仕事の道楽化

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小学校教師の仕事(中学生からのインタビューにこたえて)

2015年01月13日 | 仕事
 昨年度は、6年生を担任していた。その時の教え子Sさんから、インタビューを受けることになった。Sさんの夢は、小学校の教師ということである。
 よって、私が、小学校教師の仕事について答えることになった。

次のように答えることにしようと考えている。

まず、職業インタビューに選んでもらったことに感謝します。精一杯考え、おこたえします。ただ、私個人の考えですので、他の先生にインタビューすると、また違うお話が聞けると思いますよ。
以下の7点をお聞きしたいということでしたので、順番におこたえします。


1 仕事の内容を教えて下さい。
2 なぜ、この仕事に就いたのですか。
3 この仕事のやりがいや喜びを教えて下さい。
4 この仕事でつらいと思うことは何ですか。
5 この仕事において気を付けていることは何ですか。
6 この仕事に必要なことはなんですか。
7 これからの夢や目標を教えて下さい。
8 この仕事を目指している人に一言お願いします。



1 仕事の内容を教えて下さい。

○ 周りの人が幸せになることなら何でもします。
特に、小学生の健全な成長につながることは何でもします。賢くなるための教育、優しく思いやりのある人になるための教育、たくましくなるための教育をします。


○ 実際には、授業が一番多く時間を取ります。
授業以外にも授業の準備や丸付け、他の先生達との打ち合わせや職員会議、そしてそれらの打ち合わせや会議のための資料作成、家庭訪問、運動会の準備、保護者との連絡や相談業務など、たくさんの仕事があります。


2 なぜ、この仕事に就いたのですか。
○ 素晴らしい先生に教えてもらっていたからです。
 小学校、中学校、高校の時の先生方にいつも恵まれていました。特に、小学校の時に担任してもらったT先生には、「子どもを育てることはいかに面白いか」「教師はどんな仕事をしているか」を教えてもらいました。朝の会の話や授業中の脱線話で、これまで受け持った子どものエピソードとして話してもらい、「教師もいいなあ」と考えたのが始まりでしょうか。

○ もともとは、専門的な技術を身につける仕事に就こうと考えていました。
 小学生の時は、大工さんや寿司屋さんになりたかったです。努力して技術を身に付けた職人さんはかっこいいと思いました。その頃は、「職人さんになれば、自分のがんばり次第で周りの人に信用してもらうことができ、メシが食っていけるようになる」と考えていました。
よく考えると、教師も専門的な技術を身につける仕事です。たくさん学んで、教え方を工夫し、子ども達が「たのしい」「分かった」「できた」という教育ができれば、周りの人に信用してもらうことができる仕事です。

 以下、次号に続く・・・。
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