☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

多様性インクルーシブの良さと大変さ

2024-02-11 | 学校関係
私がカナダに来た頃は、花火を打ち上げていいのは5月のビクトリアデーと7月のカナダデーのみ。だったような記憶。

この10年の間でも、祝日が増えたり、夏休みの中の祝日にも花火が上がったり、最近は秋ごろにインドのお祭りで、1月の新年はどうだったかなあ。。。。
数日前も夜に突然バンバン花火が上がってる音がして、2月上旬。。。「どこかの国のお祭りかねえ。。。」と家族と話し
「ああ!中国だ!春節だね!」

と、カナダに来た頃には無かったタイミングで花火が打ち上がる日も増えました。

学校行事にも変化があって、カトリック系はおそらく今も学校でイースター、クリスマスなど宗教的に大切な行事はお祝いをするのだと思いますが

パブリックの学校は多様性&インクルーシブの視点から、試行錯誤してるのを感じます。

私が習った幼児教育の観点では、異文化に触れ、知る良い機会。と捉え、特にクラスメイトが持つ文化背景を尊重するためにも 家族にも協力をいただいて、クラスの子供達に話をしてもらったり、写真やビデオを見せたり、本を読んだり、アクティビティをしたりと言った活動も推奨されていました。
個人的には小さい頃から視野が広がり、とてもよい経験にもなると思いました。

ただ、パブリックのスクールボードの方は、生徒の人数なども関係があるのだと思うのと、最終的には校長先生の判断になるのだと思うけれど、基本「学校での祝い事はしない」方針に変わっているみたいです

というのも、うちの子達がキンダーや低学年の頃は、バレンタインはカードを交換したり、ハロウィーンはコスチュームを来てきて、クラスでちょっとしたお菓子を交換したり、持ち寄りパーティーをしたり。なんてことがありました。

が、最近はそういったパーティーはしない傾向にあるみたいです

食べ物を持ってくることへの懸念は、アレルギーのリスクがあるので
アナフィラキシーリスクがある子達への配慮を考えれば、ここは仕方のないこと。また、宗教的に食べられないものがあるお子さんがいるのも実際のところで、学校から提供される食べ物には アレルギー配慮+Halalへの考慮(例えばヨーグルトやチーズなどの加工食品にはゼラチンが入っていないもの)がされています

パーティー(celebration)に関しては、とにかく多民族国家のため、ハロウィンやバレンタインも 西洋文化の1つとして伝統的ではあるけれど、じゃ、先住民伝統行事やお祝い事は? 西洋以外の国から来てる(何世紀もここで暮らしている)方達の文化や伝統行事、お祝い行事は?

と、ぜーーーーんぶに配慮すると、キリがなく、それこそ学校の学習をそれぞれの文化にフォーカスし、授業時間を使ってお祝いイベントをしてしまうと、他の学習時間への影響が出てきることも容易に考えられます

そんな事もあって、ある程度の異文化を学習要素としては取り入れても、イベント事にはしない。そんな方針なのかなと 感じています

なので、スクールボートではメーリングリストやHP、インスタグラムなどを活用して、世界各地のお祝い行事などがさらりと紹介されます

私はこれは初めてみましたが、つい先日 「節分」についてもインスタにあがっていました







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