カウンターサービスが終了してしまいました。

何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



台湾に行って来たなり~






----------------

5日目-九イ分編-
2010.12.21

トニー・レオン主演の「悲情城市」の舞台になった九イ分に遂に行って来ました。
九イ分までは電車+バスか、バスで行くしかないんですけど、ほら、バスって、旅行者には何となくハードルが高いでしょ?
ついつい行きそびれてしまっていたのよねー。
今回はテンスアップちゃんが仕事を辞めて時間があるので、付き合ってもらえることが出来たのよね。
復興SOGOの反対側(信号を渡って)のバス停に向いました。
途中、タクシーのおっちゃんの「1人200元(500円ほど)で連れて行ってあげる。バスなら140分掛かるところがタクシーだと50分だよ」
と激しい客引きに遭う。
↑九イ分行きの客目当てに数台のタクシーがたむろしていた。
「150元なら乗ってもいいよ」と言ったら、話にならんという顔をされて去られてしまった。(笑
もちろんタクシーに乗る気などサラサラなかったんだけどね。
だって、せっかく言葉の出来る地元の人間が一緒にいるんだから、ローカルなバスに乗って行きたいじゃない。
「1062」のバス(20分間隔くらいで出てる様子)に乗り込み、102元(だったと思う)を入り口で支払って、さぁ出発。
可笑しかったのがさぁ、途中フツーの交差点とかの手前で停まって、運転手さんがどこかのビルに入っていくのよ。
「なんだ?なんだ?」と思ってたら、何事もなかったように戻って来てまた走り出すの。
うん?もしかして、トイレに行ってたのか?
自由でいいのう。(笑
街中を少し走って高速道路に乗り、田舎の街を抜け、山に向ってズンズン上ってようやく九イ分に着きました。
金鉱跡だけに当然山の上にある街ですな。(笑
掛かった時間は1時間強かなー。
タクシーのおっちゃんの140分は全くのでたらめでした。
まぁ、200元という値段は妥当な線だと思うけど、嘘はあかんぞな。

まず両側に寂れた(レトロな)雰囲気のお店つうか、土産物屋みたいな店が並ぶ商店街があります。
しかし、通路つうのが人が横に3人並べるかどうかくらいの広さしかなくて、めちゃくちゃ歩きにくい。
平日にも関わらず、観光客で一杯だしね。
美味しそうなローカルファストのお店も一杯あったんだけど、何せ我らはお昼をあんなに食べたもんですから入りそうになかったのよ~。
あー、残念。
ここで「阿原」のハイビスカスと苦茶の石鹸を購入。
↑香りもよくて刺激が少ないので、結構当たりだった。
何かね、商店街の中でちょうどどなたかが亡くなられたみたいで、お葬式(?)があったのね。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、あちらのお葬式つうか忌中のお宅って、玄関にとてもキレイなお花が飾ってあるのよ。
それを名カメラマンのママが嬉しそうに写真に収めてたら、テンスアップちゃんにめちゃ怒られてました。
ハハハ。
知らない者にはキレイなお花だけど、知ってる者(特に中華系に人はね)から見たらとんでもなく縁起の悪いものだったんでしょう。
商店街を抜けるとレストランとか、喫茶店が並ぶエリアに出ます。
この光景、写真で見たことありません?
そう、あそこなんです。あそこって!?(笑
正に「千と千尋の神隠し」の雰囲気ですわ。
↑ここをモチーフにしたんだよね?

足の調子が悪かったママにはこの階段がキツかったようでねー、早々にお茶屋に腰を下ろしましたよ。
もちろん私達が入ったお店は、「悲情城市」のロケが行われた「阿妹茶楼」ですよ。
ええ、トニー様がいた場所ですもの。ホホホ。
テラス席に案内してもらったんだけど、ここも山沿いに建ってるせいなのか、構造がよくわからないんだよね。
自分がいる場所は中2階なのか、中3階なのか。
テラスだけでも2段、2フロアーありました。
↑柵の向こうがテラスの上段。
火事や地震が起きたら、どこに逃げていいかわからなくなるだろうね。
何やらレトロなフレンチっぽいお店(赤い壁)があったので、夜食事に来るのもいいかもしれない。
でもさぁ、こうレトロな建物を売り物にしてると、このうらびれた感じがいいわけでしょ?
そうすると、どこかを直すにしても難しいよね。
キレイにしちゃいけないし、古くてみすぼらしいのもマズイとなると維持保存が大変だよ。
さ、お茶を頂きましょうかね。
メニューの中からお茶の名前は忘れたけど800元(高っ!)を選び、お店のお姉さんに淹れてもらう。
が!このお姉さんのお茶の淹れ方がガサツでねー。
思わず、テンスアップちゃんと私は顔を顰めてしまったわ。
せっかくのいいお茶、なんてことをするんだよぉぉ。
お姉さんはテンスアップちゃんのことを中国語が話せる日本人と思っていたようで、わからないと思ったのねー。
ハハハ。
お茶のお供のお菓子は、ジャスミン茶の葉の入った揚げクッキー(丸いの)と紫芋の揚げたもの。
紫芋の方は美味しかったけど、ジャスミンの方は正直葉っぱが口の中で煩く感じるね。
と文句を言いつつ(笑、お茶を飲みながらまったり。

まったりしたら、もう日が暮れてきた。
暖かくてもやっぱりここも冬、日が短いねー。
全部は回りきれなかったんだけど、引き返すことにしたの。
テンスアップちゃんと私が並んで歩いていたら、日本のツアーで来てるおばちゃんにエライ勢いで話し掛けられたのよ。
なんだ?なんだ?
テンスアップちゃんの鞄を指差して
「ちゃんとファスナーを締めなきゃダメ!ボーッとしてたら、すぐにやられるんだから気を付けなさいよ。ここは台湾よ、油断してちゃダメ」
あらまー!親切なおばさんだこと。
あのぉ、私達より必死に盗られまいとしてるおばちゃんの方が狙われやすいし、そのツアーのバッチの方が危ないと思うんですけどぉ。(笑
つうか、おばちゃんが注意してるこの子は台湾人ですって!
それから、正直、今の日本より台湾の方が安全ですってば。
私もよく海外でこの手のパックツアーの達人みたいなおばちゃんに注意されるんだけどさぁ、あれ何なんだろうねぇ。
親切はありがたいけど、「自分は旅行に慣れてるから注意してやってる」って態度がちょっと滑稽なんだよね。
ふふふ。私、ちょっと意地悪?

帰りは行きに上ってきた坂道を当然下って行くんだけど、これがやねー、「エンジンブレーキだけで下りてる?」って勢いで下って行くのよ。
マジでジェットコースターに乗っているようなの。
あの手の乗り物が大好きなママは大喜びで、この手の乗り物が苦手で案外臆病者のテンスアップちゃんは涙目。
いやー、ほんまに対向車にぶつからないかヒヤヒヤしましたよ。
で、帰りの運転手さんも行きの運転手さん同様トイレ休憩が入ってね。
しかも、間隔をあまり置かずに2回もよ。(笑
あの運転手さんは、きっとお腹を壊していたに違いない。
ハハハ。
九イ分への小旅行は終わったんですけど、もう自分達だけでバスにも乗れるし、今度は朝からゆっくりと来たい思います。
思っていたより楽しいところでしたわ。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )




« 台湾に行って... 台湾に行って... »
 
コメント
 
 
 
見どころ沢山ですね (ケリーちゃん)
2011-01-22 12:23:29
私、今まであんまり台湾って食指動いてなかったんです。
「香港にいるんだし~、同じ繁字体の国でしょ?珍しいモノなんてないんちゃう?温泉あるとか言うけど、日本の温泉とは違うだろうし英語通じないだろうし・・・」って。
でもここもステキですね。「千と千尋の神隠し」は娘に付き合って100回以上は確実に観てるので、この街並みも惹かれます。
リンク先の映画の情報もチェックしてしまいました。
トニーレオンさんも私、顔と名前が一致してなくて(あの飛び降りて亡くなった人だっけ?とか最初勘違いしていました)映画の題名も「聞いたことがあるなー」ぐらいだったのですが、この映画もとても良さそうです。今度DVD探してみます。
今「台湾ナビ」を見ていたら1日ツアーなんかもありそうですな。香港に居るうちに一度行ってみよう、台湾。(笑)季節はいつぐらいが雨が少なくていいでしょうかね?(とすっかり行く気に・・・)
 
 
 
ケリー様 (うっきーマウス)
2011-01-22 17:47:30
そうですよね、香港にいらしたら当然そうなると思いますよ。
ただ台北は都会ですけど、香港に比べたら穏やかな感じがします。
北京語(台湾語)も広東語に比べたら響きも優しいし、親日家も多いので
気楽に過ごせると思います。
日本語もかなり通じるという点で、我らは行きやすいところなんですね。
旅行というより週末「食べ歩き」程度でいらして、高級店を回られたら、
飛行機代くらい出そうですよ。(笑
やはり私は冬がお奨めです。

ええっ!レスリーチャンさんと間違えてみえた?
あらー、それはいけませんわー。(笑
レッドクリフで周愈をされてた方ですよん。
「悲情城市」は玉音放送で始まるオープニングが暗示的でいい映画ですよ。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。