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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

初秋の散歩道

2022-09-12 23:27:06 | いろいろ
 夕方、ポチと散歩しながらの写真です。ボケた写真ばかりなのはポチを連れてあわただしく写したからです・・・と言い訳しておきます(ほんとは腕が悪い)
 
 9月1日、初めて彼岸花が咲き始めたのに気づきました。去年はずいぶん早くから咲いた印象でしたが今年も早いです。彼岸が近づいたら咲くというイメージでしたが、最近はそうでもないみたい。
 カラスウリは実をつけていますがまだ花も咲いています。
 6時38分
 カラスウリの開花は、どうも日没には関係なく時間に関係があるのではないかと仮説をたてて観察していましたが、7月も8月も、6時半ころにはこんな状態です。おそらく開花は7時半ころ。7月には見えていた、開ききった姿も、今ではほとんど暗くて何も見えません。
 
 
 このあたり一帯ヤブミョウガの群生が広がっていた場所
 
 実ができて色づき始めました。


 咲き始めはもっと花がまとまって素敵なのですが、えらく広がって自由奔放な姿になっていました。
 
 7月終わりころのヤブミョウガ


 
 実といえば
 え? と思って改めて見直したのですが
 
 
 これ、アカメガシワの実がはじけて種になったところ。今までどうして気が付かなかったのでしょう。
 
 もとはこの畑の持ち主が植えたのでしょうが、オシロイバナが今になってにぎやかに咲きだしました。夏のイメージが強かったのですけど。
 
 
 夕方の光の量のせいか色がいまいちですが、本当はもっと色鮮やかで、たかがオシロイバナともいえないくらいきれいです。
 
 
 「ばあちゃん、オシロイバナはね、朝学校へ行くときは咲いてないんよ。学校から帰るごろには咲いとんよ。」
 「へえ~~ そうなん?」
 私は半信半疑でしたが、先日朝通りがかったら本当にまだ咲いていませんでした。
 
 ヘクソカズラも花いっぱいです。
 
 
 なかなか個性的な花で私は好きですけど、これも蔓ですから・・・・

 
 同じくつる性のガガイモ
 つる草の花って、なかなか魅力的なものが多い。
 
 
 ガガイモは実も大きくて好きなのですが、去年は実を見つけることができませんでした。今年は青い実を見てみたい。花のある場所を覚えておこうと毎日眺めていますが、似たような草むらで花がなくなるとわからなくなるのです。困ったもんだ。
 
 ゲンノショウコ



 これも群れ咲いているところがあります。種がおもしろい形になるらしいので今年こそは見てみたいと思います。

 秋らしいものではないけれど、先日の台風の影響で雨が降った後、大きなキノコが出ました。
 オオシロカラカサタケ
 



 白くて大きくて、見つけると嬉しくなるキノコです。

 そしてー
 散歩するころにはチョウが眠りにつく時間



 
 今シジミチョウと小さなガがたくさんいて、私たちが通ると一斉に飛び立ちます。けっこうたくさんいます。この畑の持ち主が極力農薬を使わずに栽培する方針らしいので、そのおかげでしょうか。
 
 
 
 そのシジミチョウなんですが、飛んでいるところを見ると羽がきれいな空色のと黒っぽいのと2種類いるみたいです。あのきれいな空色を何とか写したいと思うのですが、じっとしているときチョウは羽を広げてくれませんので。
 
 セミはいつの間にかいなくなり、スズムシとコオロギが賑やかに鳴くようになりました。
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夕焼けとともに

2022-08-12 01:37:30 | いろいろ

 夏の間夜行性人間になるわたしは、夕焼け空の下で作業をしています。

 ちなみに夫は完全な朝型人間で、夜明けとともに農作業しています。わたしとは半日くらい生活がずれている 

 

 

 

 ちょっと天候が不順だった頃。この黒雲があやしい。

 一時間ほどでバッテリーが切れるので、体力的にはちょうどいいのですが、草退治はなかなかはかどりません。

 最近どこもかしこも耕作放棄地が増えて

 クズの海

 



 

 蔓の波

 

 
 クズの山。この下には多分木があると思います。
 


 ヨウシュヤマゴボウの木立(背丈以上にある)





 これが大迷惑な草で

 いつの間にかTシャツがこんなに。

 



 作業用のシャツを着てなかったのです。ヨウシュヤマゴボウの色は洗濯しても落ちません。

 根元の方は草刈り機でも力が要るし、切り株を踏んづけたらぱりっと音がして竹のように割れました。

 普段人の入らない畑は虫の天国で

 こんなに食い荒らしたのは何者かしら。雑草だから許せますが、農作物だと大被害です。だから他の園地に広がらないように草だけは刈っておかなくては、とがんばっているのですが、夕方のせいぜい二時間ほどではねえ。



 暗がりで写したので画像が悪いですがー




 ショウリョウバッタもびっくりするほど大きいです。

 アシナガバチは今年も巣を作りました。

 

 
 小さな空き巣も



 巣のある木だけは刺激しないようにそっと蔓を切っていきます。ふと、甥っ子が蜂の子を好きだったのを思い出し写真を見せましたら、成虫が増えているから蜂の子は少ないだろうと。今年も巣が空になるのを待つしかなさそうです。

 こうして薄暗くなるまで作業をして、車のライトをつけて帰っていたら、同じように帰り支度をしている人がほかにふたりもいました。

 おまけ

 激しい雷雨のあとに虹が出ました。

 どうも近くで落雷があったらしくすさまじい音がして、その近隣は停電したそうです。ウマオはすっかり怖じ気づいてしまい、遠くでごろごろと鳴っているだけで散歩をやめようと言うようになりました。

 


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れんこん畑と蓮池

2022-07-22 16:35:35 | いろいろ

 言うまでもなくハスはレンコンの花。レンコンは蓮の花の根っこ。同じ植物ですが、私の中では蓮根畑と蓮池とは明確に違いがあります。

 蓮池は美しい花をめでるためにいろいろな種類のハスが植えてあります。
 


 
 先日、国道196号線近くに何枚かあるレンコン畑を見に行きました。ろうけつ染めをするためにスケッチしたかったのですけど、暑くて暑くて・・・・ 
 
 レンコン畑は、食糧である蓮根を収穫するために栽培している土地。水が張ってありますから田と言ったほうがいいのかも。
 多分食用に適している品種なのでしょう。白い花が多いです。
 


 見栄えには無頓着で、この田には水が見えないほど浮草が繁殖していました。
 


 そして畔には雑草が生え放題。 うかうかと歩いたら足を踏み外しそうです。
 


 雑草の中にこんな花が咲いていたのですが、何かしら。乾燥した果樹の畑地では見たことがありません。
 
 
 
 この姿、まさか千日紅ではないですよね。
  
 と、まあ、こんな風に、浄瑠璃寺の蓮池とはずいぶん雰囲気が違うなと思いつつ、3,4か所見て回ったのですが、今まで、手入れされた蓮池では絶対見なかったものを見つけまして、軽くショックを受けました。
 
 
 水田ですから、当然当たり前のようにあるものなのですが、なんだかありえないものを見たように思えて。

 
 本来、実に毒々しいピンクなのです。
 
 これはもうすぐ親と同じ姿になって水に入るのではないかしら。





 水の中を見ると
 うようよ這っていました。

 
 ジャンボタニシです。もともとは食用として養殖されていたらしいですが、今では稲の幼苗を食べるので迷惑な貝です。
 穴だらけのはっぱ。もしかして、ジャンボタニシはレンコンの葉も好物なのでしょうか。

 
 現行犯? 発見。
 
 清純そのものの花もかじられていますね。




 水辺と言えばトンボ。これはレンコン畑も共通です。
 が、浄瑠璃寺の蓮池にはいろいろな種類のトンボがいて、それを見るだけでも楽しいです。
 
 小さいけれど、チョウトンボ
 
 
 体の真っ赤なショウジョウトンボ。

 
 イトトンボも色の違うのが数種類飛んでいます。
 かたやレンコン畑ではシオカラトンボが多かったです。しかもこのトンボ。一回り小さいトンボを頭からバリバリ食べてたんですよ。



 レンコン畑って、もちろん見えないところでのお世話はあると思いますが、わりと自然任せのところがあるのでしょうか。蓮池より、ワイルドな世界が広がっているなと思いました。  
   個人の感想です。😁





 
 
 
 
 
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四月の記録から 青い蝶

2022-05-20 11:09:00 | いろいろ
 四月の写真記録2です。 前回のツツジはオンツツジですが、今度はミツバツツジのトンネル。
 
 桜が終わった頃の永納山
 
 
 ミツバツツジがきれいだというので行ってみました。   





 
 盛りをほんの少し過ぎた感じではありましたが、きれいでした。
 正月に登って以来3ヶ月ぶりの永納山。季節が違うせいでもありますが、ずいぶん様相が変わっていました。どんどん木が切られ、工事中だったところに見晴台が完成し、多分今度は近くに駐車場ができるのではないかと思える場所が広がっていました。
 
 今後、史跡として整備され、老若男女誰でもがハイキングを楽しめる場所として整備しているのだろうと思いますが・・・ 今でもさほど苦労をせずに登ってこられる山(丘)が、これ以上人の手が加わるのは、元気に歩けるものとしては複雑な気持ちです。
 
 ツツジのトンネルだけは多分残してくれるのでしょうが。いや、そのまわりの植物も含めて絶対残して欲しいです。こんな蝶に出会えるのも、まだまだ自然が残っているからこそ、なのですから。


 
 最初に見たのはひらひらと飛んでいるとき。黒っぽい羽根に青く輝く一筋のライン。 アオスジアゲハのような、でももう少し小さくて、羽根の輪郭がごつごつしている・・・・なんてきれいな蝶なんだろう、と、写真を撮るのも忘れて見ていました。わりと長い間わたしたちのまわりを飛んでいましたので、やっと写真を撮ることを思い出しました。そうなると、なかなかじっとしてくれないんですね。とまると枯れた下草に紛れるようなじみな蝶。何の蝶だろう、ルリシジミ? いやそんなに小さくはないし、イチモンジチョウのようなラインが気になる・・・そのとき不意にルリタテハという名前が浮かびました。本物は見たことないけど、名前だけはおぼえています。
 娘がすぐに検索して、「ルリタテハ、まちがいない。」と言いました。
 ああ、本物はこんなにきれいだったのねえ。
 
 山で見た蝶の関連でもう一つ。これも青い蝶です。
 
 春の県展に出品した革ろうけつ染めの作品です。
「山を越えてーアサギマダラの旅
 




 これ、鏡なのです。写真を撮ろうとするとどうしても自分が写ってしまうので、カレンダーの女性に入ってもらいました。(小磯良平 「西洋婦人B」大型のカレンダーはバッグの型紙を作るとき便利なので古いカレンダーも残しています。)
 
 一昨年、石鎚登山の時ヒヨドリバナに群れていたアサギマダラ。これも名前だけ知っていて実物を見たことがなかったので感動しました。しばらくは登山よりも蝶を追っかけていたのです。小さな体で山を越え、海を渡って旅をする蝶に、今の困難を乗り越えなければならない人々の姿を重ねました。
 
 
 
 
 実際にはこんなにたくさんのヒヨドリバナは咲いておらず、(まるでフジバカマの花畑みたい)と一人自分につっこんでいましたが。
 
 もう一つうれしかったのは、この花の名前がようやく分かったことです。石鎚への山道でたった一カ所咲いていて、どうしても名前が分かりませんでした。なんか花の特徴がつかみにくいなあ・・・似た植物も思いつかないし、検索の手がかりがありませんでした。



 この作品に取りかかりだして間もなく、白猪の滝行きでいろいろ教えてもらったKちゃんに会ったので聞いてみたら・・・・
 
 なんと!
 花ではなかった!
 
 クロヅルという植物の実なんですって。
 単に全体の色合いのバランスからデザインに採用した植物なので、大慌てで形や色を修正して、なんとかそれらしくなりました。この色のグラデーショすてきでしょう? 色だけはかなりうまく再現できたと、自画自賛。
ただ、この鏡の作成にあたっては、ちょっとした実験的な試みをしてみたのですが、それは失敗。本当は革の裏にも違う絵を描いて、山道の奥行きを出したかったんですけど。それに山も、鏡をのぞいたときにだけ見えるようにしたかったけど、鏡部分を切りすぎて、山がなくなってしまいました。仕方なく外側に山をかきましたが・・・・
山が大きすぎた。 空へ向かって飛んで行く蝶の躍動感が好きだったのですが、山をかくと蝶の勢いが消えてしまいました。 う~~ん、むずかしいねえ。
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予防接種3回目

2022-02-20 14:37:48 | いろいろ

 寒い日が続いています。水曜日の朝

 


 
 納屋の外になが~いつららが。もちろんほかの水道の蛇口も水が出ませんでした。
 今冬、松山市が氷点下になったのは4回目だったそうです。 4回・・・数年前には16回も氷点下の日があったそうなので、この冬はやはり暖かいのでしょう。だから寒い日は余計に寒く感じます。 
 この日、3回目のコロナ予防ワクチン接種日なんですけど、何を着て行こう? 前は夏だったので半袖でよかったけど・・・上着は脱ぐとして、簡単に肩まで袖をまくり上げられる服がありません。

 予約時間にかかりつけの病院へ行くと、知り合いに2人も会いました。マスクをしているからすぐにはわかりません。名前を呼ばれたのをきいて「ああ!」と思うありさまで、せっかく会っても隣り合って話すこともできず、離れてるからと大声を出すこともできず、「お元気?」とあいさつするだけで終わりました。注射を終えた人が上着を着ながら出てくるのを見たら、下に半袖を着ていました。ああ、それでよかったんだねえ。後から気が付くなんとやら。

 昔、予防接種の後は激しい運動禁止、お風呂も禁止、学校で集団接種した後は必ず念を押していたものです。今はお風呂もいいですよ。15分は病院で様子を見てくださいね。と言われるだけですが、わたしは昔のように自主安静に努めます。ポチの散歩もショートカットで。ポチはかなり私の言うことが理解できるらしく、最近では飼い主の気分も察してくれるようになった気がします(ポチばか)

「今日はここで帰るよ。」というとくるっと引き返してくれるので助かります。

 引き返し地点で見つけた杉ぼっくり。

 花もついていました。また花粉の季節がやってきますね。



 見たところ、まだ飛ぶまでにはなってなさそうです。

 翌日、寒さと大風とを言い訳に自主安静。さすがにぐうたらばかりもできないので、頼まれていたバッグづくりに精出し(四苦八苦)していました。この日外に出たのは、ポチのえさやりと散歩だけ。 なんだか体が重いので散歩はまたも短縮で。先週淡路が峠へ行ってからろくに運動してなかったので、体重が増えたからかな? 筋肉が減ってしまったのかな? ワクチンの副反応は? 注射痕は痛いですが高熱は出ませんでした。 しかし、散歩が終わるころには鼻の奥ものどの奥も異様に乾燥してきたのです。涙も出ます。

 夕方昔からの友人から電話がありました。以前作ってあげたリュックを親の敵みたいに酷使していたら、肩ひもが切れたと。ええ~、そんな壊れやすいもの作ったっけ?

 金曜日 朝少しの鼻血がでました。ティッシュを突っ込んだら、鼻の中が埃で真っ黒。ああ、昨日は有害物質が飛んでいたのかもしれません。 なんとなく調子が悪いので、今日も自主安静。昨日まで作業でいっぱいにしていたホールを片付けて、なんだか腰が痛いなあと思いました。そこへ壊れたバッグを持って友人がやってきました。 

「さあ、どうぞ、上がって。」と案内する私に、遠慮なく

「お腰が曲がってるよ。」

「ああ、そうなんよ。」さぞかし年寄りに見えたんだろうなあ。もともと脊柱管狭窄症があって、長時間農作業をしたり、座っていたりすると痛くなるのですが、最近は上手に付き合っていたつもり。腰が曲がるほど痛むのは久しぶりなのです。半年ぶりくらいにシップを貼りました。意識して腰を伸ばさなければね。

 早速見せてもらいました。 

 
 糸が朽ちたのかと思ったらそうではなくて、肩ひも自体が付け根からばっさり。2枚重ねの革が切れるなんて、ありえないんですけど~
 しかも下のほうも本体にくっつけてある場所が破れてるって。

 
 表のほうはまあまあきれいだけどカービング部分の色が本体の色と合わなくなっています。このリュックを作ったとき、全体をグリーンにして、ということで、かなり苦心してグリーンの色合わせをしたつもりです。少し色褪せましたかね。
 


 使いこなれたリュックは柔らかくて気持ち良い手触りで、ああ~ 革が柔らかすぎたのか、と思いました。 もしかしたら、子牛の革だったのかもしれません。
 
 昔、小さな小さな子牛の革を手に入れた時のことを思い出しました。その革は畳半畳分くらいしかなく、柔らかくて扱いやすかったです。

 その時のブログにこう書いています。 (全文はこちら

『この子牛たちはどうして命を落とすことになったのでしょう。 せっかく生まれてきたのに母さん牛のミルクもろくに飲まないままに。 
 やわらかい子牛の肉を食べるためでしょうか。 
 まさかこの薄い革をとるために殺したのではありますまい。 貴重な革だったら、こんな所にまでは出回らないはず。大きくなれば広い革がとれるのに。 お値段は成牛よりうんと安いです。 こんなに小さなうちから殺すような効率の悪いことをするでしょうか。

 わたしは、牛皮は、食用に殺された牛の皮で、皮をとるために殺されたのではないと思っているのですが、どうなんでしょう。 ミンクのように毛皮をとるためだけに殺してしまうのはいやなのです。
 うう~ん、この子牛、革をとるために死んだのではないと、そう思いたいです。』 

 この思いは今も変わりません。が、

 人間の世界にも、大人になるまでに命を奪われたこども、自ら命を絶った子ども、貧困に苦しむ子ども、大人に利用され心身ともに傷ついた子ども(オリンピックでさえも)・・・大人に虐げられる子どものニュースが多すぎます。わたしは菜食主義者でもなんでもない、肉も食べるし魚も食べる矛盾だらけの人間ですけど、もう子牛肉のステーキは食べないかも。そしてその時コメントをいただいた皆さんのご意見のように、せめて残された革だけでも長く愛されるような作品を作りたいな、と思いました。

 こんなに痛むまで使ってくれてありがとう。 何とか工夫してまた使えるようにするね。

 そう言って彼女を見送ったのですが、

 これからスイミングに行くという彼女、真っ赤な素敵な車に乗り込む後ろ姿が・・・

「ねえねえ、歩くの遅くない?」と言いたくなりました。お互いに、若いつもりでもはた目にはおばあさんなのよねえ、と実感したのでした。

 その夕方、腰が痛くてゆっくりしか歩けないので「ポチ、歩いて」と声をかけながら相変わらずショートカットで散歩を済ませました。夜、テレビを見ながらうとうとして気が付いたら、不思議なことに腰の痛みが消えていました。そしてやっとわかりました。

 わたし少し熱があったのかもしれない。熱があるといつも腰が痛むので。やっぱり予防接種の副反応はあったかーと思いました。

 

 気分を変えるために先週今治の直販所で買ったアネモネを生けなおしました。小さな花束だったのですが、花が開いて窮屈そうにみえたので。

 
 春らしくてすてきでしょ?(自画自賛) 300円だったか500円だったかで買ったブリキのじょうろに、ペットボトルを入れて挿しています。
 

 
 こんな優しい色もいいけど、一番好きなのは一重のアネモネ。
 素朴で野性味を残していて


 
 最後に、ちょっとうれしかったことを。

 今年3回目のウグイスの鳴き声を聞きました。2日前は

 ホイショ ホイショ

 と、鳴いていましたが、ホ~~~ホイショ と鳴けるようになっていましたよ。

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センダンとムクドリ

2022-01-25 23:16:46 | いろいろ
 センダンの実が青空に映えてきれいです。
 
 
 
 大分実が落ちてしまいましたが、このくらいのほうが花火みたいで楽しい。





 最近、日暮れが遅くなって、散歩を終えても明るいようになりました。
 
 夕焼け空にシルエットで浮かぶセンダンもなかなか。

 そのセンダンにムクドリの群れがやってきてジュクジュクとうるさく鳴いていました。






 最近この近くで群れているのを見かけることが多くなりました。
 この間は電線に。
 
 
 同じ方向を向いて何を見ているんでしょう。



 ムクドリたちがやってくると、電線の下にいつの間にかセンダンの小さな苗が一列に並んで生えてくるのです。
 
 
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階段を上った先に

2021-10-18 23:58:09 | いろいろ
 4月に1日の総歩行数の目標を5000歩と決めて半年、徐々に歩行数を増やして笹倉湿原登山に臨みましたが、半年たった今は、普段の生活6500歩からなかなか増えません。私は同じ場所を日課に歩くことが苦手。ジムで同じ運動をするのも苦手。つまり、何かしら変かがあったり、目的があったりしないと歩く気にならないのです。そこで、せめて場所だけでも変化をつけようと。出かけたときのついでウォーキングをやってみることにしました。その際、山登りに備えて、平地ではなくできるだけ坂や階段道や階段を歩くことにしています。
 
 時間と体力の余裕のあるときに、あるだけの時間で。ぼちぼちでもやらないよりはましで、5月はじめ、たった10段上るだけではあはあ息を切らしていた私ですが、次は20段まで、次は30段まで、と目標を伸ばしていった結果、今は60~70段は一気に上がれるようになりました。
 
 運動公園の階段。 
 

 
 ひたすら下を向いて上っていたら
 


 なんとかわいい~
 
 そして初めて休み無しで上り切れた日、
 
 ご褒美を見つけました。
 
 
 
 
 噂に聞くキヌガサタケ
 
 生まれて初めて実物を見ました。

 
 まあ、なんておもしろいきのこなんでしょう。
 
 
 またある日は、白猪の滝へ。あるものを確認したくて行ってみました。歩きやすい道を使わず、階段を上ることにしました。 そこには滝への近道と看板が立っています。けど、これは、あまりにも急階段。 踏み板の1枚1枚が狭く、靴がやっと乗る広さ。う~ん、どうしよう。
 意を決して上ってみました。上を見てたら足を踏み外しそう。休むことすらこわくて、ひたすら足下を見て上りました。そうしたら・・・すごい! 一気に上れました。
 
 広い道に出て、やっと後ろを振り向いてみました。
 

 
 踏み板が壊れそうなところもありました。昔はここを下りていったこともあるのですが、なんでこんなに怖くなったのでしょう?
 
 
 階段を上ってちょっと歩くとー
 ありました。
 マタタビの実。。

 
 夏に来たとき、ここに白い葉があることは見つけていましたが、実を見たのは初めてです。うれしい。これもがんばったご褒美でした。こうしたご褒美が見つかる方法だと歩くのもがんばれるんです。
 
 青紫の色が爽やかな花。これも家の周りには咲いてない花

 
 シソ科の花はたくさんあって名前を覚えきれません。特に山の方でしか見られないものは。

 
 
 次の階段は、小松中央公園の第3駐車場から上へ上がる階段
 一気には上れませんで、途中1回は休みます。それでも、30段ごとに休んでいた頃から比べたらずいぶん強くなりました。ここは、いつも誰かかれかとすれ違います。皆さん鍛えるために使っているようです。
 
 
 上った先には

 
 高速道路からも一般道からも入れる、ハイウエイオアシスになっています。
 石鎚山を模した複合遊具と、多目的広場
 
 この遊具は鎖を伝って上れるようになっています。ちゃんと一の鎖から三の鎖まであるんですよ。

 
 そして広く西条市が見渡せます。
 
 



 ほぼ180度の景色が望めます。
 
 丸い建物は、アウトドアショップ モンベル。 元はレストランでした。建物の奥には滝が流れているという凝った作りで、そのままお店になっています。
 


 
 私の目的地はここ。そろそろ山登りにも防寒着が必要になりましたので。
 
 で、どこへ行くかって? 
 紅葉の石鎚山へ行きますよ~
 
 
 
 
 
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チョウとセンダングサ

2021-10-14 23:59:12 | いろいろ

 この近く、コセンダングサの背丈がぐんと伸びてきました。花も咲き、もうすぐ種ができるでしょう。そうなったらたいへん。うちの方ではコセンダングサの種をドロボウと呼んでいます。衣服につくとのがふるったぐらいでは落ちなくて、一度、取るのをあきらめてズボンを捨てたことがあります。だからこれだけは見つけ次第引き抜いていますが、なかなか根絶やしにはなりません。

 



 人間には嫌われ者のコセンダングサですが、ちょうちょはこの花が好きなよう。昼間、いろいろなチョウが飛び回っています。

 モンシロチョウ

 



 

 キタキチョウ ?

 



 ヒョウモン? アカタテハ?

 

 
  実はわたし、羽を広げたヒョウモンチョウとタテハチョウの区別がつけられません。
 



 キタテハ?

 

 
 ぼけています。実はかなり遠いところから撮っています。
 

 

 シジミチョウ(ヤマトシジミ?)訂正 ウラナミシジミ

 

 
 こちらはコセンダングサではないのですが、行ったり来たりしていました。上のチョウと下のとは別の個体です。羽裏の模様がちがうので種類も違うとは思いますが・・・・わからない。
 
 追記 himesijimiさんに教えていただきました。ヤマトシジミだそうです。



 

 写真を撮っていると小さな羽音が聞こえました。 あらら、コセンダングサを好きなのはチョウだけではなかったようです。

 



  
 アゲハチョウなどの大型のチョウはあまり見かけません。思うに、この花びらもない小さな花が、小さな虫には蜜が吸いやすいのではないでしょうか。そしてうっかり手入れを怠れば畑全体に広がるこのたくましさ。虫たちにとっては大食堂のようなものですから。
 
 
 
 ついでに、コセンダングサ以外の草にいたチョウも載せておきます。くっつき虫でなければこんなに近くまでよれるんですけどね。
 
 
 
 羽を広げたところ



 

 夕方、お休みの時間のようです。近づいても逃げません。





 ツマグロヒョウモンかな?


 
 コセンダングサでなければこんなふうに近くで撮れるのですが・・・・ コセンダングサにはまだ種ができてないので、草をかき分けて近くに行くこともできるのですが、どうもこの草むらにだけは入る気がしませんので。

 

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台風一過

2021-09-18 21:57:23 | いろいろ
 瀬戸内海を通り抜けた台風。少しの強い雨といつもよりちょっと強いだけの風。拍子抜けするくらいでした。ありがたいことです。
 
 友人たちにポポーを配って回りました。途中、小松中央公園でウォーキング。
 
 
 山手のこのエリアは、石鎚サービスエリアや、道の駅「ハイウエイオアシス」、温泉、キャンプ場などが点在していて、この中央公園とは遊歩道や車道でつながっています。私の目的はここの駐車場からハイウエイオアシスまで歩くこと。でも、広いし道がありすぎて、いつ来ても迷ってしまいます。案内図を写真に写してそれを見ながら歩くのですが。
 
 展望台と表示があったので来てみましたが、行き止まり。本当は隅っこの方に道があったらしいです。木々に囲まれて、しかもそんなに高い位置ではないので展望台とは言えないかも。



 いろいろ歩いていたら車道に出ましたので、車道から上を目指すことにしました。
 
 途中、木立の途切れたところがあって
 
 
 まあ、なんと遠くまできれいに見えること。 台風一過のすかっとした青空ではありませんが、空気が澄み切っていました。



 ニラがたくさん生えている一帯があって、ツマグロヒョウモンが飛んでいました。
 訂正 himesijimiさんに教えて頂きました。ミドリヒョウモンだそうです。ありがとうございました。
 
 2匹

 
 いや、本当は4匹いたんです。
 
 きれいな羽でした。

 
 サービスエリアへの入り口を過ぎ(ここは、一般道からも入れます。四国の有名なお土産はここで買えるので便利。
 キャンプ場を過ぎ (ほとんどのブースが埋まっていました)
 
 やっとハイウエイオアシスへの階段。ここまでの坂道は結構こたえました。
 階段は210段くらいだったかな? ここは中間地点です。ここから一気に上まで行けるかなと思ったんだけど、結局60段目で一休み。
 
 
 
 それでも大夫強くなりました。半年前はほんの10段で息切れがしていましたもの。それを、20段だけは一気に上ろう、30段だけ、40段・・・・と目標を伸ばしていって60段は休まずに上れるようになりました。ただ、この階段はちょっと段差が低いので楽ちんなんです。70段80段は一気に上りたいところ。私の友人は200段、一気に上るそうです。
 
 ここにも秋は来ていました。
 
 ガマズミ?





 
 かわいい~。何の実でしょう。
 


エゴノキだそうです。これもhimesijimiさんから。

 
 クヌギも落ちていました。
 ドングリの中では比較的早く落ちると思います。
 
 
 この赤い実は?

 
 葉っぱを見るとモクレンかコブシのようですが。ホウ? 多分そのあたり。



 
 他にもツバキの実や、ネズミモチなど木の実がたくさん。
 木の実を見ると秋を感じます。
 
 オアシスマーケットで買い物をして、公園内の遊歩道を通って下りました。 椿ロードと名付けられた道ですが、上の方は草だらけ。
 
 
 
 ここまで下りてくると椿のトンネルがあって、その先の開けたところにはいろいろな椿が植えられていました。椿は旧小松町の町花です。
 
 



 椿の林を抜けるとやっと見覚えのある道に出て、無事に駐車場に帰ることができました。
 駐車場の崖に咲いていました。ノアズキ?
 
 
 駐車場の端っこに固められていて、最初朽ち木を砕いたのかと思いました。
 多分、オオシロカラカサタケ? 何もこんなにこわさなくてもねえ。



 
 と、1時間ほど歩きました。ちょっと疲れました。もっと鍛えねば。
 
 
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ああ~ 夏休み

2021-08-31 23:41:17 | いろいろ

 明日から9月です。今年の夏休み、孫たちは天候不順と新型コロナ禍のせいでほとんどを家ですごしました。

 ゲーム三昧にさせないために大人たちは知恵をしぼりましたよ。晴れた日は幼児用プールと百均の水風船が大活躍。暑かったですから、いつまでも飽きずに遊んでいました。

 水遊びのできない雨の日は、

 
 ペンケースほどの入れ物の中に白黒のコマ。
 ケースを開くとオセロの盤になります。

 今や百均でオセロゲームも買える時代。

   

 わたし、生まれて初めてオセロをやったんです。それを言うと友人がびっくりしました。

 一勝負30分かかるこのゲームはなかなか時間つぶしにはよかったです。わたし、トラオには何回やっても勝てなくて、ついに彼は、4隅を全部私に明け渡すという大サービスをしてくれまして、やっと勝てました。

 恒例の科学博物館にも今年は行かず、子どもたちと出かけたのはたった2回です。

 8月初め頃はまだイベントも開催されていて、私とウマオは、生協主催の「ちりめんモンスターさがし」に行きました。わずかな時間でたくさんの生き物を見つけることができました。これは楽しかった。

 

 タツノオトシゴなんて、水族館でしか見たことがなかったのにぞろぞろ見つかるんですよ。



 

名前がわからない、小さな魚や、



ダンゴムシみたいなのや、


ヨウジウオなんて図鑑でも見たことがなかったです。



タチウオ これってずいぶん大きな魚になりますよね。

 まだまだ色々いたけれど、名前を調べるのが大変。

 ここで大活躍したのが、スマホのカメラ。わたし、マクロの撮影方法が分かったので、見つけた生き物を大きく見ることができたんです。

 



 セミエビの仲間だったかな? パソコンで見るとさらにはっきりしますね。

 このあとスーパーでちりめんを買いましたが、モンスターは全くいませんでした。こんなにきれいに選別して売られているんだぁ、とむしろ人間の営みの方に感動したりして。

 買ったちりめんで梅じゃこご飯を炊いてみました。さっぱりとして夏にぴったりのご飯です。

 



 もうひとつ、

 娘とトラオ、ウマオ、4人で出かけた科学実験教室では紫蘇ジュースとパンとをつくりました。

 紫蘇ジュースの赤い色素はアントシアニン。酸性とアルカリ性とでは色が変わります。アジサイがそうですね。

 



左から、紫蘇エキスにサイダーを入れたジュース、それに重曹を入れたの、レモン汁を入れたの。


 それから、イースト菌の働きを、パンを焼いて確かめました。イースト菌は、発酵するときガスが出て、そのおかげでふんわり柔らかいパンができます。イースト菌を入れないパンはかたくて、食べてたら私の歯の詰め物が取れました!

 

 身近な生活にも科学のタネはあるということですね。それを実感したことがあります。

 古くなった酒粕を、外に干しておいたんです。水分を減らして捨てるためです。そうしたら雨が降って乾きかけた酒粕はドボドボになってしまいました。仕方がないのでまた乾かすためにそのまま放置。そうしたら

 





 酒粕に穴が開きました。虫が食ったのではありません。酒粕の酵母が生きていたという証拠を見つけたわけです。わりと均等にあいてますので、これでもパンが焼けそう。

 こんなふうに夏休みの理科研究のヒントがいっぱい。アントシアニンの研究なんかおもしろそうーと思ったのは母とばあちゃんだけでした。

 イソップ童話にアリとキリギリスのお話がありますが、ウマオはまだ小さいので、私が付き添ってアリのように毎日こつこつと勉強させました。夏休みの終わりには余裕のよっちゃんでした。

 けれど、今年キリギリスを決め込んだトラオには理科研究などする余裕もなく・・・・ 惜しかった、いいレポートができそうだったのに。でも、もう口うるさくいう歳でもないものねぇ。 ばあちゃんは、(気をもみながら)やる気になってくれるのを待つだけでした。最後の2日間がかき入れ時。

 そのころになってぽつんと

「やっぱり、夏休みの始めにもっとやっとくんだった。」「来年はそうする。」

 はい、お願いしますよ。ばあちゃんは、追い込みに付き合うのも大変なんだからね。

 こうして夏休みが終わりました。 新型コロナの感染が子どもにまで広がって、心配な新学期ではあります。

コメント (2)
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