仕事の道楽化

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泳ぎの苦手な子だった

2011年07月13日 | 体育
 高学年になっても、水泳の苦手な児童はいる。自分自身も、子どもの時はそうだった。

 6年生最後の水泳の時間、初めて5mを泳ぐことができた。20mをほぼノーブレスで泳ぎ、最後の5mは犬かきだった・・・。泳げたとは全然思えなかった。
 「水泳は苦手だ」とずっと思っていた。

 大人になってから泳げるようになると、マリンスポーツの世界の面白さを味わえるようになった。泳げることで、できるようになるスポーツは、水泳だけではない。スキューバダイビング、サーフィン、ジェットスキー、カヌー、・・・etc。泳げるようになることで、楽しめる世界が広がる。

泳げるようになって、何より良かったのは、「やればできる」を心の底から感じられたことである。苦手意識が強かっただけに、できるようになったときは、呪縛から解き放たれたような気がした。

 その気持ちがエスカレートして、トライアスロンまでやるようになっていった。40歳を超えてからも、1500mを26分で泳ぐことができている。自分でも、昔は泳げなかったのに・・・、泳げるようになるものだなあ・・・。と、時々思う。

だから、自分のように泳げない子を見ると、何とか泳げるようにしたいと強く思う。
本年度は、学級担任ではなく、教務主任である。教務主任であっても、体育主任と協力しながら、学校全体の水泳指導を改善していくことは可能であると考える。

どの学校でも、水泳が苦手で困っている子がいる。勤務校にもいる。どうやって関わり、できるようになる喜びを味わわせるかを、今考えているところである。

ちなみに、泳げるようになるかどうかの基準はシンプルである。「10秒浮いていられる」かどうかである。

 これができる子は、その年のうちに25m、いやそれ以上泳げるようになる力を持っている。

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