高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月設立の「高知土と生命を守る会」を母体にした
40年の歴史をもつ生産者と消費者の会です

SOEL(そえる)通信 7月2日記

2017-07-20 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
SOEL(佐川町) 坂本農場の坂本陽子です。

スイートコーンは穀粒が甘くなるイネ科の作物で、
その甘さからトウモロコシと呼ばれることが少なくなってきました。
私の栽培している“ゴールドラッシュ”は、超スイート系品種。
朝穫りしなくても、収穫後の呼吸による消耗が少ないため、
安定した甘さが維持されるタイプです。
一株から一本しか収穫しない為、二番果は廃棄してしまう農家が多いのですが、
私は勿体ないのでヤングコーンとして出荷しています。
食べ方は、大きいものは5mmほどの厚さに斜めにカットしてください。
カレーやグラタンのかさ増しにしたり、野菜炒めなど。
お米と一緒に炊いても美味しいですよ。
全てのお客様にお届け出来ませんが、お赦しください。


最近の呼び方で、伝統野菜とか在来品種と呼ばれる、
“地きび”という品種も栽培しています。
スイートコーンと比べて、実は固くて甘みもイマイチ。
子供の頃に、お盆休みの帰省に合わせるように祖父が栽培してくれていて、
夕方になると炭火で焼いて食べさせてくれました。
茹でるともちもちとした食感になります。
よく乾燥させてフライパンで乾煎りすればポップコーンが作れます。
焼いたり茹でたりの他に、キビ粉にして、お米とたいたり、
田舎こんにゃくやお餅の中にも入っていて、
雑穀として食べられてきた一面もあります。
何度も栽培に挑戦していますが、
成長すると草丈が2m近くなって風で倒伏しやすく、
害獣(アナグマやハクビシンやたぬき)に遭ったりでなかなか上手にできません。
一時は自力での栽培は諦めて、
苗を販売したりして種を切らさないよう努めてきた大切な地きび。
両方とも出荷できるように、作業に励みます。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年8月号より転載しました。
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