あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

寒波

2023-01-27 11:02:00 | いろいろ
ものすごく大変な所もあるのに、この程度でぐちぐち言うのは申し訳ないのと思いながら、寒波襲来の様子を記録しておきます。

 
 十年に一度の寒波襲来という予報のあった火曜日、水曜日は桜三里を超えていく予定でした。火曜日夕方の予定は早々とキャンセル。水曜日の太極拳も無理です。
 しかし、どうしても実家に行かなければならないことがあって、本当は松山市へでかけたついでに寄るつもりでしたが、急遽火曜日の午後早くにでかけました。
 
 長年の行き来で大体分かるんですよ。何時ごろなら安全か。

 行きは小雪がちらつく程度でしたが、着いて暫く話している間に時折吹雪。30分も立ってないのに山の中の道はこんなでした。


 このくらいはよくあることです。大丈夫。若い頃は積もった雪の中のタイヤの跡を辿って帰った事もありますから。

 しかし天気の変わりようは早く、ポチの散歩に出かけた頃には、平地の我が家ですらこの通りでした。


 私の足跡真ん中。右の方にポチがウロウロしている跡。左にウマオの自転車が行ったり来たりしています。
 この時点ではまだ滑ることはありませんでした。
 娘は1時間早く仕事を切り上げて帰って来ました。みんなノロノロ運転だったそうです。定時まで働いた人は大変な渋滞で随分帰宅時間が遅かったそうです。南国では雪の備えは全く出来ていません。

 翌日。
 道路は完全に凍結。








 タイヤの跡って面白い。雪が降る度に撮っているような気がします。


 水たまりの薄氷。これもなかなか面白くて、以前これをろうけつ染めしたことがありました。
 こんなことを思い出していたら、














 昔はこれくらいの寒さって普通にあったんじゃない?

 けど、最近はセーターを着ることすらない、暖かい冬が続いていたんだなあと、改めて思ったのです。

こんなことしたの誰かな?





 水の上に浮かんでいるビン?
 水を入れたままの容器に厚い氷。その上にビンをおいたんですね。昨日この寒さの中でウマオとおともだちが遊んでいましたから、その子達でしょう。
 そうそう、氷が張ったら必ず割って厚さを見る。これも子どもの定番の遊び。
 
 ちょっと暖かい冬が続くと一昔前のそんなことも忘れてしまう。
 そして今は、登校出来なかったらオンライン授業ですって。小学生ですよ。
 結局孫たちは重いタブレットを持ち帰りまた持って行っただけでした。

 それよりも!

 地植えしたなんとかっていう花の寒さ対策忘れてた。寒さに強いとは聞いてましたが、さすがに氷点下では無理でしょう。あーあ、枯れてしまうかもしれません。
 それに、私の部屋。起きたら0度だったんですよ。コチョウランは温室に入れたものの、まだデンドロビュームやカトレアなどが残っていました。

 あわててこれも温室に入れました。何度も引越ししたコチョウランだけがいつも危機一髪寒さを逃れたということになります。
 
 木曜日、雪を被った瓶ヶ森




夕方の瓶ヶ森方面





 こちらでは松山市の椿神社のお祭り前は寒く、お祭りが済むと伊予路に春が来ると言われています。旧暦で動く行事にまつわる季節感はなかなか正確で、人々は椿まつりを心まちにしています。今年は通常開催ということなのでなおさらです。

 その椿祭りはなんと明日から。今年は春が早いかもしれません。

 










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穴だらけ

2022-11-12 01:14:55 | いろいろ

ケイタとお留守番していた時、退屈するケイタに

「落ち葉拾いしようか。」

「うん。」

ケイタは大きな桜の木の下に走っていきました。 
 
ところが、落ち葉はどれも穴だらけ。
 
 
「穴だらけだねえ。」
 
上を見上げて驚きました。



 あなが開いてない、完全な姿のって・・・・右上にたった1枚



青空に映えて、もう、アートだわ。
いったい何がこんなに穴だらけにしたんでしよう。
 
みきには、イラガのサナギがいっぱいついていました。古いのもありますが、今年できたようなのも。

 穴を開けたのはイラガの幼虫でしょうか。

 一方、畑に行けば
 キャベツの葉も。

 
裏返してみると、

 
 ボケていますがわかるかしら。最高20匹ついたのがいました。
 ハスモンヨトウです。これは放っておくと大損害。キャベツが玉になる前に駆除しておかなくてはなりません。
 
 けれど、野草はだれも助けてくれませんから食われ放題です。
 
 アサガオの仲間にも穴




 
 カラムシソウにも穴。



 この葉っぱは何だったかな。 虫のほうは、以前、himesijimiさんにヨツモンカメノコハムシと教えていただきました。
 
 
 
 穴を開けた犯人も植物によって様々です。
 
 もうだいぶ前のことですが、実家の壁に

穴あきどころか原形をとどめない食われよう。
作物の害はないので抜きもせず放っておいたのだそうです。
 
元の植物は
マルバルコウソウ。
 
 
 根元のほうはまだ葉が残っていましたが、見事に穴だらけ。 いかに実害がないとはいえこうも広がるまで放っておくとは!



 こんなに食べ尽くすのは、スズメガの仲間にちがいない、それも1匹や2匹ではないはず。ということで探してみました。いました。あちらにもこちらにも。 だけど名前がわかりません。ああでもない、こうでもないと検索して、アサガオ系の植物を食べるならエビガラスズメではなかろうかと予想しました。
 
 
 
 ただ、ふつうにみられる緑系とも褐色系とも違う、真っ黒な幼虫なんです。

 
 
 イモムシ大好きな娘に聞いてみると、黒いエビガラスズメは珍しいそうです。どんなガに変身するのか興味深くて2匹連れて帰りました。 食べていたマルバルコウソウも少々。

 帰ってから大急ぎでペットボトルに突っ込んでおきました。そのあと急ぎの用があったのでそのまま次の日まで放っておいたのですが、その時は確かにいたのです。改めてきちんと蔓を整理して差し、土にもぐりたくなった時のために土を入れた植木鉢の上に置いておきました。

 翌々日
 
 
 ルコウソウの葉は一枚もなく、
 
 フンだけを残して幼虫は消えていました。



 上の大きなフンと下の小さなフン。けれどまだ終齢虫には程遠い大きさです。どこかへ餌を求めて歩いて行ったのか。唯一うちに植えてあるアサガオの葉を見てみましたが、いる気配はありませんでした。
ああ~ 大食漢のスズメガには餌が足りなかったのです。悪かったなあ、あのまま置いておけばよかったと後悔しました。1週間後また実家によってマルバルコウソウのところを見てみましたが、あれほどたくさんいた幼虫は1匹もいませんでした。こちらの幼虫はさなぎになるために土にもぐったのかもしれません。
 
 
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色づき始めた木々

2022-11-07 10:07:00 | いろいろ
 以前の出来事の記事が続きました。たまには季節感のある記事を書きましょう。
 
 祭りの日以来、予想通り西条市・新居浜市のコロナ感染者は松山市をしのぐ数になっています。人口10万人当たりの感染者数は500人を超えています。 
 
 ヨウコが風邪をひきました。コロナの検査結果がわかるまでケイタは幼稚園にも行けません。
「(だれかが)お風邪をひくたんびにどきどきする。」とケイタ。たった4歳の子供にもコロナは影を落としています。
 せっかくの遠足なのに・・・検査が陰性ならば遅れて合流するつもりで、近くまで行って電話を待っていました。
 
 優しい色に色づいた桜の葉


 アメリカフウの木ははや真っ赤です。

 
 ようやく陰性だったと連絡があって、ケイタはお友達のところに走っていきました。
 
 美術館のある城山公園。10月は4回、ほぼ毎週ここへ来ました。県展の作品搬入、鑑賞、そして「高野山金剛峰寺展」 これが評判が良くていつ来ても駐車場が満車なのです。搬出のこの日も駐車場に入れず。いつもなら、搬入・搬出は特別に美術館近くに停められるはずでしたが、この日はなぜかポールがたてられて入れず・・・・
 結局、ほんの数分なので路駐させてもらいました。大きな作品(わたしは今年は小さかったのですが、100号なんて作品はざらですから)抱えて遠くの有料駐車場に歩いていくのって大変、というより無理。
 
 車の中から大急ぎで写した写真です。

 
 良いお天気で松山城が輝いて見えました。そしてところどころに鮮やかな朱色の木。
 
 
 今まで搬出の日に赤い木が見えたことがあったかなあ。少し早いような気がします。
 
 帰路、国道のアメリカフウの並木は、緑から黄色、オレンジと入り混じって、今だけの色合いでした。


 
 青空に映えてきれい。けど実は夕方。



最近ではここが1番のお気に入りです。


 
 国道を逸れてわき道から見ました。なんだかメルヘン。



 去年の写真を探したら、11月10日に同じような色づきの風景を映していました。1週間近く早いです。今年は冬が来るのが早いのかも。
 
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二回目つる退治

2022-10-22 14:58:28 | いろいろ
 8月にレモンや甘夏柑の周りのクズを刈ったのにー
9月はろうけつ染めの作品作りとポポーの収穫に忙しくて全く畑を見に行きませんでした。気にはなっていたのだけど。
 
 ひと月見ない間に、もう蔓が木を覆ってレモンの姿など見えませんでした。それはクズだけではなくて
 
 カラスウリはもう立派な実がついているし(ボールみたいなキカラスウリもあります)
 
 スズメウリも
 


 
 朝顔を小さくしたような花。
 
 
 なかなかかわいい花が花盛り。昼前に写しました。朝顔と同じように昼はしぼんでしまうのか? ポポー畑にあったのは一日中咲いていたように思います。
 
 
こちらはヒルガオの仲間
 
 
 この種のつき方を見ればいかに繁殖力が強いかがわかります。
 
 


 
 それから手ごわいノブドウ。長い鎌でところどころを切って手で引きずりおろすのですが、何年も放置していたため蔓が木のように頑丈で、まるで綱引きをしているみたい。運動にはなりますけど・・・・
 
 


 
 写真には撮っていませんが、ヘクソカズラにイシミカワも。
 ないのはアオツヅラフジだけかしら。
 けれどアオツヅラフジはうちのコムラサキに布団のように覆いかぶさっていました。レモン畑がほぼめどがついたのでこちらの蔓退治に取り掛かっています。それはまた別の日に
 
 そして虫たちは
 イナゴがいっぱい飛び出しました。ちょっと動きが鈍いです。
 
 
 何シジミチョウ? himesijimiさ~ん 教えてくださ~い。
 
 
 まだ幼いバッタ(イナゴ?) 冬越しはどのスタイルでするんだろう。
 
 アゲハの幼虫も。黒くなった葉のうえでは補色になってないばかりかよく目立つんですけど・・・・ アゲハさんわかってる? 黒い葉は多分病気です。
 
 


 
 
 カマキリ。産卵間近と思われます。すでに卵があちこちに見られました。
 
 
 ごみにしか見えない何とか虫
 
 首筋をごぞごぞ這うものがいたので振り払ったら
 
 
 こんな虫がおちてきました。わたし、この模様はあまり好きじゃないの。
 
 小さなカメムシ。
 
 
 
 
 これがねえ、家までついてくるんですよ。二日連続で。家の中が臭くて臭くて。
 
 草のあるうちは虫の天国でもあります。
 
 
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人も猿も走る道

2022-09-22 08:41:44 | いろいろ
 
 なんだか動物の話題で盛り上がった草木染教室の帰り道。
 月1回走っただけで季節の移り変わりを強く感じます。朝いくつか気になる場所があったのですが、先を急ぐため確認ができませんでした。帰りはゆっくりと運転しながらその場所を探しました。
 と!

 
 サルが横切りました。それも何頭も。 かろうじて最後の2匹を写せました。
 そこはちょうど広場がある所だったので、車を降りていろいろ植物を眺めて写真など撮って・・・・
 下のほうからはしきりにサルが呼びかう声が聞こえてきます。どうも下に降りて向こうの山へ入ったらしいな。野生のサルの声って初めて聞いたかもしれません。声は単調な響きではなく、明らかに会話をしているような・・・・
 
 声のする方を覗いてみましたら、

 
 群れが山の中に消えていくところでした。最後のサルが後を振り返り振り返り入っていきました。写真では4頭しかいませんが、右側にも同じくらいの数のサルがいて、山の中に入ったのもあわせるとかなり大きい群れではないかと推測しました。全員がそろうのを待っていたのかもしれません。
 
 サルが消えたのを見届けてからあたりの花をもう一度見てみました。
 遠目には同じように見えますが、これはタラかな? 葉がクズに覆われて見えません。下のほうの葉はタラとは違うみたいだけど、タラなのか? すみません木々には疎いです。

 
 葉っぱの丸いのはイタドリのようです。いや、これがタラかも
 追記 これはタラです。今日、タラの木のあるところで確認してきました。
 
 
 こちらがイタドリの花。これも今日、確かな場所で見てきたので、あってると思います。




意外ときれいなのです。
 が、
よく見たら我が家にあるイタドリとは違う。


 葉っぱは似てるんですけどね。すごく華やか。

 イタドリにもいくつか種類があるようなのでわかりません。なんだかとても混乱してきました?
 追記 普段見ていたのは、種のようです。
 
 別のところではヒヨドリバナが群れ咲いていました。



 ここにもアサギマダラは来るのかしら。来るといいなあ。



 ヨモギの花?違います。花は咲きのほうにある小さな緑色のつぶつぶ。地味です。
 
 
 花が咲いているように見えるのは

 
 白い綿の中にはなにか虫がおりそうです。アリはこれを守っているように見え、クモは狙っているように見えます。
 
 市内から石鎚ロープ上に続くこの道はまあまあ車の通りも多いので、ところどころにある広場で後続車をやり過ごしながらこうした観察をしました。
 
 
 朝気になっていた赤い色のものは?
 
 これですね。ツリバナでしょうか。
追記 ゴンズイだそうです。れんげさん、ありがとうございます。
 
 
 桜三里では私は1本しか見かけていません。こちらにはほかにも何本かあって嬉しかったです。でも、花が咲いたとき気が付かなかったのよねえ。私、何を見てたんでしょ。
 
 そして、道を薄紫に染めていたばしょ。何か所もあって、ああ、クズの花が散っているなと思いつつきたのですが、帰り道では一向に見つかりません。多分半日たって
枯れたのでしょう。
 かろうじて色を保っていた場所
 
 朝はもっときれいだったんですけど。
 花もきれいです。


 だいたい花穂が上に伸びるにつれて下のほうの花が枯れますから、全体としてきれいなのは少ないです。が、これなんかは今が見ごろかな?

 
 しかし
 そばの山を見てみれば
 

 
  全部クズ
 
  別のところでは高い杉のてっぺんまで。この木かなり下の川辺から生えて来ています。





 極めつけは クズののれん
 
 角度を変えてみると



 このクズも相当深い谷の底から這い上ってきているのです。
 
 クズ、恐るべし。 
 平地こそ果樹を守るためにクズ退治をしていますが、 今、放置された果樹園ではクズで覆われたミカンの木などがどんどん枯れています。誰も手入れしなくなった山で、クズが木々を覆ってしまったらどうなるのかしら? 杉や檜は大丈夫なんだろうか? まして雑木林の広葉樹などは?木が枯れてしまったら、土地に保水力がなくなり、山に降った雨は土とともに下に流れてしまうのではないか? それともクズのねっこが保水の役目をしてくれるのだろうか。
 矢継ぎ早に疑問が沸き起こってきました。
 林業も農業も担い手不足。あまりにも大きな問題で一人の力でどうにもなるものでもありませんが、西条自然学校では放置林を自然に還す活動もしています。せめてこうやって紹介するだけでも応援したいです。 
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初秋の散歩道

2022-09-12 23:27:06 | いろいろ
 夕方、ポチと散歩しながらの写真です。ボケた写真ばかりなのはポチを連れてあわただしく写したからです・・・と言い訳しておきます(ほんとは腕が悪い)
 
 9月1日、初めて彼岸花が咲き始めたのに気づきました。去年はずいぶん早くから咲いた印象でしたが今年も早いです。彼岸が近づいたら咲くというイメージでしたが、最近はそうでもないみたい。
 カラスウリは実をつけていますがまだ花も咲いています。
 6時38分
 カラスウリの開花は、どうも日没には関係なく時間に関係があるのではないかと仮説をたてて観察していましたが、7月も8月も、6時半ころにはこんな状態です。おそらく開花は7時半ころ。7月には見えていた、開ききった姿も、今ではほとんど暗くて何も見えません。
 
 
 このあたり一帯ヤブミョウガの群生が広がっていた場所
 
 実ができて色づき始めました。


 咲き始めはもっと花がまとまって素敵なのですが、えらく広がって自由奔放な姿になっていました。
 
 7月終わりころのヤブミョウガ


 
 実といえば
 え? と思って改めて見直したのですが
 
 
 これ、アカメガシワの実がはじけて種になったところ。今までどうして気が付かなかったのでしょう。
 
 もとはこの畑の持ち主が植えたのでしょうが、オシロイバナが今になってにぎやかに咲きだしました。夏のイメージが強かったのですけど。
 
 
 夕方の光の量のせいか色がいまいちですが、本当はもっと色鮮やかで、たかがオシロイバナともいえないくらいきれいです。
 
 
 「ばあちゃん、オシロイバナはね、朝学校へ行くときは咲いてないんよ。学校から帰るごろには咲いとんよ。」
 「へえ~~ そうなん?」
 私は半信半疑でしたが、先日朝通りがかったら本当にまだ咲いていませんでした。
 
 ヘクソカズラも花いっぱいです。
 
 
 なかなか個性的な花で私は好きですけど、これも蔓ですから・・・・

 
 同じくつる性のガガイモ
 つる草の花って、なかなか魅力的なものが多い。
 
 
 ガガイモは実も大きくて好きなのですが、去年は実を見つけることができませんでした。今年は青い実を見てみたい。花のある場所を覚えておこうと毎日眺めていますが、似たような草むらで花がなくなるとわからなくなるのです。困ったもんだ。
 
 ゲンノショウコ



 これも群れ咲いているところがあります。種がおもしろい形になるらしいので今年こそは見てみたいと思います。

 秋らしいものではないけれど、先日の台風の影響で雨が降った後、大きなキノコが出ました。
 オオシロカラカサタケ
 



 白くて大きくて、見つけると嬉しくなるキノコです。

 そしてー
 散歩するころにはチョウが眠りにつく時間



 
 今シジミチョウと小さなガがたくさんいて、私たちが通ると一斉に飛び立ちます。けっこうたくさんいます。この畑の持ち主が極力農薬を使わずに栽培する方針らしいので、そのおかげでしょうか。
 
 
 
 そのシジミチョウなんですが、飛んでいるところを見ると羽がきれいな空色のと黒っぽいのと2種類いるみたいです。あのきれいな空色を何とか写したいと思うのですが、じっとしているときチョウは羽を広げてくれませんので。
 
 セミはいつの間にかいなくなり、スズムシとコオロギが賑やかに鳴くようになりました。
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夕焼けとともに

2022-08-12 01:37:30 | いろいろ

 夏の間夜行性人間になるわたしは、夕焼け空の下で作業をしています。

 ちなみに夫は完全な朝型人間で、夜明けとともに農作業しています。わたしとは半日くらい生活がずれている 

 

 

 

 ちょっと天候が不順だった頃。この黒雲があやしい。

 一時間ほどでバッテリーが切れるので、体力的にはちょうどいいのですが、草退治はなかなかはかどりません。

 最近どこもかしこも耕作放棄地が増えて

 クズの海

 



 

 蔓の波

 

 
 クズの山。この下には多分木があると思います。
 


 ヨウシュヤマゴボウの木立(背丈以上にある)





 これが大迷惑な草で

 いつの間にかTシャツがこんなに。

 



 作業用のシャツを着てなかったのです。ヨウシュヤマゴボウの色は洗濯しても落ちません。

 根元の方は草刈り機でも力が要るし、切り株を踏んづけたらぱりっと音がして竹のように割れました。

 普段人の入らない畑は虫の天国で

 こんなに食い荒らしたのは何者かしら。雑草だから許せますが、農作物だと大被害です。だから他の園地に広がらないように草だけは刈っておかなくては、とがんばっているのですが、夕方のせいぜい二時間ほどではねえ。



 暗がりで写したので画像が悪いですがー




 ショウリョウバッタもびっくりするほど大きいです。

 アシナガバチは今年も巣を作りました。

 

 
 小さな空き巣も



 巣のある木だけは刺激しないようにそっと蔓を切っていきます。ふと、甥っ子が蜂の子を好きだったのを思い出し写真を見せましたら、成虫が増えているから蜂の子は少ないだろうと。今年も巣が空になるのを待つしかなさそうです。

 こうして薄暗くなるまで作業をして、車のライトをつけて帰っていたら、同じように帰り支度をしている人がほかにふたりもいました。

 おまけ

 激しい雷雨のあとに虹が出ました。

 どうも近くで落雷があったらしくすさまじい音がして、その近隣は停電したそうです。ウマオはすっかり怖じ気づいてしまい、遠くでごろごろと鳴っているだけで散歩をやめようと言うようになりました。

 


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れんこん畑と蓮池

2022-07-22 16:35:35 | いろいろ

 言うまでもなくハスはレンコンの花。レンコンは蓮の花の根っこ。同じ植物ですが、私の中では蓮根畑と蓮池とは明確に違いがあります。

 蓮池は美しい花をめでるためにいろいろな種類のハスが植えてあります。
 


 
 先日、国道196号線近くに何枚かあるレンコン畑を見に行きました。ろうけつ染めをするためにスケッチしたかったのですけど、暑くて暑くて・・・・ 
 
 レンコン畑は、食糧である蓮根を収穫するために栽培している土地。水が張ってありますから田と言ったほうがいいのかも。
 多分食用に適している品種なのでしょう。白い花が多いです。
 


 見栄えには無頓着で、この田には水が見えないほど浮草が繁殖していました。
 


 そして畔には雑草が生え放題。 うかうかと歩いたら足を踏み外しそうです。
 


 雑草の中にこんな花が咲いていたのですが、何かしら。乾燥した果樹の畑地では見たことがありません。
 
 
 
 この姿、まさか千日紅ではないですよね。
  
 と、まあ、こんな風に、浄瑠璃寺の蓮池とはずいぶん雰囲気が違うなと思いつつ、3,4か所見て回ったのですが、今まで、手入れされた蓮池では絶対見なかったものを見つけまして、軽くショックを受けました。
 
 
 水田ですから、当然当たり前のようにあるものなのですが、なんだかありえないものを見たように思えて。

 
 本来、実に毒々しいピンクなのです。
 
 これはもうすぐ親と同じ姿になって水に入るのではないかしら。





 水の中を見ると
 うようよ這っていました。

 
 ジャンボタニシです。もともとは食用として養殖されていたらしいですが、今では稲の幼苗を食べるので迷惑な貝です。
 穴だらけのはっぱ。もしかして、ジャンボタニシはレンコンの葉も好物なのでしょうか。

 
 現行犯? 発見。
 
 清純そのものの花もかじられていますね。




 水辺と言えばトンボ。これはレンコン畑も共通です。
 が、浄瑠璃寺の蓮池にはいろいろな種類のトンボがいて、それを見るだけでも楽しいです。
 
 小さいけれど、チョウトンボ
 
 
 体の真っ赤なショウジョウトンボ。

 
 イトトンボも色の違うのが数種類飛んでいます。
 かたやレンコン畑ではシオカラトンボが多かったです。しかもこのトンボ。一回り小さいトンボを頭からバリバリ食べてたんですよ。



 レンコン畑って、もちろん見えないところでのお世話はあると思いますが、わりと自然任せのところがあるのでしょうか。蓮池より、ワイルドな世界が広がっているなと思いました。  
   個人の感想です。😁





 
 
 
 
 
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四月の記録から 青い蝶

2022-05-20 11:09:00 | いろいろ
 四月の写真記録2です。 前回のツツジはオンツツジですが、今度はミツバツツジのトンネル。
 
 桜が終わった頃の永納山
 
 
 ミツバツツジがきれいだというので行ってみました。   





 
 盛りをほんの少し過ぎた感じではありましたが、きれいでした。
 正月に登って以来3ヶ月ぶりの永納山。季節が違うせいでもありますが、ずいぶん様相が変わっていました。どんどん木が切られ、工事中だったところに見晴台が完成し、多分今度は近くに駐車場ができるのではないかと思える場所が広がっていました。
 
 今後、史跡として整備され、老若男女誰でもがハイキングを楽しめる場所として整備しているのだろうと思いますが・・・ 今でもさほど苦労をせずに登ってこられる山(丘)が、これ以上人の手が加わるのは、元気に歩けるものとしては複雑な気持ちです。
 
 ツツジのトンネルだけは多分残してくれるのでしょうが。いや、そのまわりの植物も含めて絶対残して欲しいです。こんな蝶に出会えるのも、まだまだ自然が残っているからこそ、なのですから。


 
 最初に見たのはひらひらと飛んでいるとき。黒っぽい羽根に青く輝く一筋のライン。 アオスジアゲハのような、でももう少し小さくて、羽根の輪郭がごつごつしている・・・・なんてきれいな蝶なんだろう、と、写真を撮るのも忘れて見ていました。わりと長い間わたしたちのまわりを飛んでいましたので、やっと写真を撮ることを思い出しました。そうなると、なかなかじっとしてくれないんですね。とまると枯れた下草に紛れるようなじみな蝶。何の蝶だろう、ルリシジミ? いやそんなに小さくはないし、イチモンジチョウのようなラインが気になる・・・そのとき不意にルリタテハという名前が浮かびました。本物は見たことないけど、名前だけはおぼえています。
 娘がすぐに検索して、「ルリタテハ、まちがいない。」と言いました。
 ああ、本物はこんなにきれいだったのねえ。
 
 山で見た蝶の関連でもう一つ。これも青い蝶です。
 
 春の県展に出品した革ろうけつ染めの作品です。
「山を越えてーアサギマダラの旅
 




 これ、鏡なのです。写真を撮ろうとするとどうしても自分が写ってしまうので、カレンダーの女性に入ってもらいました。(小磯良平 「西洋婦人B」大型のカレンダーはバッグの型紙を作るとき便利なので古いカレンダーも残しています。)
 
 一昨年、石鎚登山の時ヒヨドリバナに群れていたアサギマダラ。これも名前だけ知っていて実物を見たことがなかったので感動しました。しばらくは登山よりも蝶を追っかけていたのです。小さな体で山を越え、海を渡って旅をする蝶に、今の困難を乗り越えなければならない人々の姿を重ねました。
 
 
 
 
 実際にはこんなにたくさんのヒヨドリバナは咲いておらず、(まるでフジバカマの花畑みたい)と一人自分につっこんでいましたが。
 
 もう一つうれしかったのは、この花の名前がようやく分かったことです。石鎚への山道でたった一カ所咲いていて、どうしても名前が分かりませんでした。なんか花の特徴がつかみにくいなあ・・・似た植物も思いつかないし、検索の手がかりがありませんでした。



 この作品に取りかかりだして間もなく、白猪の滝行きでいろいろ教えてもらったKちゃんに会ったので聞いてみたら・・・・
 
 なんと!
 花ではなかった!
 
 クロヅルという植物の実なんですって。
 単に全体の色合いのバランスからデザインに採用した植物なので、大慌てで形や色を修正して、なんとかそれらしくなりました。この色のグラデーショすてきでしょう? 色だけはかなりうまく再現できたと、自画自賛。
ただ、この鏡の作成にあたっては、ちょっとした実験的な試みをしてみたのですが、それは失敗。本当は革の裏にも違う絵を描いて、山道の奥行きを出したかったんですけど。それに山も、鏡をのぞいたときにだけ見えるようにしたかったけど、鏡部分を切りすぎて、山がなくなってしまいました。仕方なく外側に山をかきましたが・・・・
山が大きすぎた。 空へ向かって飛んで行く蝶の躍動感が好きだったのですが、山をかくと蝶の勢いが消えてしまいました。 う~~ん、むずかしいねえ。
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予防接種3回目

2022-02-20 14:37:48 | いろいろ

 寒い日が続いています。水曜日の朝

 


 
 納屋の外になが~いつららが。もちろんほかの水道の蛇口も水が出ませんでした。
 今冬、松山市が氷点下になったのは4回目だったそうです。 4回・・・数年前には16回も氷点下の日があったそうなので、この冬はやはり暖かいのでしょう。だから寒い日は余計に寒く感じます。 
 この日、3回目のコロナ予防ワクチン接種日なんですけど、何を着て行こう? 前は夏だったので半袖でよかったけど・・・上着は脱ぐとして、簡単に肩まで袖をまくり上げられる服がありません。

 予約時間にかかりつけの病院へ行くと、知り合いに2人も会いました。マスクをしているからすぐにはわかりません。名前を呼ばれたのをきいて「ああ!」と思うありさまで、せっかく会っても隣り合って話すこともできず、離れてるからと大声を出すこともできず、「お元気?」とあいさつするだけで終わりました。注射を終えた人が上着を着ながら出てくるのを見たら、下に半袖を着ていました。ああ、それでよかったんだねえ。後から気が付くなんとやら。

 昔、予防接種の後は激しい運動禁止、お風呂も禁止、学校で集団接種した後は必ず念を押していたものです。今はお風呂もいいですよ。15分は病院で様子を見てくださいね。と言われるだけですが、わたしは昔のように自主安静に努めます。ポチの散歩もショートカットで。ポチはかなり私の言うことが理解できるらしく、最近では飼い主の気分も察してくれるようになった気がします(ポチばか)

「今日はここで帰るよ。」というとくるっと引き返してくれるので助かります。

 引き返し地点で見つけた杉ぼっくり。

 花もついていました。また花粉の季節がやってきますね。



 見たところ、まだ飛ぶまでにはなってなさそうです。

 翌日、寒さと大風とを言い訳に自主安静。さすがにぐうたらばかりもできないので、頼まれていたバッグづくりに精出し(四苦八苦)していました。この日外に出たのは、ポチのえさやりと散歩だけ。 なんだか体が重いので散歩はまたも短縮で。先週淡路が峠へ行ってからろくに運動してなかったので、体重が増えたからかな? 筋肉が減ってしまったのかな? ワクチンの副反応は? 注射痕は痛いですが高熱は出ませんでした。 しかし、散歩が終わるころには鼻の奥ものどの奥も異様に乾燥してきたのです。涙も出ます。

 夕方昔からの友人から電話がありました。以前作ってあげたリュックを親の敵みたいに酷使していたら、肩ひもが切れたと。ええ~、そんな壊れやすいもの作ったっけ?

 金曜日 朝少しの鼻血がでました。ティッシュを突っ込んだら、鼻の中が埃で真っ黒。ああ、昨日は有害物質が飛んでいたのかもしれません。 なんとなく調子が悪いので、今日も自主安静。昨日まで作業でいっぱいにしていたホールを片付けて、なんだか腰が痛いなあと思いました。そこへ壊れたバッグを持って友人がやってきました。 

「さあ、どうぞ、上がって。」と案内する私に、遠慮なく

「お腰が曲がってるよ。」

「ああ、そうなんよ。」さぞかし年寄りに見えたんだろうなあ。もともと脊柱管狭窄症があって、長時間農作業をしたり、座っていたりすると痛くなるのですが、最近は上手に付き合っていたつもり。腰が曲がるほど痛むのは久しぶりなのです。半年ぶりくらいにシップを貼りました。意識して腰を伸ばさなければね。

 早速見せてもらいました。 

 
 糸が朽ちたのかと思ったらそうではなくて、肩ひも自体が付け根からばっさり。2枚重ねの革が切れるなんて、ありえないんですけど~
 しかも下のほうも本体にくっつけてある場所が破れてるって。

 
 表のほうはまあまあきれいだけどカービング部分の色が本体の色と合わなくなっています。このリュックを作ったとき、全体をグリーンにして、ということで、かなり苦心してグリーンの色合わせをしたつもりです。少し色褪せましたかね。
 


 使いこなれたリュックは柔らかくて気持ち良い手触りで、ああ~ 革が柔らかすぎたのか、と思いました。 もしかしたら、子牛の革だったのかもしれません。
 
 昔、小さな小さな子牛の革を手に入れた時のことを思い出しました。その革は畳半畳分くらいしかなく、柔らかくて扱いやすかったです。

 その時のブログにこう書いています。 (全文はこちら

『この子牛たちはどうして命を落とすことになったのでしょう。 せっかく生まれてきたのに母さん牛のミルクもろくに飲まないままに。 
 やわらかい子牛の肉を食べるためでしょうか。 
 まさかこの薄い革をとるために殺したのではありますまい。 貴重な革だったら、こんな所にまでは出回らないはず。大きくなれば広い革がとれるのに。 お値段は成牛よりうんと安いです。 こんなに小さなうちから殺すような効率の悪いことをするでしょうか。

 わたしは、牛皮は、食用に殺された牛の皮で、皮をとるために殺されたのではないと思っているのですが、どうなんでしょう。 ミンクのように毛皮をとるためだけに殺してしまうのはいやなのです。
 うう~ん、この子牛、革をとるために死んだのではないと、そう思いたいです。』 

 この思いは今も変わりません。が、

 人間の世界にも、大人になるまでに命を奪われたこども、自ら命を絶った子ども、貧困に苦しむ子ども、大人に利用され心身ともに傷ついた子ども(オリンピックでさえも)・・・大人に虐げられる子どものニュースが多すぎます。わたしは菜食主義者でもなんでもない、肉も食べるし魚も食べる矛盾だらけの人間ですけど、もう子牛肉のステーキは食べないかも。そしてその時コメントをいただいた皆さんのご意見のように、せめて残された革だけでも長く愛されるような作品を作りたいな、と思いました。

 こんなに痛むまで使ってくれてありがとう。 何とか工夫してまた使えるようにするね。

 そう言って彼女を見送ったのですが、

 これからスイミングに行くという彼女、真っ赤な素敵な車に乗り込む後ろ姿が・・・

「ねえねえ、歩くの遅くない?」と言いたくなりました。お互いに、若いつもりでもはた目にはおばあさんなのよねえ、と実感したのでした。

 その夕方、腰が痛くてゆっくりしか歩けないので「ポチ、歩いて」と声をかけながら相変わらずショートカットで散歩を済ませました。夜、テレビを見ながらうとうとして気が付いたら、不思議なことに腰の痛みが消えていました。そしてやっとわかりました。

 わたし少し熱があったのかもしれない。熱があるといつも腰が痛むので。やっぱり予防接種の副反応はあったかーと思いました。

 

 気分を変えるために先週今治の直販所で買ったアネモネを生けなおしました。小さな花束だったのですが、花が開いて窮屈そうにみえたので。

 
 春らしくてすてきでしょ?(自画自賛) 300円だったか500円だったかで買ったブリキのじょうろに、ペットボトルを入れて挿しています。
 

 
 こんな優しい色もいいけど、一番好きなのは一重のアネモネ。
 素朴で野性味を残していて


 
 最後に、ちょっとうれしかったことを。

 今年3回目のウグイスの鳴き声を聞きました。2日前は

 ホイショ ホイショ

 と、鳴いていましたが、ホ~~~ホイショ と鳴けるようになっていましたよ。

コメント (2)
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