小幡 尚
「サツマイモ荒らし」の犯人はイノシシでした。春も夏も気配がなかったので安心していましたが、久しぶりに活動の痕跡を確認することになりました。
一見、竹の支柱を使って畑の周りを囲ってある網には変化がないようでした。しかし、よく見ると、網の一部が食い破られて穴が空いていました。そこから侵入したのでしょう。
畝は、きれいに掘り返されていました。葉・茎は散乱していましたが、土の中にも、周辺にも、「イモ」はひとかけらもありませんでした。イノシシが食べ尽くしてしまったのだろうと思いましたが、何もないのはいささか不自然です。
もしかすると、イモを食べようとしたイノシシの努力は無駄だったのかもしれません。つまり、イモが生育していなかった可能性も高いのです。真相ははっきりしません。ともあれ、サツマイモの収穫はゼロに終わりました。
イノシシに出鼻をくじかれたものの、私の畑作修行は2年目に突入しました。
9月に入り、大根の種を蒔く準備を開始しました。久しぶりに鍬を振るい、畑を耕しました。そして、施肥を行ないました。それまで、肥料の使い方がよくわからず、ほとんど肥料なしで済ませていましたが、この時は谷川農園の鶏糞を施しました。
9月の中旬には、種を蒔きました。1年目は「等間隔の穴に2,3粒ずつ」にしてしまいましたが、この時は種を線状に蒔きました。
少し経った頃、畝に新芽が一直線に並んでいる光景を見ることができました。
「サツマイモ荒らし」の犯人はイノシシでした。春も夏も気配がなかったので安心していましたが、久しぶりに活動の痕跡を確認することになりました。
一見、竹の支柱を使って畑の周りを囲ってある網には変化がないようでした。しかし、よく見ると、網の一部が食い破られて穴が空いていました。そこから侵入したのでしょう。
畝は、きれいに掘り返されていました。葉・茎は散乱していましたが、土の中にも、周辺にも、「イモ」はひとかけらもありませんでした。イノシシが食べ尽くしてしまったのだろうと思いましたが、何もないのはいささか不自然です。
もしかすると、イモを食べようとしたイノシシの努力は無駄だったのかもしれません。つまり、イモが生育していなかった可能性も高いのです。真相ははっきりしません。ともあれ、サツマイモの収穫はゼロに終わりました。
イノシシに出鼻をくじかれたものの、私の畑作修行は2年目に突入しました。
9月に入り、大根の種を蒔く準備を開始しました。久しぶりに鍬を振るい、畑を耕しました。そして、施肥を行ないました。それまで、肥料の使い方がよくわからず、ほとんど肥料なしで済ませていましたが、この時は谷川農園の鶏糞を施しました。
9月の中旬には、種を蒔きました。1年目は「等間隔の穴に2,3粒ずつ」にしてしまいましたが、この時は種を線状に蒔きました。
少し経った頃、畝に新芽が一直線に並んでいる光景を見ることができました。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年1月号より転載しました。