あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

春を待つ虫たち

2023-02-25 14:44:00 | 生き物
 レモンを採りに行きました。もう遅くなっているので気になってはいたのですか、何しろすることが多くて。(言い訳。ほんとは草木や生き物を眺める時間が多すぎる?)
 去年からなんとか蔓退治と草刈りだけはわたしがしていますが、農薬散布はしていません。だから

 葉っぱが真っ黒。



 実も薄汚れて、きれいなレモンしか見たことのない人だと、きつと捨ててしまうと思います。
 それに、とる時期が遅かったから痛みかけているし。

 赤ちゃん用の野菜洗い用洗剤で洗うと、そこそこきれいにはなります。


 歯ブラシで歯茎をマッサージするように優しく擦ると胡麻のようなものが残りました。


 これが多分ヤノネカイガラムシ。虫なんですよ。少し念入りにこするとのきました。



 レモンの木にくっついていたのはハラビロカマキリの卵(卵塊)


 秋に草刈をしている時から、ハラビロカマキリばつかりだなあと思っていました。草の中にはオオカマキリもいたんですけど、卵はどこに?
 ここにもハラビロカマキリ
 グミの木です。


 真横から見ると、背中の突起がよく分かります。


 壁に。二つ重なっているのはどうして?よっぽどここに産みたかったのかしら?

 ハラビロカマキリの卵塊が壁にくっついているのはよくあることです。ただオオカマキリの卵を見たことはありません。多分生活場所が違うのでしょうね。
 これもよく見る卵。多分ガなんです。それも毒のある。




 今年唯一見つけたオオカマキリの卵。ハウスのガジュマルの枝に生んでいました。オオカマキリの方が、細い枝にあることが多いです。



 すかすかのスポンジのような。ハラビロカマキリのと比べると、こちらの方が壊れやすそうに見えます。もちろん、そんなことはないのでしょうが。きっと丈夫なはず。


 ハラビロカマキリのが俵形なのに対して、こちらは歪な円形、もしくは丸っこい三角形。
 毎年ハウスの中に産みつけていて命を繋いでいました。けどうっかりと枝ごと切ってしまうんです。去年はパッションフルーツにあつたのをバッサリ。その都度その辺に引っ掛けて地べたに落ちないよう気をつけていました。それなのに、

 夫が枝ごと燃やしてしまったのです。ことしは2個あったのに。ハウスのオオカマキリはここで絶えました。枝という枝ほとんど切ってしまったのですから、これで春にカマキリが現れたら奇跡です。

 うかうかしてたらこちらもあぶない。
 カシの木に産みつけられたヤママユガの卵。何本か枝を切って避難させました。孵化したところから育ててみたいのです。


 新芽が膨らんできましたから孵化も近いかもしれません。
 残りは、秋に生まれたカイコの卵と一緒にシルク博物館にお任せしようかな、と勝手に思っています。

 こちらは成虫で冬越ししたのかな?ハチ?ハエ? すみません、名前は分かりません。
 虫が少ないから見つけたけど、夏だったら見落としていましたね。どうしてもかわいい虫、カッコいい虫に目が向いてしまいます。


 こちらも成虫のーいや、バッタの死骸。どうもモズの早贄というやつで、モズが食料保存のために枝に刺していつたようです。秋にやられたのか、冬越しして動き出したところをやられたのか。

 モズさん、忘れてない?なんて言ってたら翌日には無くなっていました。よかつた、バッタも死に損はいやだったでしょう。

 そして、ついに出てきました。、



 ツバキの花の奥深く潜り込んで蜜を集める日本ミツバチ。






 ハチは、すこし暖かいと飛び始めます。そろそろ春だよって。

 おまけ

虫ではありませんがこちらも越冬中


 わかりにくいですが、
 シュレーゲルアオガエルです。植物先生Kちゃんのおつれあい様から娘がお借りしています冬眠から覚めたら元のところに返すんだとか。


















コメント (5)
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