


咲き始めはもっと花がまとまって素敵なのですが、えらく広がって自由奔放な姿になっていました。









これも群れ咲いているところがあります。種がおもしろい形になるらしいので今年こそは見てみたいと思います。
秋らしいものではないけれど、先日の台風の影響で雨が降った後、大きなキノコが出ました。
オオシロカラカサタケ


白くて大きくて、見つけると嬉しくなるキノコです。
そしてー




夏の間夜行性人間になるわたしは、夕焼け空の下で作業をしています。
ちなみに夫は完全な朝型人間で、夜明けとともに農作業しています。わたしとは半日くらい生活がずれている
ちょっと天候が不順だった頃。この黒雲があやしい。
一時間ほどでバッテリーが切れるので、体力的にはちょうどいいのですが、草退治はなかなかはかどりません。
最近どこもかしこも耕作放棄地が増えて
クズの海
蔓の波
ヨウシュヤマゴボウの木立(背丈以上にある)
いつの間にかTシャツがこんなに。
作業用のシャツを着てなかったのです。ヨウシュヤマゴボウの色は洗濯しても落ちません。
根元の方は草刈り機でも力が要るし、切り株を踏んづけたらぱりっと音がして竹のように割れました。
普段人の入らない畑は虫の天国で
こんなに食い荒らしたのは何者かしら。雑草だから許せますが、農作物だと大被害です。だから他の園地に広がらないように草だけは刈っておかなくては、とがんばっているのですが、夕方のせいぜい二時間ほどではねえ。
暗がりで写したので画像が悪いですがー
ショウリョウバッタもびっくりするほど大きいです。
アシナガバチは今年も巣を作りました。
巣のある木だけは刺激しないようにそっと蔓を切っていきます。ふと、甥っ子が蜂の子を好きだったのを思い出し写真を見せましたら、成虫が増えているから蜂の子は少ないだろうと。今年も巣が空になるのを待つしかなさそうです。
こうして薄暗くなるまで作業をして、車のライトをつけて帰っていたら、同じように帰り支度をしている人がほかにふたりもいました。
おまけ
激しい雷雨のあとに虹が出ました。
どうも近くで落雷があったらしくすさまじい音がして、その近隣は停電したそうです。ウマオはすっかり怖じ気づいてしまい、遠くでごろごろと鳴っているだけで散歩をやめようと言うようになりました。
言うまでもなくハスはレンコンの花。レンコンは蓮の花の根っこ。同じ植物ですが、私の中では蓮根畑と蓮池とは明確に違いがあります。
寒い日が続いています。水曜日の朝
予約時間にかかりつけの病院へ行くと、知り合いに2人も会いました。マスクをしているからすぐにはわかりません。名前を呼ばれたのをきいて「ああ!」と思うありさまで、せっかく会っても隣り合って話すこともできず、離れてるからと大声を出すこともできず、「お元気?」とあいさつするだけで終わりました。注射を終えた人が上着を着ながら出てくるのを見たら、下に半袖を着ていました。ああ、それでよかったんだねえ。後から気が付くなんとやら。
昔、予防接種の後は激しい運動禁止、お風呂も禁止、学校で集団接種した後は必ず念を押していたものです。今はお風呂もいいですよ。15分は病院で様子を見てくださいね。と言われるだけですが、わたしは昔のように自主安静に努めます。ポチの散歩もショートカットで。ポチはかなり私の言うことが理解できるらしく、最近では飼い主の気分も察してくれるようになった気がします(ポチばか)
「今日はここで帰るよ。」というとくるっと引き返してくれるので助かります。
引き返し地点で見つけた杉ぼっくり。
翌日、寒さと大風とを言い訳に自主安静。さすがにぐうたらばかりもできないので、頼まれていたバッグづくりに精出し(四苦八苦)していました。この日外に出たのは、ポチのえさやりと散歩だけ。 なんだか体が重いので散歩はまたも短縮で。先週淡路が峠へ行ってからろくに運動してなかったので、体重が増えたからかな? 筋肉が減ってしまったのかな? ワクチンの副反応は? 注射痕は痛いですが高熱は出ませんでした。 しかし、散歩が終わるころには鼻の奥ものどの奥も異様に乾燥してきたのです。涙も出ます。
夕方昔からの友人から電話がありました。以前作ってあげたリュックを親の敵みたいに酷使していたら、肩ひもが切れたと。ええ~、そんな壊れやすいもの作ったっけ?
金曜日 朝少しの鼻血がでました。ティッシュを突っ込んだら、鼻の中が埃で真っ黒。ああ、昨日は有害物質が飛んでいたのかもしれません。 なんとなく調子が悪いので、今日も自主安静。昨日まで作業でいっぱいにしていたホールを片付けて、なんだか腰が痛いなあと思いました。そこへ壊れたバッグを持って友人がやってきました。
「さあ、どうぞ、上がって。」と案内する私に、遠慮なく
「お腰が曲がってるよ。」
「ああ、そうなんよ。」さぞかし年寄りに見えたんだろうなあ。もともと脊柱管狭窄症があって、長時間農作業をしたり、座っていたりすると痛くなるのですが、最近は上手に付き合っていたつもり。腰が曲がるほど痛むのは久しぶりなのです。半年ぶりくらいにシップを貼りました。意識して腰を伸ばさなければね。
早速見せてもらいました。
その時のブログにこう書いています。 (全文はこちら)
『この子牛たちはどうして命を落とすことになったのでしょう。 せっかく生まれてきたのに母さん牛のミルクもろくに飲まないままに。
やわらかい子牛の肉を食べるためでしょうか。
まさかこの薄い革をとるために殺したのではありますまい。 貴重な革だったら、こんな所にまでは出回らないはず。大きくなれば広い革がとれるのに。 お値段は成牛よりうんと安いです。 こんなに小さなうちから殺すような効率の悪いことをするでしょうか。
わたしは、牛皮は、食用に殺された牛の皮で、皮をとるために殺されたのではないと思っているのですが、どうなんでしょう。 ミンクのように毛皮をとるためだけに殺してしまうのはいやなのです。
うう~ん、この子牛、革をとるために死んだのではないと、そう思いたいです。』
この思いは今も変わりません。が、
人間の世界にも、大人になるまでに命を奪われたこども、自ら命を絶った子ども、貧困に苦しむ子ども、大人に利用され心身ともに傷ついた子ども(オリンピックでさえも)・・・大人に虐げられる子どものニュースが多すぎます。わたしは菜食主義者でもなんでもない、肉も食べるし魚も食べる矛盾だらけの人間ですけど、もう子牛肉のステーキは食べないかも。そしてその時コメントをいただいた皆さんのご意見のように、せめて残された革だけでも長く愛されるような作品を作りたいな、と思いました。
こんなに痛むまで使ってくれてありがとう。 何とか工夫してまた使えるようにするね。
そう言って彼女を見送ったのですが、
これからスイミングに行くという彼女、真っ赤な素敵な車に乗り込む後ろ姿が・・・
「ねえねえ、歩くの遅くない?」と言いたくなりました。お互いに、若いつもりでもはた目にはおばあさんなのよねえ、と実感したのでした。
その夕方、腰が痛くてゆっくりしか歩けないので「ポチ、歩いて」と声をかけながら相変わらずショートカットで散歩を済ませました。夜、テレビを見ながらうとうとして気が付いたら、不思議なことに腰の痛みが消えていました。そしてやっとわかりました。
わたし少し熱があったのかもしれない。熱があるといつも腰が痛むので。やっぱり予防接種の副反応はあったかーと思いました。
気分を変えるために先週今治の直販所で買ったアネモネを生けなおしました。小さな花束だったのですが、花が開いて窮屈そうにみえたので。
今年3回目のウグイスの鳴き声を聞きました。2日前は
ホイショ ホイショ
と、鳴いていましたが、ホ~~~ホイショ と鳴けるようになっていましたよ。
この近く、コセンダングサの背丈がぐんと伸びてきました。花も咲き、もうすぐ種ができるでしょう。そうなったらたいへん。うちの方ではコセンダングサの種をドロボウと呼んでいます。衣服につくとのがふるったぐらいでは落ちなくて、一度、取るのをあきらめてズボンを捨てたことがあります。だからこれだけは見つけ次第引き抜いていますが、なかなか根絶やしにはなりません。
人間には嫌われ者のコセンダングサですが、ちょうちょはこの花が好きなよう。昼間、いろいろなチョウが飛び回っています。
モンシロチョウ
キタキチョウ ?
ヒョウモン? アカタテハ?
シジミチョウ(ヤマトシジミ?)訂正 ウラナミシジミ
写真を撮っていると小さな羽音が聞こえました。 あらら、コセンダングサを好きなのはチョウだけではなかったようです。
夕方、お休みの時間のようです。近づいても逃げません。
ツマグロヒョウモンかな?
明日から9月です。今年の夏休み、孫たちは天候不順と新型コロナ禍のせいでほとんどを家ですごしました。
ゲーム三昧にさせないために大人たちは知恵をしぼりましたよ。晴れた日は幼児用プールと百均の水風船が大活躍。暑かったですから、いつまでも飽きずに遊んでいました。
水遊びのできない雨の日は、
わたし、生まれて初めてオセロをやったんです。それを言うと友人がびっくりしました。
一勝負30分かかるこのゲームはなかなか時間つぶしにはよかったです。わたし、トラオには何回やっても勝てなくて、ついに彼は、4隅を全部私に明け渡すという大サービスをしてくれまして、やっと勝てました。
恒例の科学博物館にも今年は行かず、子どもたちと出かけたのはたった2回です。
8月初め頃はまだイベントも開催されていて、私とウマオは、生協主催の「ちりめんモンスターさがし」に行きました。わずかな時間でたくさんの生き物を見つけることができました。これは楽しかった。
タツノオトシゴなんて、水族館でしか見たことがなかったのにぞろぞろ見つかるんですよ。
名前がわからない、小さな魚や、
ヨウジウオなんて図鑑でも見たことがなかったです。
まだまだ色々いたけれど、名前を調べるのが大変。
ここで大活躍したのが、スマホのカメラ。わたし、マクロの撮影方法が分かったので、見つけた生き物を大きく見ることができたんです。
セミエビの仲間だったかな? パソコンで見るとさらにはっきりしますね。
このあとスーパーでちりめんを買いましたが、モンスターは全くいませんでした。こんなにきれいに選別して売られているんだぁ、とむしろ人間の営みの方に感動したりして。
買ったちりめんで梅じゃこご飯を炊いてみました。さっぱりとして夏にぴったりのご飯です。
もうひとつ、
娘とトラオ、ウマオ、4人で出かけた科学実験教室では紫蘇ジュースとパンとをつくりました。
紫蘇ジュースの赤い色素はアントシアニン。酸性とアルカリ性とでは色が変わります。アジサイがそうですね。
それから、イースト菌の働きを、パンを焼いて確かめました。イースト菌は、発酵するときガスが出て、そのおかげでふんわり柔らかいパンができます。イースト菌を入れないパンはかたくて、食べてたら私の歯の詰め物が取れました!
身近な生活にも科学のタネはあるということですね。それを実感したことがあります。
古くなった酒粕を、外に干しておいたんです。水分を減らして捨てるためです。そうしたら雨が降って乾きかけた酒粕はドボドボになってしまいました。仕方がないのでまた乾かすためにそのまま放置。そうしたら
酒粕に穴が開きました。虫が食ったのではありません。酒粕の酵母が生きていたという証拠を見つけたわけです。わりと均等にあいてますので、これでもパンが焼けそう。
こんなふうに夏休みの理科研究のヒントがいっぱい。アントシアニンの研究なんかおもしろそうーと思ったのは母とばあちゃんだけでした。
イソップ童話にアリとキリギリスのお話がありますが、ウマオはまだ小さいので、私が付き添ってアリのように毎日こつこつと勉強させました。夏休みの終わりには余裕のよっちゃんでした。
けれど、今年キリギリスを決め込んだトラオには理科研究などする余裕もなく・・・・ 惜しかった、いいレポートができそうだったのに。でも、もう口うるさくいう歳でもないものねぇ。 ばあちゃんは、(気をもみながら)やる気になってくれるのを待つだけでした。最後の2日間がかき入れ時。
そのころになってぽつんと
「やっぱり、夏休みの始めにもっとやっとくんだった。」「来年はそうする。」
はい、お願いしますよ。ばあちゃんは、追い込みに付き合うのも大変なんだからね。
こうして夏休みが終わりました。 新型コロナの感染が子どもにまで広がって、心配な新学期ではあります。