高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

和紙がつくりだす、結いの暮らしのいま・むかし・これから 終了しました

2021-11-01 09:00:00 | イベント報告
★ 和紙がつくりだす、結いの暮らしのいま・むかし・これから ★

10月23日、ソーレの大会議室で
映画会とシンポジウムを開催しました。
久しぶりのイベントです。


初めに映画「明日をへぐる」上映。
今も和紙の原料である楮(こうぞ)を育て、
土佐和紙を守ってきた
山里の人びとの暮らしを
1年半にわたって記録したドキュメンタリー。
いの町吾北地域で撮影されています。
失なわれゆく世界の記録ではなく、
私たちの明日への希望を語るために!
字幕・音声ガイドつきのバリアフリー映画です。


そして、その映画を受けてのシンポジウム。
土といのち初めてのオンライン開催でもあり
ちょっと緊張しています。
音声など問題がありつつ
スムーズに運営していただきました。


講師陣は・・・

田中求さん
高知の自然と楮と和紙をめぐる
人々の暮らしに魅了された
高知大学地域協働学部教授。


田村寛さん
志を持ち、
紙すきに挑んでいる
若き土佐手漉き和紙職人


浜田あゆみさん
伝統和紙の家に生まれ、
継ぐ中で、
未来につなげる試みを
全世界に発信している。
鳥取からの参加です。


シンポジウムは
田中さんにコーディネートしていただきながら
進んでいきました。


後半の質疑応答では
参加者からの質問もたくさん出て
時間が足りないくらいでした。


私が感じたのは
楮を育てる山の中だけでなく
結いで繋がってきた
山里の暮らしそのものが抱える
共通した課題なのだということでした。
でも明日へ繋いでいく方法はある!
のだとも思いました。

映画「明日をへぐる」は
高知ユカリノ映画祭パート2として
11月13日(土)、14日(日)に
高知市春野町文化ホールピアステージで
上映予定です。
ぜひご覧ください。

管理人

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