黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

出来ることを

2011年03月17日 21時11分15秒 | Weblog
3月17日分。

 毎度。職場の地域でも夕方前からの停電が入りまして、職場の電気が全部落ちている中、とりあえずパソコンが無くとも出来る仕事を潰してから帰ってきました。幽霊です。帰りの電車も大分間引きされていて、普段より大分時間がかかりましたが……そこはそれ、モンハンを持ち込んでいたので、時間つぶしには事欠かず。ただ、帰る前から既に空腹感が出始めていたものの、軒並み周辺が停電でお店も開いておらず、補給が出来なかったという苦笑いの状況もありましたが。
 自宅周辺まで戻ってきて、ようやっと電気が通っている状態になったので、食事にありつけました。いやはや。アパートの方は昼間の内に停電されていた筈で、夜はフリー。ちゃんと電気は来ていました。多分、途中で止まっていた筈なのですけれども。これまでは、やるやる言ってやらない地域もそれなりにあったようですが、今日については全地域で実施されたのでしょうね。

 昨日も書きましたが、こちら側で出来ることの内、一番簡単で、かつ実のある行動というのは節電です。募金より、物資より、真っ先にこれが一番効果がある行動でしょう。エアコンの温度設定を一度とか二度下げる、湯沸かしポットや電気釜を保温状態にはしない、とかその程度でも効果はあるでしょう。一人、一世帯だけでは効果が薄いかもしれませんが、同時に百世帯、千世帯、一万世帯が同じように節電したら、どれだけの効果になるか。一万世帯分の、その落とした分の電力が、向こうへ回せます。下手な募金より、よほど即効性のある支援になるでしょう。
 それから、何度も政府からも、自治体からも告知があるとおり、むやみな買い占めをしないこと。今日、帰りがけにスーパを覗いてきましたが、やはり色々品薄になったり欠品になったりしているようです。見あたらないのは、主には何故か豆腐類だったり、それから米、缶詰食品の一部、牛乳、野菜ジュースの大きい紙パック、ヨーグルト類、それとやはり水ですね。ティッシュとトイレットペーパが相変わらず瞬殺されているのは何故なのでしょうか……。電池類も駄目なようです。
 上で挙げたものの内、半分くらいは、買い占めの影響というよりは、生産供給が出来ていない商品も混じっているのでしょうけれども。明らかに買い占めの影響というものも、ある筈。ガソリンも、そうでしょうね。関東、特に東京で、物資の不足はこのくらいでは起こりません。不足しているように見え得るのは、不安心理から皆がむやみに買いあさるため、これだけです。それが無くなれば、じきに供給は普通に回復することでしょう。周囲の不安を煽るな、というのも大事なことです。
 備えることは、必要なことです。それは当然。でも、過剰に反応することは無い。落ち着いて考えれば、それが必要かどうかは分かることですから。

 とりあえず、停電時間帯から抜けてしまえば、ちゃんとやっている飲食店に感謝。お陰で食事にありつけます。でも、こういうお店がやっているということは、そしてほとんど売っているメニュに欠品売り切れが無いということは、食材の供給が間に合っているということ。不安を煽るほど不足しているわけじゃない、というのが、ここからも分かりますね。

 ではでは。ひゅう、どろん。