↑東坡肉のパンに春雨と充分摂ってはいたんだが。
お願いしてお願いして、ようやくこの揚げパンを注文してもらいましたよ。
前に「羊城小館」で食べたパンも美味しかったけど、微妙に食感が違ってこれも(少し甘い)美味しかったわー。
揚げてない蒸したのもあったんだけど、それは却下されちゃった。
あー、食べたかったなぁ。
とこんなに食べたのに、日本円で7000円弱だよ。
信じられます?
小姐は愛想がなかったけど、店内は豪華で清潔だし、めっちゃ気に入りましたよ。
次回も是非来たいと思います。

そして、デザートは場所を変えて「京兆尹」へ。
テンスアップちゃんが気を利かせて「まだ行ってないなら、行きましょう」と連れて行ってくれたの。
この日時間がなくて行けなかったから、めっちゃ嬉しい~。
諦めていた私が大好きなえんどう豆の羊羹(黄色)が食べられて幸せ。
この素朴で上品なお菓子、癖になります。
日本の繊細な和菓子と勝負しても負けない感じよ。
手前のお餅みたいなのがお店の人のお奨めだったんだけど、テンスアップちゃんは、「余ってて売りたいからそう言ってるだけよ」と。(笑
↑台湾ではよくあるそうなのよ。
「じゃ、試しに注文してみよう」一言で持ってきてもらったんだけど、コレが!めちゃウマだったのよ。
黒糖を使った餡子をお餅で巻いてるだけなんだけど、いい材料を使ってます!って味なのよ。
ハハハ、テンスアップちゃんの負けですな。
このお店のお奨めは、本当にお奨めのものであると。
いやー、最後の最後にここの羊羹が食べられて、うきさん、もう思い残すことがありません。ハハハ。

明日はいよいよずっと行きたかった「日月譚」へ。
楽しみだなぁ。




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台湾に行って来たなり~






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1日目
2010.12.17

前日まではバタバタだったのですが、今回の余裕で2時間半くらいに空港に着いておりました。
ママ「前回の失敗」を踏まえ、今回は事前にちゃんと船の予約をしておりました。(笑
残念ながら、「赤福」は販売開始時間が遅れてて買えませんでしたが、「鈴波」で銀だらの粕漬け、「大口屋」で麩まんじゅうと最後のお土産も仕入れました。
も~、どんだけお土産を持っていくんだってねぇ。
ハイ、案の定、行きから3人合わせて68kgもありましたわ。ハハハ。
飛行機は1ヶ月前の突発性難聴のこともあり、非常に心配していたのですが、大丈夫だったようです。
ただ「夢のような耳栓♪」とめっちゃ期待して買った「耳栓」はあまり効果がなかったようで、相変わらずのキーンと痛みがありました。
どうやら私には合わなかったようですぅ。

無事桃園空港に着いて、タクシーで台北市内に向ったのはいいのですが、高速道路が渋滞していましてねー。
運転手さんが気を利かせて下の道を走ってくれたのはいいんですが、寂れた工業団地みたいなところを走るのよ。
コレって、何か怖くないですか?(笑
「この人、悪い人じゃないよね?」とドキドキ。
んでもって、この運転手さん、日本語も英語もほとんど話せないのにお喋りでさぁ、お互い意思の疎通が怪しい会話が1時間よ。
途中でこれも気を利かせてかなぁ、日本の演歌を掛けてくれたから一緒に歌ってみたりしたんだけど、疲れるちゅうねん。
↑こういうとき、歌ってしまうのがうきさんなのであった。
ホテルに着いたら、ぐったりよ。
ロビーでテンスアップちゃんの顔を見て、ようやくホッとしましたわ。(笑

さっさとチェックインを済ませて、お昼を食べに「好記坦仔麺」へ。
私達が行った時間が遅かったせいかなー、日本のガイドブックにも載ってるんだけど、お客のほとんどが地元の人でしたわ。
言葉が出来ないとかなり大変かも~。
まず、店先のテーブルに置かれた小皿つうかおかず(見本)を何品か選んでからでないと、坦仔麺の注文は出来ません。
テンスアップちゃんに奢ってもらったので値段はわかりませんが、たぶん坦仔麺はめちゃ安いのでそれだけでは商売にならんのでしょう。
私達が注文したものは、お馴染みアサリのしょうゆ漬けと青菜炒め。
私、コレ、かなり好きなんです。
好きなんですけど、貝毒(よく貝に中るんだ)が怖いので2粒ほどで我慢。
って!?数の問題じゃなくて、確立の問題でね。(笑
噂の坦仔麺は小麦の麺とビーフンの2種類。
まずは「小麦の麺」を食べたんだけど、日本人の私からするともうちとコシが欲しいところです。
続いて食べたビーフンの方が断然好みに合います。
「2杯も食べたんかい!?」と思われるかもしれませんが、この器の大きさはお茶碗くらいなんですよ。
たぶん、2杯食べても日本のラーメン1杯より少ないと思う。
あ、スープはねぇ、焼いた海老で取ったものです。
それほど生臭くもないさっぱりしたスープですよ。
ただ塩気が気になるので、もう少し塩を抑えてもらえると何杯でも食べられそうな気がします。

お腹一杯になったところで迪化街(乾物問屋街)へ。
ここは古い街でとっても趣があるんだけど、いつも写真を撮り忘れちゃうんだなぁ、次回は忘れないようにしよう。
そうそう。
通りにお寺があってね、そこがエライこと賑わってたのよ。
前回来た時に何気なくお参りしたんだけど、テンスアップちゃんに聞いたら、な・なんと!このお寺は縁結びのお寺なんですって!
知らずに良縁を願っちゃったよ。
まぁ、ママは独身だったからいいか。ハハハ。
としょうもない会話をしながら散策。
あれこれドライフルーツや乾物を味見しては、「半斤(600gくらい)下さい」という中途半端な客で、お店の人は大迷惑だったと思うわ。(笑
ずっしりと重い荷物を抱え、タクシーを飛ばして「百果園」へ。
ここのジャムは我らのお気に入りなんだけど、何しろ重いからねー。
吟味して吟味して、友にバナナのジャムを、自宅用にマンゴーのジャム、計6本で我慢我慢。
日本への通販もやってくれるそうなので、今度どうしても食べたくなったら、頼もうかしら?
とそんなことで時間は過ぎ、気が付けばもう真っ暗。
何かね、いつもこの時期に違和感を感じるのがさぁ、日の短さよ。
日本の気候で言ったら、10月くらいかなー、なのに、やっぱり日が沈む時間は12月なのよ。
言っている意味がわかりますか?
5時になったら真っ暗になる10月って、想像してみてください。
変な感じがするでしょ?(笑

荷物を置きにホテルに戻って少し休憩するつもりが休憩し過ぎちゃったようで、予約をしていた「大連風味館」へは30分も遅刻。
↑運悪く渋滞にも巻き込まれてしまった。
「あんた達来ないからもう席はないわよ。そこで待ってなさい」と言われ、店の前で待つ羽目に。
あああぁぁ~、台湾的サービス。
15分くらい待ったかなぁ、ようやく席に案内されました。
酸っぱい白菜の漬物の鍋屋さんなんだけど、鍋が来る前にいろいろと。
薄い薄い生地の中に野菜と春雨が入ってます。
中国の北の方の食べ物屋さんらしいけど、上海料理なんかに比べるとやはり無骨な感じがするね。
ハムと葱を丸い生地を半分に切って袋状になったものに詰めたり
牛肉の味噌炒めをトルテーヤみたいなものに挟んだり
見てわかると思いますが、この味噌炒め進むよ~。
ご飯があったら、これだけで1杯は軽くいけるね。
ハムの方はねー、わざわざここで食べなくてもいいかなぁ、って感じ。
ホホホ。
途中、ケビン(テンスアップちゃんの夫)も合流して、さぁ、メインの鍋。
この鍋にはこの薄い薄い安そうな三枚肉がいいのよねー。
不思議に酸っぱい発酵の進んだ白菜の漬物と合わせると、全然脂っこくないのよ。
「もうお腹が一杯」と思っても、ついついお箸が伸びちゃう。
ウチのママの大好物なんだー。
タレは「タレコーナー」があって、自分で調合するようになってます。
私はゴマダレ、醤油とラー油と唐辛子の組み合わせ。
一応ニオイを嗅いで大丈夫そうなものを選びました。
行儀悪っっ!
〆のうどんはおばちゃんがその場で伸ばしてくれます。
これはなかなか楽しいぞ。
この麺はコシがあって本当に美味しかったわ。
酸っぱい白菜鍋屋さん、台北で3軒ほど体験したけど(そういやどこも愛想が悪かったなぁ)、味はココが一番かなー。

お腹が一杯になったところで、新婚さんのご家庭訪問。
なかなか素敵なお宅でしたよ。
衣裳部屋はエライことになってましたが。
ただねー、ケビンのご両親が斜め後ろのマンションに住んでて、彼女達の部屋が見えるそうなのよ。
部屋に電気が点くと、すぐに電話してきたりするんだって。
監視されてるみたいじゃん。怖っっ。
どこも嫁姑問題はデリケートな問題なようです。
ケビンがコーヒーを淹れてくれてたようなんですけど、ママはどうも落ち着かない様子でハラハラ見てました。(笑
お土産に持って行った麩まんじゅうを食べながら、ケビンが淹れてくれた濃い目のコーヒーを頂きました。ふふふ。
まぁ、多少問題はあるにしても、2人で仲良く労りあって生活してるようで師母(先生の奥さん)は安心しました。

明日は土曜日、私達に「付き合ってくれる」と言ってくれたんだけど、勝手知ったる台北、「我々だけで大丈夫」とお断りしました。
それでもケビン「せっかくいらしてるのに」と引き下がらない。
うむむ~。
「気を使うから却って迷惑になる」とまで言って(笑、ようやく引き下がってもらいましたよ。
ほんま、いい人と結婚しましたなぁ。
さぁ、明日は我々だけであちこち回りますよ~。


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アイコン~うっきーシリーズ~


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アイコン~うっきーシリーズ~



私の似顔絵で作ったアイコンです。

ご自由にお持ち帰りくださいませ。


何か不明なことがございましたら、コメントかメールの方にお願いします。



<うきシリーズ>



                  


   


                    


              



<おまけ・・・夫>



                    



 



<友の作品>


                







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アイコンⅠ


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アイコンⅠ



私が描いたものと手持ちのソフトに何らかの加工を加えた
アイコンです。

ご自由にお持ち帰りくださいませ。


何か不明なことがございましたら、コメントかメールの方にお願いします。



<普通のアイコン>



                    


                        


                        


                    


                    


                    


                  


                   


                  


                       


                          


                


                       


  




<季節もの>


                    






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アイコンⅡ


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アイコンⅡ



私が書いたものと手持ちのソフトに何らかの加工を加え
動かしてみたアイコンです。

ご自由にお持ち帰りくださいませ。


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<「ゆるアニ」>


                            



                        


                    



           


               



    






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「ゆるアニ」 ~うっきーシリーズ~


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 「ゆるアニ」 ~うっきーシリーズ~ 


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「ゆるアニ」


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しーさん作品集


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しーさん作品



台湾で活躍中の若手アーティストJason Shihの作品です。



<夫の友邸ーオブジェ>



<私のお気に入りの作品>



    



ご用命承ります。オーダーも可です。
但し、作品代と別途台湾からの送料が必要となります。






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東京に行って来たなり~






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2日目-収録編-
2010.12.04

テレビ局のスタジオに入るのなんて初めてなので、ドキドキよ~。
の名前を告げて1DAYPASSを受け取る。
↑同伴者の氏名は、前日までに連絡することになっていた。
何やらどこかのテーマパークみたいやなぁ。(笑
指定された階に行ったら、スタッフの方に呼ばれて楽屋(他の方達の一緒の大部屋ね)に案内される。
私達は約束の時間ギリギリに行ったんだけど、他の「評論家」の皆さんは既にいらしていて、名刺を片手に挨拶に回ってる。
ええっ!どこかの展示会の商談コーナーみたいじゃん。
うむむ~。勝手がわからん。
すぐにディレクターと言われる方が来て、短い打ち合わせがあったの。
笑っちゃったのが「先生、何を言って頂いても構わないんですけど、『SEX』だけはNGです。どうしてもの時には『H』でお願いします」
だって!
但し、生物学的な話で必要なときにはOKなんだって。
よくわからん、その線引き。
ま、何だかよくわからんけど、指示通りに動くしかないよね。(笑
お声が掛かって、メイク室へ。
ほら、ってば、メイク慣れだけはしてるじゃない?
テレビ局のこのちょいちょいちょいとドーランを塗るくらいじゃ、物足りなかったみたい。ハハハ。
メイクが終わって楽屋に帰ろうとしたんだけど、迷っちゃったねー。
スタジオってところは同じような部屋がいくつもあって、目印になるようなものがないのよね。
「はてさて、私達はどこを曲がって、どこから来た?」てな感じよ。
ようやく元来た道を戻ってたら、前方をマツコデラックスさんさんが靴を脱いで裸足で歩いてらしたの。
そして、その後ろをマネージャーらしき男性が靴を持って、付いてました。
うん?何だったんだろう?(笑

さぁ、いよいよ収録スタジオへ。
スタジオの前の控え室で、女性の「評論家」の方と初顔合わせ。
↑どうやら女性評論家には個室が与えられていたらしい。
「銀座のホステス評論家」の方もいらして、ったら!
「しまったー。名刺を控え室に置いてきちゃったよ。うっさん、悪いけど、取って来てくれない?」
だってよ。オイオイ。
は彼女とどうしても名刺交換がしたかったらしい。
「嫌だよぉ。だって、控え室がどこだったかわかんないし、またココに戻ってくる自信もないもん」
ええ、意地悪で取りに行かないんじゃなくて、本気で迷子になる自信があったんだもん。(笑
さぁ、いよいよ始まりますよ~。
私は観覧席の一番前に案内されて、お行儀良く座って簡単なリハーサルを見学。
その後、観覧席に一般のお客さんが入って来て、あれよあれよという間に本番が始まりました。
ちゃんと最後まで段取りを決めてから本番が始まるんだと思ってたんだけど、「こんな感じで」みたいな程度で終わってビックリ。
ビックリと言えば、私の後ろにいた一般の方達はプロなのね。
いかにも面白いという感じで笑ったり、初めて知ったことみたいに感嘆の声をあげたり、頷いたり納得したりと、様々な技を持ってるの。
とりあえず私も彼女達に合わせて拍手は出来たんですけど、あんなに自然に笑うことはどうしても出来ませんでした。
やっぱり素人ねー。
収録は2時間ほどで終了。
つまんなくはなかったけど、私としてはもっとの面白いところを引き出して欲しかったし、見せ場が欲しかったわ。
↑何様やねん!
もし、放送でがめっちゃ面白く映ってたら、私は編集の人を尊敬する。
ふふふ。
ちょっと驚いたのがさぁ。
森泉さんって、テレビでは、誰にでもタメ口をきいて、天真爛漫さをウリにしてるじゃない?
出演者の方々がスタジオが出て行ってるのに、彼女だけが評論家の先生方に歩み寄って行って
「今日はありがとうございました」
と頭を下げてたのよ。
ほんと、テレビのイメージって、アテにならないわね。(笑
ココでは書けないけど、収録の現場は厳しい(ある意味、一般の人から見たら理不尽かも)もんなのね。
やれやれ、とにかく終わりました。
ホッとしてたら、はスタジオの片隅の控え室にいたさんまさんを見つけ「うっさん、うっさん、さんまさんがいるよ。一緒に写真を撮ってもらおう。おいでおいで」
と叫ぶ。
あんた、恥ずかしいがな。
もちろんさんまさんは、驚きますわね。
「何じゃ、こいつら」と思ったと思うけど、快く写真を撮ってくれました。
そんな私達を見て、ワイドショーのコメンテーターとしてよくお見掛けする女医さん(つまり有名な人ね)が
「頼んだら、写真を撮ってもらえるんだー」と驚いていました。
ふふふ、こういうとき、大学の先生って得なのよね。
世間的には「非常識な人」だからさぁ、諦めてもらえるのよね。
次のターゲット、ブラマヨの小杉さんをみつけた「写真お願いします」とまた一緒にカメラに収まりました。
ここでスタッフの方が私に、「これ以上のお写真はご遠慮願います」と注意をしてきた。
↑この写真はFACEBOOKにUPしておきました。
ほら、キタッ。
何で私が怒られなきゃいけないんだ?
「これ以上はダメだって」と伝えたら、ったら!
「へへへ。やったもん勝ちだもんね。注意されるまでやろうと思ったんだ」
あんた!確信犯だったのか!?
あんたって人はまったく・・・。
まぁ、いいか、このくらいやらないと元が取れないもんね。
今回はの傍若無人ぶりに1本あげときますか。

とこのように、の初バラエティー収録は終わりました。
どんな放送になりますかね。(笑
一応、1月12日の9時からフジテレビ系列で放送される予定です。
カットされているかもしれませんがね。ハハハ。

今回は急に上京することになったのに、お付き合いして下すったじゃんぼおかん、ちー太郎さん、ありがとう。
そして、楽しい時間を与えてくれた我が友とお嬢ちゃんにも感謝です。


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東京に行って来たなり~






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2日目-銀座編-
2010.12.04

この日は、テレビ局に15時半に入ればよかったんですよ。
じゃ、その前に「お昼を食べがてら銀座に出ましょう」ということで、お昼前に出掛けました。
↑重い荷物を宅配で送ったので身も心も軽々~。
まずは、「CRANE&CO」のカード(私の愛用品なの)を仕入れるために、「伊東屋」へ。
ここなら「1日おれ」言われても、苦もなくいられるような気がする。(笑
しかし、今日はのんびりしている時間はない。
お目当てのカードのコーナーに直行し、そこ以外は見ないことにする。
ゾウのカードセットをみつけて即買い。
これが結構ええお値段するので(笑、手に取っては戻したりを繰り返して吟味に吟味を重ねる。
こういうときに、私ってば妙に渋るんだよねー。
消えてなくなる食べるものには全然悩まないのにね。
おかしな習性ですわ。
んでもって家に戻ってから、「もっと買っておけばよかった」と思うんだ。
さ、私のお買い物は済みました。
次は、本来の目的であるのお買い物をするために三越へ。
紳士売り場に行って、売り場のお姉さんをつかまえて
「このスーツに合うポケットチーフを選んで下さい」と。
何かねー、家にあって持って行ったポケットチーフがは気にいらないらしくてねー、嫌な顔をしてたのよ。
「もう面倒くさいやっちゃなぁ。それならデパートに行って、売り場の人に選んでもらってあげるよ。それでいいでしょ?」
というやり取りが前日にあったんですよ。
もう子供みたいでしょ?
売り場のお姉さんが選んだポケットチーフがどうやら気に入ったらしくて、すっかりご機嫌が良くなってましたわ。
↑彼はあれでもオシャレさんなんですよ。ホホ。
「格好よく入れてくださらない?ああ、このまま頂いておきますから」
と買ったばかりのポケットチーフを胸に入れて、売り場を後にする。(笑
どうでしょう?格好よくなりました?ハハハ。
よかったよかった。

と買い物も終わってお昼を食べることにしたんですけど、休日の1時って、どこも混んでいるんですな。
三越の新しく出来たお店に入りたかったんですけどねぇ。
前日壊れたお腹をまだ引き摺ってて、あまり食欲もないし時間もない。
つうわけで、空いていた沖縄料理屋さんへ。
「食欲がない」と言いながら、何故か沖縄そばとご飯のセットを注文。
コレがねー、美味しかったのよ~。
何故か、こちらで食べる沖縄料理って、塩辛くて私の口には合わないのよね。
それがココのはかなり薄味で優しいの。
スルスルっと入っていきましたわ。
実は沖縄そばをもう一杯食べたかったんだけどさぁ
「後で後悔するから止めなさい。いつも同じ失敗を繰り返してるでしょ?」
に諭され諦めたのであります。ふふ。
アラカルトで頼んだラフテーも味噌で煮てあって、上品で美味しかったんですよ。
私、味噌で煮てあるラフテーを食べるのは初めてかも。
よくあるラフテーとは全く違うものになるもんですね。
仕方なく入った感のあるお店でしたが、なかなか当たりでしたよ。
お店の人も皆さん感じが良くて、気持ちよく食事が出来ました。

食事のあとは地下をブラブラしてお土産を仕入れたんですが、もうあの騒々しさにやられてぐったりよ。
これからお仕事なのに、ぐったりしてる場合じゃないじゃん!
ねぇやんとは銀座で別れて、我々はタクシーでお台場に向う。
連絡メールの中に「東京都内ならタクシーでお越し下すって結構です」とあったので、お言葉に甘えましたよ。ホホ。
「パスモで行ったら交通費が精算出来ないからね」と嫌らしいことを言っておりました。
そりゃそうだ。ハハハ。
さぁ、いよいよスタジオ入りですよ。
続きは収録編へ。
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