あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ニオイバンマツリが何本も

2020-05-19 23:16:34 | 植物

 今、ニオイバンマツリがきれいです。他のおうちのはすでに終わりかけの白い花になっていますが、うちのはなぜか遅く見頃になります。

 



 
 
 
 まだまだ紫が多いです。
 



 この花、咲き始めは濃い紫、やがて薄紫になって最後には白になります。おもしろい花。匂いもいいんですよ。



 若い頃、お花の先生が、婚礼の席には紫の花を活けないようにと教えてくれました。紫は色が変わりやすい=心変わりに通じるのだと。ニオイバンマツリなんか絶対だめ。

 だけど、小花模様をちりばめた着物のようできれいだし、人気もあります。初めてこの花を知ってから2,3年後にやっと小さな苗を手に入れました。あれから15年以上たちます。

 そして今頃分かったこと

 ーこの花は増えやすいー

 元の木の周辺のあちこちに小さな芽が出て育っていくのです。

 わたしが初めてこの花を見たのは、通勤路に沿った家の前に植えていたからなのですが、ちょうどうちのと同じくらいの大きさのが1本、圧倒的な存在感を放っておりました。それが数年後に見たときはなんと11本にもなって、お庭がほとんどこの木に占領されていました。好きなのにもほどがあるーとなかばあきれたのですが、

今になってそれが納得がいきます。

 うちのこばえ

 1本

 
 2本 雑草に紛れています。

 
 3本 なぜかひまわりが勝手に生えている・・・

 
 どれも50㎝くらいの小さな木ですが、ちゃんと花を咲かせています。

 これらは太い根っこで親の木とつながっているのです。
 
 去年掘り起こした木

 
 4本の小さな木が、1本の太い根っこでつながっていました。
 
 それを途中で切り離してプランターに植えたのですが、切り離した根っこはプランターの端から端まであります。



 一番長く根っこを残したこれだけが生き残りました。 親の木とかなり太い根っこでつながっているものの、この苗自身の根っこは本当に貧相で、いったん掘り起こすとなかなか活着しないのです。何年か前にも掘り起こして友人にあげたのですが、根っこが少なくて枯れたとか。だから、ちゃんと活着したのをあげようと、1年プランターでお世話してきたのです。
 親木から生えてきたのは全部で何本かな? 少なくとも7本以上。このままでは、あのお家のようにこのあたりがニオイバンマツリに占領されてしまいます。それは困る。今年中になんとかしなければ。

 もう一つ、今頃になって気づいたこと

 今年はまだつぼみも多いのでしみじみと見ていたら・・・





 なんだか宇宙人みたいじゃないですか? ちょっと不気味。

コメント (2)
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