私的には激動の?いや波乱の?秋を過ぎて、はや立冬。冬が来ましたね。何が「激動」かはいずれ明かすことにして、この秋見つけた蛾をご紹介しますね。
蛾と聞いただけでアレルギー反応を起こす人も多いと思いますが、美しいので前半だけでも見てくださいね。後半はイモムシ画像満載です。
10月、ウマオとお散歩中に大きな黒いチョウがよたよたと不器用に飛んでいくのを見つけました。あのチョウはなんであんなに飛ぶのがへたくそなのか、弱っているのかしら、と思いながら目で追うと、すぐ近くの広場に降り立ちました。あんなところにとまるなんて、やっぱり弱ってるんだ・・・・
これです。


ちょっと後ろ羽を痛めているかもしれません。
きれい~ このあたりにこんな鮮やかな色のチョウがいるなんて。私の大好きな虫「ハンミョウ」によく似た配色をしていると思いました。蛍光色のように鮮やかな光沢があるのですが、その美しさは写真では伝えきれません。
しかし、これは本当にチョウなんだろうか。こんなきれいな蛾がいるとも思えませんでしたが、雰囲気としては蛾に近いと思いました。
まず、羽をたたまずにとまっているところ。近寄ってもばたばたとしないこと(チョウはすぐ逃げてしまいます)。羽の割に体が太いこと・・・・ そして触角
まえにジャコウアゲハかアゲハモドキか迷って調べたところ、チョウの触角はこん棒状で、蛾の触角は櫛状だということを知りました。この綺麗な生き物は・・・

ああ、櫛かブラシのように細かく分かれてます。蛾でした。
名前はすぐわかりました。「サツマニシキ」
蛾と聞くだけでいやな人もいるでしょうが、蛾の中にも美しい姿をしているものもいます。オオミズアオとか、ウンモンスズメとか。でも蛾はチョウのような派手さはなくて同系色の濃淡のシックな美しさ、だと思っていましたから、この華やかさは衝撃的でした。 日本でも最美麗種ーそう書いてありましたーの蛾ですって。出会えて本当にラッキーでした。
さて、今度は幼虫です。
これもウマオをベビーカーに乗せて歩いていたときのこと。アスファルトの上を歩いている幼虫を見つけました。それがとても綺麗な色をしていたんです。
薄緑の体に白い突起。その先はエメラルドブルーに輝いています。なんて綺麗な色。私はカメラを持っていなかったのでその特徴を覚えておこうとしばらく眺めていました。もちろん、帰って名前を調べるためです。
それからその幼虫を草に乗せて土のあるところへ避難させ、辺りを見回すとクロガネモチの木の下が黒いフンだらけ。これはまだほかにいるに違いないと思いましたが、見つけることはできませんでした。
帰ってぶじこに報告。記憶を便りに調べたところ、どうもシンジュサンらしい。ぶじこは早速現場へと走りましたよ。電話で様子を聞いたところ、
「いっぱいおるよ」
さすがです。「天敵を見つけるのは早い」というのがぶじこの持論ですが、もはや天敵とは言えないんじゃなかろうか。最大の興味関心の的になっていると思います。
「ね、きれいだろ?」
「いや、そうでもない」
「あら、そうなん?」
後日もう一度行って写真を撮ってきました。

うん、そうでもないか。ミルク色の白は、イモムシにしてはきれいではあるけど。
でも、私が見たのはちょっと色が違ってた。そうそう、こんな感じ

多分、小さいうちは白っぽいけど、大きくなると薄緑になるんでしょう。ね、このブルー。きれいでしょ? 体全体が、内側から光っているような柔らかな光沢があります。ちょうどパールのような。それでシンジュサン(真珠蚕)って言うのかなあと思ったら、シンジュ(神樹=ニワウルシ)の葉を食べるからなんだそうです。な~んだ。
でも、図鑑で見た限り、成虫は大型で美しい模様をしていました。ぜひ、蛾になったところを見てみたい・・・・そこでひとつだけさなぎを持って帰りました。無事に越冬できるといいですが。

最後に、
蛾の幼虫って不気味なのが多いですが、これだけは成虫よりも幼虫の方がはるかにきれい、といつも思っています。メンガタスズメの幼虫。

成虫は背中にどくろをしょってるんですけどね。柔らかな黄色と薄紫のラインがすてき。ただ、出会ったときその大きさにたまげるんですが。

4歳児の手のひらいっぱいの大きさです。
おまけ
苦手な人は見ない方がいいかも
同じメンガタスズメの幼虫なのにどうして2種類の色があるんでしょうね。褐色の幼虫は迫力満点ですよ。

このブログを書き始めたころは、これに出会うとさすがにドキッとしてましたが、今ではいまでは何じゃらほい、です。
蛾と聞いただけでアレルギー反応を起こす人も多いと思いますが、美しいので前半だけでも見てくださいね。後半はイモムシ画像満載です。
10月、ウマオとお散歩中に大きな黒いチョウがよたよたと不器用に飛んでいくのを見つけました。あのチョウはなんであんなに飛ぶのがへたくそなのか、弱っているのかしら、と思いながら目で追うと、すぐ近くの広場に降り立ちました。あんなところにとまるなんて、やっぱり弱ってるんだ・・・・
これです。


ちょっと後ろ羽を痛めているかもしれません。
きれい~ このあたりにこんな鮮やかな色のチョウがいるなんて。私の大好きな虫「ハンミョウ」によく似た配色をしていると思いました。蛍光色のように鮮やかな光沢があるのですが、その美しさは写真では伝えきれません。
しかし、これは本当にチョウなんだろうか。こんなきれいな蛾がいるとも思えませんでしたが、雰囲気としては蛾に近いと思いました。
まず、羽をたたまずにとまっているところ。近寄ってもばたばたとしないこと(チョウはすぐ逃げてしまいます)。羽の割に体が太いこと・・・・ そして触角
まえにジャコウアゲハかアゲハモドキか迷って調べたところ、チョウの触角はこん棒状で、蛾の触角は櫛状だということを知りました。この綺麗な生き物は・・・

ああ、櫛かブラシのように細かく分かれてます。蛾でした。
名前はすぐわかりました。「サツマニシキ」
蛾と聞くだけでいやな人もいるでしょうが、蛾の中にも美しい姿をしているものもいます。オオミズアオとか、ウンモンスズメとか。でも蛾はチョウのような派手さはなくて同系色の濃淡のシックな美しさ、だと思っていましたから、この華やかさは衝撃的でした。 日本でも最美麗種ーそう書いてありましたーの蛾ですって。出会えて本当にラッキーでした。
さて、今度は幼虫です。
これもウマオをベビーカーに乗せて歩いていたときのこと。アスファルトの上を歩いている幼虫を見つけました。それがとても綺麗な色をしていたんです。
薄緑の体に白い突起。その先はエメラルドブルーに輝いています。なんて綺麗な色。私はカメラを持っていなかったのでその特徴を覚えておこうとしばらく眺めていました。もちろん、帰って名前を調べるためです。
それからその幼虫を草に乗せて土のあるところへ避難させ、辺りを見回すとクロガネモチの木の下が黒いフンだらけ。これはまだほかにいるに違いないと思いましたが、見つけることはできませんでした。
帰ってぶじこに報告。記憶を便りに調べたところ、どうもシンジュサンらしい。ぶじこは早速現場へと走りましたよ。電話で様子を聞いたところ、
「いっぱいおるよ」
さすがです。「天敵を見つけるのは早い」というのがぶじこの持論ですが、もはや天敵とは言えないんじゃなかろうか。最大の興味関心の的になっていると思います。
「ね、きれいだろ?」
「いや、そうでもない」
「あら、そうなん?」
後日もう一度行って写真を撮ってきました。

うん、そうでもないか。ミルク色の白は、イモムシにしてはきれいではあるけど。
でも、私が見たのはちょっと色が違ってた。そうそう、こんな感じ

多分、小さいうちは白っぽいけど、大きくなると薄緑になるんでしょう。ね、このブルー。きれいでしょ? 体全体が、内側から光っているような柔らかな光沢があります。ちょうどパールのような。それでシンジュサン(真珠蚕)って言うのかなあと思ったら、シンジュ(神樹=ニワウルシ)の葉を食べるからなんだそうです。な~んだ。
でも、図鑑で見た限り、成虫は大型で美しい模様をしていました。ぜひ、蛾になったところを見てみたい・・・・そこでひとつだけさなぎを持って帰りました。無事に越冬できるといいですが。

最後に、
蛾の幼虫って不気味なのが多いですが、これだけは成虫よりも幼虫の方がはるかにきれい、といつも思っています。メンガタスズメの幼虫。

成虫は背中にどくろをしょってるんですけどね。柔らかな黄色と薄紫のラインがすてき。ただ、出会ったときその大きさにたまげるんですが。

4歳児の手のひらいっぱいの大きさです。
おまけ
苦手な人は見ない方がいいかも
同じメンガタスズメの幼虫なのにどうして2種類の色があるんでしょうね。褐色の幼虫は迫力満点ですよ。

このブログを書き始めたころは、これに出会うとさすがにドキッとしてましたが、今ではいまでは何じゃらほい、です。
クロガネモチに居ますか!?
うちでは気が付かないけど居るのかな!?
家の前の空き地に
枯れ草が幾重にも重なってる下に
大量の2cm位で3mm厚みの茶褐色のが
大量にうごめいていて
毎回散歩に出る度に
うちの犬が反応してますワ!(@^^)/~~~
メンガタの幼虫は好きやなぁ!!
スベスベの表面にシルクの輝き!!
綺麗ですよねぇ!!(^◇^)
ぶじこ流の見つけ方・・・地面の糞を探します。大型の蛾なので結構目立ちます。糞が落ちていたら今度はかじられた葉っぱのあるところを丹念に見ていきます。
成虫を是非見てみたいです。
大量の? ウジ虫みたいで気持ち悪いですね。さすがに。
メンガタの幼虫は、色が好きなんです。