高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

あなたに伝えたい 本物の味

2014-06-29 09:00:00 | イベント報告
6月22日『あなたに伝えたい 本物の味』というタイトルで、2人の生産者をお迎えして、楽しくかつ為になる企画を催しました。

わたなべ農園の渡邉志津江さん。
もと消費者の渡邉さんは、消費者の立場に立って、消費者が欲しいと思う野菜を作っているとのことでした。
自分を“野菜地位向上委員会”と呼び、野菜の本物の味を知ってしまうとほかのものは食べれなくなると言われてました。


天竺舎の雨宮智子さん。
自分で作って食べてみようと思って始めた農業もすでに20年。
何にも知らなかった自分が、気がつくと、今ではいろいろ話せるようになった。
何も入れない畑でできる野菜は小さいけど、やっぱりうちのがおいしいと言われてました。


おふたりの野菜を使った料理と、土といのちが扱う食材を使った料理を、参加者みんなで作ってみました。
といってもレシピはありません。
ちゃんと育てられた野菜は、塩だけの簡単な味付けでホントにおいしいのです。

★ 渡邉さんおススメ料理 ★
オリーブオイルをひいたフライパンに、切っただけのじゃが芋や玉ネギを置いて、くるくるして蒸し焼き。
出来上がりに天日塩をぱらり。

★ 雨宮さんおススメ料理 ★
米粉を同量の水で溶いて塩少々、オリーブオイルで焼くだけ。
水を他のものに変えたり、ちょっと野菜や甘みを入れる等、応用がききます。

ほかにも、切るだけ・焼くだけ・湯がくだけ・炒めるだけのものがずらり。
塩わかめと乾燥わかめの食べ比べ、4種類のドレッシングの味比べ、5種類の完全天日塩の味比べもあって、自分好みの味を発見できたかも。


ちゃんと作られた野菜はたいした味付けをしなくても美味しい。
なぜなら、野菜になるまでの間、生産者が手間暇かけて美味しく育ててくれているから。
それこそが本物の味、なんですね。




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