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月刊誌「致知」2月号「自靖自献」からの学び・・・富士通アメフト部が日本一を果たした原動力とは

2021年01月29日 | 修養
 富士通フロンティアーズのシニアアドバイザーである藤田智氏の言葉も心に残った。


 選手達に言い続けてきたことが三つあります。「いまに集中」「思い切りよく」「最後までやり通す」。



 特に、「いまに集中」については、次のように述べている。



 「いまに集中」というのは、最初にお話ししたように、優勝という大きな目標を掲げつつも、その日その日にベストを尽くすということです。

 一日を大事にしよう。それもできていないのに優勝したいという資格があるのかと。

 最初の頃のチームは、せっかく波に乗っていても一つ悪いプレーが出るともうダメになって逆転負けを喫したり、状況に左右され過ぎるところがありました。

 そういう時って、前のプレーのことを悔いていたり、先のことを心配していたりして、いまが疎かになっているんですよ。

 人間、土壇場になったら自分の地が出ます。

 普段の練習の時からいまに集中することで、試合でも普段通りによい結果を出せるんです。
          p.48



 「いまに集中」というのは、実は難しい。

 過去の失敗をいつまでも引きずってしまい、それがいまに集中することを妨げる。

 また、未来に対しての不安(多くは起きることのないことに対する不安)を感じて、いまに集中できないでいる。

 やるべきことを書き出し、優先順位を決めて取り組んでいく。いまやるべきことに集中する。

 藤田氏の言う「いまに集中」は自分も心がけたい。

 

 過去を悔やんだり、未来への要らぬ心配をしたりしそうになったら、口にするようにしよう。「いまに集中、いまに集中」と。

コメント
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