びっくりするような体育の授業を見たことがある。
それは、10人対10人でのバスケットボールである。試合開始の際に、10人が相対して「お願いします」という礼で始まっていた。合計20人が1つのボールを取り合ってゲームをしている。
断言してもよい。このようなゲームでは、子どもの技能は高まらない。(高まるのは、1~2割の子ども位であろう)
このようなゲームでは、ドリブルもパスもシュートの力も付かない。ボールを触る機会が激減するからである。
試合ではどこに動けばパスがもらえるのかという判断力も身に付かない。
パスをもらうには、誰もいない場所で、一番シュートチャンスが生まれる場所に行けばよいのである。しかし、人数が多すぎて、どこに行っても敵も味方もいる。どこに行けばよいのかが選択できない。
ゲームをしているので、一見楽しそうに見える。しかし、ボールに合わせて何となく動いているだけであった。バスケットボールの楽しさは味わえていない。
これがバスケットボールというゲームなのだという学習をした子ども達はかわいそうだった。
解決法はある。
もっとも簡単なのが、「1チームの人数を減らす」である。
バスケットボールなら、3人対3人がよい。
ボールに触る機会が増えるので、ドリブルやパス、シュートの機会が増える。
パスを出す味方は2人しかいないので、選択肢は簡単になる。
チームの人数を減らすと、チームの数は増える。チーム数にあったコートの数が確保できない学校が多いだろう。その場合は、コート半分で行えばよい。
それは、10人対10人でのバスケットボールである。試合開始の際に、10人が相対して「お願いします」という礼で始まっていた。合計20人が1つのボールを取り合ってゲームをしている。
断言してもよい。このようなゲームでは、子どもの技能は高まらない。(高まるのは、1~2割の子ども位であろう)
このようなゲームでは、ドリブルもパスもシュートの力も付かない。ボールを触る機会が激減するからである。
試合ではどこに動けばパスがもらえるのかという判断力も身に付かない。
パスをもらうには、誰もいない場所で、一番シュートチャンスが生まれる場所に行けばよいのである。しかし、人数が多すぎて、どこに行っても敵も味方もいる。どこに行けばよいのかが選択できない。
ゲームをしているので、一見楽しそうに見える。しかし、ボールに合わせて何となく動いているだけであった。バスケットボールの楽しさは味わえていない。
これがバスケットボールというゲームなのだという学習をした子ども達はかわいそうだった。
解決法はある。
もっとも簡単なのが、「1チームの人数を減らす」である。
バスケットボールなら、3人対3人がよい。
ボールに触る機会が増えるので、ドリブルやパス、シュートの機会が増える。
パスを出す味方は2人しかいないので、選択肢は簡単になる。
チームの人数を減らすと、チームの数は増える。チーム数にあったコートの数が確保できない学校が多いだろう。その場合は、コート半分で行えばよい。