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仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

反面教師も必要

2011年11月30日 | 教師修業

 自分は今、教育に関する仕事をしている。

 自分が教わる立場だった子どもの頃、学生の頃の先生方には本当に感謝している。

 

 一生懸命指導して下さったという思い出がいっぱいある。指導以外にも、自分が虫垂炎やペルテス氏病で入院したときは、お見舞いに来て励ましのことばを下さった先生もいる。

 

 そんな先生方のようになりたくて、自分も教育関係の仕事を選んだ。

 ただ、これまでに教わった人の中には、「許せない」と思う人もいる。

 小学校の頃、泳げなかった自分を泳がせ、補助しながら笑っていた先生がいた。それは、和気藹々の笑いではない。蔑むような笑いであった。(励ますための笑いかそうではないかはすぐに分かる。)

 また、その先生は、自分に学級会の司会をさせたことがあった。いきなりである。

 司会進行の技能を持ち合わせていなかった自分は、45分間学級会を進められなかった。発言が全く(全く!)無いまま45分間が終わったのである。人生の中でもかなり長く感じられた45分間である。

 その間、その先生は机に座って仕事をしていた。

 それから自分は、学級会の進行役はものすごく難しい仕事だと思っていた。たぶん10年、いや20年以上は、自分は進行役はできないと考えていた。(今も得意ではないが、「やれ」と言われたらできる)

 

 今考えると、これも貴重な学びであった。

 人生には、反面教師が必要なのである。

 

 少なくとも自分は、そのような指導はしないという決意を持たせるためにも必要である。

 といいつつも、自分自身が反面教師となるような行動を取っているかもしれない。

 そうならないように気を付けよう。

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