高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

瓶の脱気って なあに?

2014-10-03 09:00:00 | 日記
昨日のブログで出てきた“脱気”(“だっき”と読みます)とは・・・?。
瓶の中の空気を抜くことで
食品を常温保存できる方法です。
雑菌が入らないように瓶詰めし
上手に脱気すれば、
長期保存が可能になります。

講師の谷川さんがおすすめされる「ちゅうくうwebSHOP」サイト
から一部転載させてもらいます。

専門用語も出てきますがご容赦を。

まず高温のチャツネを充填して脱気の準備をします
空寸(くうすん)の空気を加温するには
あらかじめ温めた瓶へ熱いチャツネを入れます。
満量容量に対して90%程度が一番作業しやすいと思います。
充填後に軽く蓋をしてしばらく(1分程度)置けば
瓶の空寸中の空気層は熱せられ膨張し、
更に水蒸気も加わり内圧が上昇します。

次に蓋を緩めて脱気をします
上がった内圧を逃がすには一瞬キャップを緩めます。
緩めるのは一瞬であり、すぐに巻き締め(本締め)します。

以上で脱気作業は完了です 。
あとは常温に近付くに従って内圧は下がっていきます。
セーフティボタン付の場合は内圧が下がればボタンが凹みます。
(セーフティボタンとはツイストキャップの真ん中のペコペコと動く部分の事)
上記の工程を取ることにより内圧を下げ、
適切な密封と保存性が期待できます。

おまけ:食品用のガラス瓶は耐熱ガラスではありません。
耐熱ガラスでないということは高温に弱いということ
ではなく「温度差に弱い」ということです。
40度以上の温度差にさらされると割れる
可能性が有るということであり、
決して高い温度に耐えられないということではありません。

管理人記
ちゅうくうwebSHOPは、
ガラス瓶・キャップ・キャップシール卸販売の会社です。
“脱気”をマスターしたい方は
ちゅうくうwebSHOPのサイト(こちら)を見てください。
極めることができるかも。




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2 コメント

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勉強会の脱気について、補足です。 (めいみち)
2014-10-04 21:34:47
ちゅうくうWebSHOPさんサイトにあるように、煮沸消毒後の熱々の瓶に、熱々の中身を入れて、少し置いた後に脱気、というのが理想なんですが(容量の大きい瓶に数本だけ詰める場合には、ご家庭でも十分可能です)・・・小さい容量の瓶でたくさんの本数を作る場合には一般のご家庭では無理がある(詰めているあいだに温度が下がるので)ために、煮沸消毒した瓶に中身を詰めてしっかり蓋を閉めたものを湯煎にかけ、取り出したものを脱気、という方法にて、今回はご紹介しました。
返信する
Unknown (管理人)
2014-10-05 17:31:09
めいみちさん(谷川さん)、脱気を極めるまでには、何回かの失敗を重ねそうです。
ご指導ありがとうございました。
返信する

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